DELL Inspironデスクトップレビュー

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DELL
Inspironデスクトップレビュー

InspironデスクトップはDELLのエントリーデスクトップに位置づけられるInspironシリーズのモデルです。

Inspironデスクトップ(3670)レビュー
Inspironデスクトップには、ミニタワー/スリム/タワー/オールインワンのボディを採用したモデルが用意されていますが、このInspironデスクトップはミニタワー型のボディを採用しています。

Inspironデスクトップの主な特徴は次のとおり。

・ミニタワー型筐体を採用
・第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
・SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能
・グラフィクスにNVIDIA GeForce GTXシリーズ(1650)搭載モデルを選べる

ここでは、Inspironデスクトップの特徴/スペック等について詳しく解説したいと思います。

【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機。掲載している写真はInspironデスクトップ(3670)です。
1)エントリーデスクトップに位置づけられる

Inspironデスクトップは、デルのエントリシリーズInspironに属するデスクトップPCです。


デスクトップInspironシリーズには、このInspironデスクトップのほかにスモールデスクトップが用意されていますが、スモールデスクトップがスリムタイプの筐体を採用した省スペースマシンなのに対し、このInspironデスクトップはミニタワー型筐体を採用しており、より高いパフォーマンスを発揮できる仕様になっています。


上の写真の右がInspironスモールデスクトップ。非常にスリムなデザインに仕上がっているのがわかります(→Inspironスモールデスクトップレビュー)。


InspironデスクトップとB5サイズのノートを比べてみました。


幅はなんとか掴める大きさ。


奥行きはちょっと短めになっています。


24インチ液晶モニタに接続したところ。


ブラックを基調とした落ち着いたデザインを採用しているので、置き場所に困ることはないと思います。

*DELLの高性能なデスクトップとしてXPSタワーが用意されています。性能面ではXPSタワーの方が上で拡張性も優れているため、高い性能+拡張性を両立させたデスクトップを探している場合にはXPSタワーの方がオススメです(→XPSタワーのレビューはこちら)。


上の画像の左がXPSタワー、右がInspironデスクトップです。


前から見るとそれほど大きさは変わりませんが、奥行きについてはInspironデスクトップの方が短くなっているのがわかります。

2)スペックをチェック
【Inspironデスクトップの主なスペック】
 
New Inspironデスクトップ(3671)
CPU
インテル Core i3-9100 [4コア/4スレッド 6M キャッシュ , 4.2GHz プロセッサー インテル ターボブースト テクノロジー]

インテル Core i5-9400 [6コア/6スレッド 9M キャッシュ,4.1GHz プロセッサー インテル ターボ ブースト テクノロジー]

インテル Core i7-9700 [8コア/8スレッド 12M キャッシュ,4.7GHz プロセッサー インテルR ターボ ブースト テクノロジー 付き]
メモリ
8GB(1X8G), DDR4, 2666MHz

24GB メモリ: 8GB 2666MHz DDR4 DRAM + 16GB インテル Optane メモリ
HDD
1TB HDD(7200 回転)

256GB M.2 PCIe NVMe SSD + 1TB 7200 rpm 3.5インチ SATA HDD
グラフィックス
インテルUHD グラフィックス630
NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
光学ドライブ

なし/DVD-RW ドライブ (Reads and Writes to DVD/CD)

無線LAN/
Bluetooth
802.11bgn + Bluetooth
ポート類
背面:
USB 2.0 x 4、HDMI、VGA、LAN、3極オーディオジャック

前面:
USB 3.1 Gen 1 Type-A x 2、5-in-1メディアカードリーダー、オーディオ・コンボ・ジャック
拡張スロット
PCI Express x16 1基
PCI-Express x1 2基
寸法
幅160mm
×
高さ373.7mm
×
奥行き294mm
最小構成価格
(税抜・配送料込)
49,980円


CPUには第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサを搭載。

メモリは8GBを搭載可能。エントリクラスのデスクトップPCとしては、8GBのメモリを積んでいれば、ストレスを感じるシーンは少ないと思います。

ストレージは1TB HDDに加えて、256GB SSD+1TB HDDのハイブリッド構成も選択可能。ハイブリッド構成にすれば、高速アクセスと大容量データ保存のいいとこ取りが可能です。

インテルOptane(「オプテイン」と発音します)メモリ搭載モデルも選択可能。Optaneメモリは、HDDを高速化するためのキャッシュメモリとして使用されます。頻繁に使用するデータを保持できるので、PCの速度向上に寄与します。

