DELL XPS 13(2015年モデル)レビュー

XPS 13は、13.3インチ液晶を搭載したモバイルノート。

個人向けモデルに加えて法人向けモデルも提供されており、外に持ち歩くことの多いビジネスマンに人気を博しているとのこと。ここでは、ビジネスシーンでXPS 13を使う場合のメリットについて詳しく解説します。XPS 13のスペック/デザイン/特徴については、XPS13レビュー(個人向け)も参照してください。

また法人向けブランドのLatitudeシリーズからも薄型ベゼルのスリムノートLatitude 13 7000シリーズ(13インチ液晶)が提供されています。高い実用性を備えておりオススメです(Latitude 13 7000のレビューはこちら)。

・1）コンパクト/フットプリントが小さい
・2）堅牢性が高い
・3）性能が高いうえに使い勝手に優れる
・4）まとめ

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XPS13を手にして最初に思うのが非常にコンパクトだということ。上の写真を見れば、その小ささがよくわかると思います。

ボディが小さいので持ち運びがすごく楽。外に持ち出すのも苦になりません。


液晶の外枠にあたるベゼルの幅が非常に狭くなっている狭額縁筐体を採用しているため13インチノートなのに11インチノートと同等の大きさしかありません。


したがって、 フットプリント(設置面積)が小さく、狭い場所でも作業しやすいです。


特に外出先で机が狭い場合でも、快適な作業が可能です。カフェにある小さな机でも作業しやすいと思います。


これだけ小さいのでメインマシンの横に置いて作業するのもあり。こんな風に置いても邪魔になりません。


ボディは9-15mmと極薄。直線を基調とした凸凹のないフラットなデザインになっているのがわかります。


なので、鞄から出し入れするときも引っかかったりすることはありません。さっと取り出すことができます。ストレスを感じず取り出せるのはいいですね。


鞄の中での収まりもいい感じです。


こうしてみるとすごくコンパクトで薄いのがわかると思います。重量は最小構成で約1.18kg。無茶苦茶軽い！というわけではありませんが、外へ持ち出すのにそれほど苦労しない重さです。

XPS13は堅牢性が高いので安心して使える仕様になっています。なので、何より継続性が求められるビジネスシーンでも安心して使うことができます。


ボディにはアルミニウム素材を採用。


片手で持っていてもボディがたわんだりすることはなく、非常にしっかりとしたつくりになっています。なので持ち歩いているときも不安は感じないですね。


液晶周辺部には、強度の高いカーバ音ファイバ素材を採用しています。


ストレージにはHDDではなく耐衝撃性に優れたSSDを搭載しているので、万一落とした場合でも、データを失ってしまう危険性を減らせます。

XPS 13は、第5世代インテルCoreプロセッサ+8GBメモリ+SSDという構成になっており、基本性能は高め。


WIN SCORE SHAREでWindowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみましたが、全体的にスコアは高め。実際に操作してみましたが、非常にキビキビと動作してくれます。

グラフィックスはチップセット内蔵タイプのため、描画処理能力の必要なタスク(動画/画像編集など)には不向きですが、それ以外の一般的なタスク(Web/メール/SNS/ビジネスアプリ/動画再生)であれば快適な処理が可能だと思います。


液晶がすごくきれいですね。 精細感が非常に高く文字つぶれはなし。このモデルはフルHD(1920×1080ドット)パネルですが、QHD+(3200×1800)ドットの高精細パネルも選べます。


色合いも深いため動画も堪能できます。上の写真を見ておわかりのとおり、映像が非常に鮮やか。臨場感溢れる状態で楽しめます。動きの早いラグビーの試合も堪能できました。


また輝度が400cd/m2と通常のパソコンの2倍となっています。液晶がすごく明るいので、外出先で液晶を見るときも見やすいと思います。


コンパクトノートながら、キーボードはキーピッチが広く、窮屈さはありません。キー表面も滑りくいので、これなら快適なキータイピングが可能だと思います。

キーストロークがちょっと浅めですが、スリムタイプノートなのでこのあたりは仕方のないところ。

また、キーボードを強く押してもたわんだりしない構造なので安心して使えます。


XPS 13ではバックライトが用意されています。なので暗い所でも快適な操作が可能です。明るさは2段階の調整を実行できます。


タッチパッドも使いやすいですね。

あと騒音がすごく静か。負荷がかかる作業をしていてもほとんどファンの音が気になりません。ある程度静かな環境でも使えると思います。

バッテリ駆動時間は最大15時間と長め。このぐらいバッテリが持ってくれると、外出していてもバッテリ残量を気にしなくて済みます。ちょっと外出するぐらいであれば、ACアダプタ/ケーブルを持ち歩かなくてもいいかも。

スリープからの起動も高速です。液晶を閉じた状態からでも2-3秒で復帰できるので、ちょっと時間が空いたときにさっと取り出して使う場合もストレスが少ないと思います。


本体右横にメモリカードスロットが配置されていますが、SDカードを装着した場合、カード全体が収納されず一部飛び出したままなので注意が必要です。

以上、見てきたようにXPS 13はビジネス向けで威力を発揮できるモバイルノートに仕上がっているのがわかります。

特徴をまとめると次のとおり。

・コンパクト。フットプリントが小さい
・堅牢性が高いので持ち歩いても安心
・高性能。キビキビ動作してくれる
・液晶が明るく綺麗
・キーボードが使いやすい
・バッテリ駆動時間が長い
・アルミ素材のボディが美しい

まさにビジネスで使うモバイルノートにぴったりな特徴を備えていると思います。実用性に優れたモバイルノートをお探しなら超お勧めですよ！

→XPSノートPC一覧ページ(DELL Webサイト)