液晶の大きさと解像度

液晶を購入する際、最初に決定するのは、大きさです。 設置場所および予算を考慮した上で、購入可能な 最も大きなインチ数のモニタを選択するようにしてください。

24インチ以上のクラスであれば、画面にウィンドウを左右に2つ 並べて表示することができ、作業効率が大幅にアップします。

24インチを基準にして、さらに快適に作業したい場合には 24インチより大きなパネルを選ぶとよいでしょう。

ただし、大きさを決定する際には、解像度にも注目するようにしましょう。 解像度とは、画面に表示される領域のこと。たとえば1920×1080などと示されます。 この数字の意味は、1920が縦のドット数、1080が横のドット数を示します。 したがってこれらの数字が大きくなればなるほど 解像度が高くなり、精細感が高まるほか、表示領域が広くなります。

つまり、インチ数が大きくなっても、解像度が大きくなければ、 表示される範囲は同じであり、大きく表示されるだけになります。

たとえば、24インチ液晶と27インチ液晶の解像度が ともに1920×1080ドットの場合、表示される範囲は同じだということです。

また、仕様書に出てくる解像度は最大解像度の数値であり、 それ以下の解像度を設定することも可能です。 しかし、最大解像度以下の解像度を選択した場合、 液晶によってはにじみが発生することがあるので注意が必要です。

あと、PC側のグラフィックカードがその解像度に対応している必要もあります。 自分が希望する解像度が決まっている場合には、その解像度に対応したグラフィックカードを搭載しているかどうかを、あらかじめグラフィックカードの仕様書などで確認するようにしておきましょう。