大容量/安価のHDDとインテルOptaneのハイブリッド構成にすれば、HDDのみの場合に比べて処理速度を向上できます。

光学ドライブはDVDドライブを搭載できますが、非搭載モデルも用意されています。

グラフィックスには、CPU内蔵タイプに加えてNVIDA GeForceのハイエンドシリーズのGTX1650搭載モデルを選択可能。

GeForce GTX搭載モデルを選択すれば、高いレベルの描画処理能力を発揮できます。画像/動画の編集やゲームなどの用途に使いたい人にオススメです。

この構成を見る限り、Inspironデスクトップはエントリーレベルよりもちょっと上に位置づけられているのがわかります。一定のパフォーマンスを確保できるような構成になっています。

Inspironデスクトップは、有線LAN端子に加え、ワイヤレス機能(WiFi/Bluetooth)を標準で装備しています。

したがって、有線LANのケーブルを接続できない場所でも、ワイヤレス環境があれば、インターネットにアクセスできます。

搭載している端子類は、背面:USB 2.0 x 4、HDMI、VGA、LAN、3極オーディオジャック、前面: USB 3.1 Gen 1 Type-A x 2、5-in-1メディアカードリーダー、オーディオ・コンボ・ジャックです。

Inspironデスクトップのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。
プロセッサ:インテルCore i7-9700
メモリ:8GB
ストレージ:1TB HDD
グラフィックス:インテルUHDグラフィックス


インテルCore i7-9700は、8つのコアを搭載したプロセッサ。コア数が多いため、並列処理が得意です。


CINEBENCHベンチマークでCPUと描画処理能力をチェックしてみました。
CPU→1093cb:1000点台を記録しており、負荷のかかるタスクでなければ必要十分な性能を発揮できると思います。

負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
標準品質
1920×1080
5276
快適
最高品質
1920×1080
4202
普通
3)各パーツをチェック
Inspironデスクトップの各パーツをチェックしてみましょう。

前面部。光沢加工が施されています。

前面部上部の中央に光学ドライブが配置されています。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブのみを搭載可能。ブルーレイドライブは選択できません。なお、光学ドライブ非搭載モデルも用意されています(レビュー機は非搭載モデル)。


前面部の右上には、電源ボタン、ステータスライト、メディアカードリーダー、ヘッドホン/マイク端子、USB 3.1 Gen 1 Type-A×2が配置されています。

電源をオンにすると電源ボタンが点灯します。


この位置にUSB端子があると、USBデバイスが差しやすくていいですね。


前面部の一番下は通気孔になっています。


上面部。


左側面部。通気孔が2箇所配置されています。


右側面部に通気孔は配置されていません。

背面部。


上段の左には各種端子類が配置されています。

上から順にオーディオ端子、HDMI端子、VGA端子、USB2.0×4、LAN端子が配置されています。


上段の部分は少し奥に引っ込んだ仕様になっており、ケーブルやデバイスを挿したときでも出っ張りが少なくなるような構造になっています。


中段には拡張カード用のカバーが配置されています。この構成では、拡張カードは刺さっていません。


下段には電源端子が配置されています。

4)筐体内部をチェック
Inspironデスクトップは、背面部の右にあるネジを2つドライバを使って外すだけで簡単に側面部を取り外して筐体内部にアクセスできます。


筐体内部。右上に光学ドライブ、中央上段にCPU/ファンとメモリスロット、中段に拡張スロット、左下に電源ユニット、右下にストレージが配置されています。


メモリスロットは2基搭載。


拡張スロットは、PCI Express x16 1基、PCI-Express x1 2基を搭載。


右下には3.5インチドライブベイが配置されています。


タワー型ボディということでスペースに余裕があるのでカスタマイズ作業はしやすいと思います。
5)同梱物をチェック
Inspironデスクトップの同梱物をチェックします。


電源ケーブル。


同梱されるキーボードはUSB端子で接続する有線タイプ。


マウスも同様にUSB端子で接続する有線タイプです。
まとめ


以上、Inspironデスクトップについて詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

・ミニタワー型筐体を採用
・第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
・SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能
・グラフィクスにNVIDIA GeForce GTXシリーズ(1650)搭載モデルを選べる

Inspironデスクトップは、一般的なエントリマシンよりも高いパフォーマンスを発揮できるよう設計されたデスクトップです。NVIDIA GTXシリーズグラフィック搭載モデルを選択した場合、描画処理能力を必要とする作業もこなすことができます。