DELL Vostro 14 3000(3458/3459)

Vostroシリーズは、中小企業および個人事業主をターゲットにした法人向けシリーズ(→Vostroノートの一覧はこちら)。その中で、Vostro 14 3000(3458/3459)は、14インチ液晶を搭載したコンパクトノートです。


イベントでVostro 14 3000に触ることができたので、特徴/スペックについて詳しく解説します。

( *2016/9追記：新しいVostro 14 3000(3468)が発売されました。Vostro 14 3000(3468)では、第7世代インテルCore iプロセッサ搭載モデルを選択できるほか、ホワイト/ブラック/グレーのカラーリングが用意されています。詳しくはVostro 14 3000(3468)レビューを参照してください。スペックの比較はこちら。)

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カラーオプションはブラック/マットメタリックレッドの2つ。


展示されていたのはブラックモデル。
天板には細かい模様が入っており、指紋や汚れがつきにくい仕様になっています。

Vostro 14 3000シリーズには、3458と3459の2つのモデルが用意されています。

3458と3459の主な違いは搭載可能なCPUです。

CPUには、インテルCeleronに加え、第5世代Core i3/5を選択可能。3種類の中から選べるのはうれしいですね。

●インテル Celeron 3215U (2M キャッシュ, 1.7GHz)
●第5世代インテル Core i3-5005U(3M キャッシュ, 2.0GHz)
●第6世代インテル Core i5-6200U(3M キャッシュ, 最大 2.8 GHzまで可能)

最も価格が安いのはCeleron。それほど負荷のかからないタスクを実行することが多く、パフォーマンスよりも価格を重視したい方にお勧めです。Coreプロセッサは、Core i3→Core i5の順番に性能が高くなるので、パフォーマンス重視ならCore i5がお勧めです。

いずれも超低電圧プロセッサーを採用しており、省電力化を実現しています。

メモリは標準で4GB搭載。現時点では、カスタマイズでこれ以上の容量に増設することはできないようです。

Web閲覧、メール、ビジネスアプリ、動画再生といったビジネスタスクを実行するには4GBのメモリ容量で十分でしょうから、それほど気にならないと思います。

Vostro 14 3000で搭載できるストレージはHDDのみ。高速アクセス可能なSSDのオプションは用意されていません。選択できるHDDの容量は500GBのみ。

グラフィックはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのみを使用可能。高性能なカードタイプのグラフィックは選択できません。なので、高い描画処理能力を必要とするタスクには不向きですが、このVostro 14 3000ではそうしたユーザーをターゲットとしていないので、あまり大きな問題とはならないでしょう。

トレイロード式 内蔵 DVD RW スーパーマルチドライブを搭載しています。

液晶には14インチパネルを搭載。


液晶パネルは、非光沢のアンチグレアタイプを採用しているため、照明などの映り込みが発生しにくく、目も疲れにくいので実用的です。

最大解像度はHD対応1366 x 768ドット。

14インチ液晶を搭載しているコンパクトノート。


最小構成の重量は1.94kg。ずっと持ち歩くには重いですが、ちょっと移動させるぐらいなら気軽に持ち歩けると思います。


厚さは23.35mmということで、一般的なノートと同じぐらいの厚みです。


横から見たところ。


液晶を開くとこんな感じ。


凸凹のない非常にすっきりとしたデザインになっています。

左側面部。


右側面部。

搭載している主な端子は、VGA出力、LAN、電源、USB 3.0 × 1、USB 2.0 × 2。映像出力端子はVGAのみ。最近普及の進むHDMIは搭載されていません。LAN端子はギガビット対応。USBは3.0が1つ、2.0が2つの合計3つを搭載。


底面部。バッテリは取り外し可能です。

Vostro 14 3000(3458/3459)は、最小構成が4万円台となっており、高いコストパフォーマンスを実現しています。

気軽に使えるコンパクトノートを探している人にお勧めです。

→VostroノートPC一覧ページ(DELL Webページ)を参照してください。