レノボThinkPad T440sレビュー

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レノボThinkPad T440sレビュー

ここでは、レノボThinkPad T440sについて詳しくレビューしたいと思います。

レノボThinkPad T440sは、ThinkPadのハイパフォーマンスシリーズであるThinkPad Tシリーズに属するノートブック。その中でT440sは14インチ液晶を搭載したコンパクトノートです(ThinkPad Tシリーズの一覧はこちら)。

→参考:ThinkPad T440sとT450sの違い
【レビュー目次】
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1)スリムなボディ
同じTシリーズの14インチノートとしてT440pが用意されています。T440pが厚さ27.9-32.98mmなのに対し、T440sは20.65mmとなっており、T440sの方がスリムさにこだわったつくりになっています。

これ実際に手にしてみると、大きな差を感じます。1cm程度薄いと、すごく握りやすいし、見た目もスタイリッシュです。
デザインは、ブラックを基調とした落ち着いた仕上がりになっています。ボディの表面はつや消し加工になっており、手で触っても指紋や汚れがつきにくい仕様になっており実用的です。
凸凹のないフラットなデザインなので、余計にスリムさを感じます。
液晶部分を開けるとこんな感じになります。シャープな印象を与えますね。
雑誌と比較したところ。
持ってみたところ。重量は1.59kgなので、ちょっと持ち歩くぐらいなら気軽に携帯できます。
2)スペックをチェック!
T440sの主なスペックは次のとおり。

ThinkPad T440s

CPU
第4世代インテル Core i5/i7
メモリ
最大12GB
ストレージ
HDD/SSD
グラフィックス
インテルHDグラフィックス/
NVIDIA Geforce GT 730M
光学ドライブ
なし
ディスプレイ
14インチディスプレイ
・1600×900ドット光沢なし/
・1920×1080ドット光沢なし/
・1920×1080ドットマルチタッチ対応IPS
カラーリング
ブラック
端子類
USB 3.0 x 2、Powerd USB 3.0 x 1、LAN端子、VGA、miniDisplayPort、4 in 1 メディアカード・リーダー
バッテリ駆動時間
最大約10時間
(3セル+3セルバッテリー搭載時)
寸法
高さ:20.65 mm/ 幅: 331 mm/ 奥行き: 226 mm
重量
(最小構成)
約1.59kg
CPUには、パフォーマンスに優れた第4世代インテルCore i5/7プロセッサを搭載可能。メモリは最大12GBを搭載可能。ストレージには、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。

グラフィックはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのほかに、カードタイプのNVIDIA GeForce GT730Mも搭載可能。より高い描画処理能力を必要とするのであれば、高性能なカードタイプを選択することをお勧めします。

光学ドライブは搭載していないので注意が必要です。

液晶は14インチ。最大解像度が1600×900ドット、1920×1080ドットのパネルを選べます。パネルにはノングレアの非光沢パネルを採用しているので、映り込みが発生しにくく実用的です。またタッチパネル(1920×1080ドット)も選択できます。

3)高い基本性能を発揮
レビューしたThinkPad T440sのスペックは、インテルCore i7-4600Uプロセッサ/8GBメモリ/Nvidia GeForce GT730Mグラフィックス/256GB SSD。


インテルCore i7-4600Uはデュアルコア/4スレッドプロセッサです。

実際に操作してみましたが、キビキビ動作してくれます。もっさり感はなし。SSDを搭載しているので、データアクセスも高速です。


CINEBENCHでフラフィック処理能力を計測してみました。


結果は上のとおり。

グラフィックカード搭載モデルの中ではパフォーマンスは若干低め。Web閲覧、動画再生、ビジネスアプリ操作など、比較的負荷の軽いタスクの処理はストレスなく実行できると思いますが、より負荷のかかる動画/画像編集といったグラフィック処理作業だと、ストレスを感じるシーンもあるかもしれません。

ただし、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスと比べて、処理能力が段違いに高いので、インテルHDグラフィックス搭載モデルよりも快適な処理は可能です。
4)各パーツをチェック!
次にThinkPad T440sの各パーツについて詳しく見ていきます。
4-1)液晶
液晶は14インチパネルを搭載。
非光沢パネルなので映り込みはほとんど発生しません。最大解像度は1600×900ドット、1920×1080ドットのパネルを搭載したモデルを選べますが、レビューしたT440sでは1920×1080ドットのタッチパネルを搭載。
上のように複数のウィンドウを並べて表示することが可能です。

あと、1920×1080ドットのタッチパネルはIPSパネルを採用しているので液晶表示がすごくきれい。精細感高いのでくっきり表示されます。動画を視聴しているときも色鮮やかで臨場感溢れる映像を堪能できました。文字のにじみもなくきれいな表示です。
4-2)キーボード/マウス
キーボード部分。ブラックを基調とした落ち着いたデザインになっています。
キーは個々が独立したセパレートタイプを採用。
特に小さなキーが配置されていることもなく、すごく使いやすい。
十分なキーピッチを確保しているほか、キーストロークも結構深めです。
パームレストに手を置いてみただけですごく使いやすいのがわかります。なんていうのかな、手にしっくりくる感じ。実際に入力してみてもやはりすごく打ちやすい!

フルサイズキーボードなのでキーピッチが十分なのは当然として、キーストロークが深すぎもせず柔らすぎもせず絶妙な具合になっているんですよね。

カチャカチャという打鍵音もあまり気になりません。
キーボードの中央には、ThinkPadの代名詞ともいえるトラックポイントが配置されています。

キーボードを操作中に、キーボードから手を離すことなくポインタを移動できるので大変便利です。キー入力に集中したいときに重宝します。
タッチパッドの上部をクリックボタンとして使用できるようになっています。上の写真の赤い線が入っているところがそうです。トラックポイントとこのクリックボタンを使えば、キーボードから手を離すことなくクリック操作が可能です。
タッチパッドはクリックボタンと一体となったタイプを搭載。
十分な広さを確保しています。ただしタッチパッドのクリックボタン部分をちゃんと押さないと、上手く反応してくれないことがありました。

また、クリックした感触がちょっと柔らかめでふにゃっとしています。個人的には、もうちょっとカチッと押せる方が好きですね。このあたりは個人差があると思いますが・・・ 。
4-3)側面部/底面部
左側面部。USB端子×2、MiniDisplayPort、ヘッドホン端子が搭載されています。
右側面部。USB端子、LAN端子、VGA端子が配置されています。映像出力端子はMiniDisplayPortとVGAの2つ。普及の進んだHDMI端子は搭載されていないので注意が必要です。
底面部。
バッテリは脱着可能。
バッテリは非常に薄いです。

なおこのT440sの場合、内臓バッテリがあるので、電源をオンにしたままバッテリ交換が可能です。
4-4)ACアダプタ
今回の構成に同梱されるACアダプタは幅広型。
手の平に収まる大きさです。
重量は309g。
まとめ
レノボ ThinkPad X230 レビュー
ThinkPad T440sの特徴をまとめると次のとおり。

・Tシリーズの中ではボディを採用しており、スタイリッシュ
・高い基本性能を発揮できる
・多様なカスタマイズが可能
・使いやすいキーボードを搭載


スリム/コンパクトなボディで、基本性能のしっかりした実用性の高いノートを探している人にお勧めです。

詳しくは、ThinkPad T440s(レノボ公式Webサイト)を参照してください。

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