DELL XPSデスクトップ(8950)筐体内部レビュー

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XPSデスクトップ(8950)の筐体内部について解説します。
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XPSデスクトップ(8950)筐体内部レビュー

XPSデスクトップ(8950)はDELLの個人向けPCの中で最も高いパフォーマンスを誇るハイエンドシリーズXPSシリーズに属するデスクトップPC。

ここでは、XPSデスクトップ(8950)の筐体内部について詳しくチェックします。
*XPSデスクトップ(8950)の特徴・性能・スペック・デザイン等については、XPSデスクトップ(8950)実機レビューを参照してください。
XPSデスクトップ8950筐体内部レビュー
【参考】XPSデスクトップ(8950)動画
XPSデスクトップ(8950)に関する動画をYouTubeにアップ。筐体内部についても解説しています。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

【レビュー機のスペック】プラチナプラス
第12世代インテルCore i7 12700Kプロセッサ/16GB (2x 8GB) /512GB SSD + 1TB HDD/NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPERグラフィックス
1)背面部のネジを外せば筐体内部に容易にアクセス可能
XPSデスクトップ(8950)では、背面部に右上にあるカバーラッチを引けば、簡単に左側面部を取り外して、筐体内部にアクセスできる仕様になっています。
固定するためのネジがあるのでドライバでネジを緩めます。
緩めきってもネジは外れない仕様になっているため、ネジを紛失することはありません。
また、いちいちドライバを使うのが面倒であれば、ネジを緩めた状態にしておけば、いつでも筐体内部に簡単にアクセスできます。
カバーラッチを手前に引きます。力は必要ありません。軽く引けばOK。
側面部ロックが解除されます。上の画像のように、側面部の上部のロックだけが解除されるため、いきなり側面部全体が外れてしまうことはありません。なので側面部を手で押さえてなくて大丈夫です。
ロックが解除された状態で、手で側面部を少し上に持ちあげれば、側面部全体が外れます。ちなみに装着も簡単です。
側面部にはアルミニウム素材を採用。しっかりとしたつくりになっています。
通気孔部分を裏側から見たところ。ホコリ対策は特にされていない模様。
側面部裏側には、グラフィックカード/電源ユニット/光学ドライブの取り外し方がイラストで示されています。
最初にカバーラッチのネジを緩めておけば、後はツールレスで筐体内部にアクセスできるので非常にカスタマイズ作業がしやすいと思います。
2)内部構造をチェック
XPSデスクトップ(8950)の筐体内部をチェックします。XPSデスクトップ(8950)には、空冷タイプと水冷タイプが用意されています。
空冷タイプ。
水冷タイプ。
両タイプともお借りすることができたので、それぞれの筐体内部について見ていきます。
空冷タイプの筐体内部のつくりは上の画像のとおり。上の画像の上部左右に3.5インチドライブベイが1つずつ、中央にマザーボード、左下に電源ユニットが配置されています。
 

XPSデスクトップ (8950)の拡張性

メモリスロット
DIMM×4 (最大128 GBをサポート)
ベイ
最大で合計4(3.5HDD x 2/SSD x 2)
ODDベイ x 1
PCIスロット
合計3基:
PCI Express x16 1基
PCI Express x4 2基
XPSデスクトップ(8950)の主な拡張性は上のとおり(セットアップと仕様マニュアル / サービスマニュアル参照)。
筐体内部の上部右側に3.5インチドライブベイを配置。このマシンは、SSD+HDDのハイブリッド構成を採用しているため、この3.5インチドライブベイに1TB HDDが搭載されています。
3.5インチドライブベイの下に張り付く形で光学ドライブが配置されています。
下から見たところ。
マウントパーツを掴めば、ドライブベイは簡単に引き出せます。
左上にも3.5インチドライブベイが用意されています。この構成では空きの状態です。マウント用のパーツは見当たりません。
中央にマザーボードを配置。真ん中にCPU、右にメモリスロットとSSDスロット、CPUの下にもう1つのSSDスロット、その下にPCI Expressスロットが配置されています。
CPUが真ん中に配置されています。XPSデスクトップ(8950)では、空冷システム/水冷システムを選択できますが、このマシンでは空冷システムを採用。
CPUの上に配置されているヒートシンクが結構大きめです。
CPUの右隣にメモリスロット×4を配置。
このマシンでは、2×8GBのデュアルチャネル構成を採用しています(最大128 GBをサポート)。
メモリスロットのところは、スペースが確保されているため、
手を入れやすいですね。
メモリの取り替え、増設作業がしやすいと思います。
DDR5メモリを搭載しています。
メモリスロットの右側には、SSD用スロット、ワイヤレスカードが配置されています。このマシンでは、このSSD用スロットは使われていません。

CPUの下にもSSD用スロットを配置。この構成では、SSDが接続されています。

このSSD用スロットの下にPCI Expressスロットが配置されており、グラフィックカードが接続されています。このマシンには、NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPERグラフィックスを搭載。
グラフィックカードは、PCI Express x16スロットに接続されています。PCI Express x16スロットの上下にPCI Express x4が1基ずつ配置されていますが、グラフィックボード搭載モデルの場合、スペースがなくてPCI Express x4スロットを使用するのは難しそう・・・
こちらはNVIDIA GeForce RTX 3060 Ti LHRグラフィックス搭載モデル。
こちらの方がグラフィックスカードは大きめです。
グラフィックカードの下には電源ユニットを配置。他のマシンの場合、電源ユニットにシールが貼り付けられており、何Wのタイプなのか明示されているのですが、そのシールは見当たりません。確認したところ、レビュー機には750Wの電源ユニットが搭載されていることが判明しました。
こちらは水冷タイプ。
CPUクーラーの部分が空冷タイプと異なります。
CPUに取り付けられているパーツにホースが設けられており、
背面部の裏に取り付けられているラジエータファンで、中を流れる冷却液を冷やし、循環させる仕組みです。
ラジエータファンは結構厚みがありますね。
前面部の裏の部分の下部にファンを配置(写真は空冷タイプ)。
ここから吸気します。
こちらは水冷タイプ。
背面部上部の裏にもファンを配置。ここから排気します(写真は空冷タイプ)。
こちらは水冷タイプ。
前面部パネルも簡単に取り外せます。4箇所のロックを解除するだけでOK。
前面部パネルが外れました。力は不要です。
前面パネルは樹脂製のようで非常に軽量です。
前面部のパネルを外したところ。
空気を取り込みやすいよう、必要なパーツ類は右側に集められているのが分かります。
まとめ
以上、XPSデスクトップ(8950)の筐体内部について解説しました。

・側面部を外して簡単に筐体内部にアクセス可能
・ミニタワー型筐体を採用しており、内部スペースが広めでカスタマイズ作業がしやすい

という特徴を備えています。

*XPSデスクトップ(8950)の特徴・スペック・性能・デザイン等についてはXPSデスクトップ(8950)実機レビューを参照してください。