DELL Latitude 7300レビュー

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Latitude 7300の詳細なレビューを示します。
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Latitude 7300レビュー/評価

Latitude 7300は、法人向けのLatitudeシリーズに属するノートPCで、13.3インチ液晶を搭載しています。

→参考:Lattitudeシリーズの特徴/モデル一覧

Latitude 7300レビュー
Latitude 7300の主な特徴は次のとおり。

・13.3インチ液晶パネル搭載ノートPC
・コンパクト/スリムボディ
・高い基本性能を発揮できる
・アルミボディとカーボンボディを用意


ここでは、Latitude 7300について詳しくレビューしたいと思います。

*DELL Webサイトの製品ページを確認する
Latitude 7300詳細情報
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)アルミニウムボディ/カーボンファイバボディを用意
Latitude 7300では、カーボンファイバ織り込みを採用したボディとアルミニウム仕上げのボディの2つのボディが用意されています。
レビュー機は、カーボンファイバ織り込みを採用したボディ。カーボンファイバは、軽くて強度のある素材です。飛行機の翼などに使用されているほどの強度を誇ります。
表面に、カーボンファイバ特有の格子模様が入っているのがわかります。

触った感触は独特。金属製のすべすべした感触はなく、ちょっとしっとりとした感じで、触ると柔らかい感じがします。すべりにくいので、誤って落としてしまう危険性を減らせます。
黒がベースなので落ち着いた印象を与えます。
キーボードおよびパームレスト部分もブラックで統一。
強度のあるカーボンファイバ素材のため、堅牢性は高いですね。片手で持っても、ボディのたわみを感じることはありません。安心して持ち運べます。
こちらはアルミニウム仕上げのボディを採用したモデル。アルミらしい上質なデザインに仕上がっているのがわかります。
2)コンパクトなボディ
Latitude 7300は13.3インチという小さめの液晶パネルを搭載。
しかも、液晶の外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用しています。
このおかげでコンパクトなボディに仕上がっています。
B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。
厚さは、最厚部で18.45mm(カーボンモデル)とスリムな形状をしています。
コンパクトかつスリムなのですごく扱いやすいです。
重量は1.263kg(実測値)。13インチノートPCとしては標準的な重さ。
これぐらいの重さであれば、ちょっと移動するぐらいなら気軽に持ち運べると思います。
3)スペックをチェック(第8世代インテルCoreプロセッサ搭載)
Latitude 7300の主なスペックは次のとおり。
 
Latitude 7300スペック
液晶
(最大解像度)
■13.3インチ HD (1366 x 768) AG, 非-タッチ,
■ 13.3インチ FHD (1920 x 1080) AG, 非-タッチ
■ 13.3インチ FHD (1920 x 1080) AG, タッチ
■ 13.3インチ FHD Dynamic プライバシー (1920 x 1080) AG, 非-タッチ
CPU
第8世代 インテル Core i5-8265U プロセッサー (4 コア,6MB キャッシュ,1.6GHz,15W)
第8世代 インテル Core i5-8365U プロセッサー (4 コア,6MB キャッシュ,1.6GHz,15W, vPro-Capable)
第8世代 インテル Core i7-8665U プロセッサー (4 コア,8MB キャッシュ,1.9GHz,15W, vPro-Capable)
メモリ
4GB, 1x4GB, DDR4 非-ECC
8GB, 2x4GB, DDR4 非-ECC
8GB, 1x8GB, DDR4 非-ECC
16GB, 2x8GB, DDR4 非-ECC
16GB, 1x16GB, DDR4 非-ECC
32GB, 2x16GB, DDR4 非-ECC
ストレージ
M.2 128GB PCIe NVMe Class 35 ソリッド ステートドライブ
M.2 512GB PCIe NVMe Class 40 Opal 2.0 自己暗号化 SSD
M.2 256GB PCIe NVMe Class 40 Opal 2.0 自己暗号化 ソリッド ステートドライブ
M.2 256GB PCIe NVMe Class 40 ソリッド ステート ドライブ
M.2 512GB PCIe NVMe Class 40 ソリッド ステート ドライブ
M.2 1TB PCIe NVMe Class 40 ソリッド ステート ドライブ
グラフィックス
CPU内蔵タイプ
光学ドライブ
×
主なポート
Thunderbolt 3 x 1(電源供給およびDisplayPort対応)
USB 3.1 Gen 1 x 2(1ポートはPowerShare対応)
HDMI 1.4 x 1
外付uSIMカード トレイ x 1(オプション)
オプションの電源ボタンに装着されるタッチ式指紋認証リーダー x 1)
DC入力 x 1(7.4 mmバレル)
寸法
(cm)
【カーボン】高さ:17.42 mm(フロント) - 18.45 mm(バック)幅:306.5 mm | 奥行き:206.9 mm
【アルミ】高さ:16.57 mm(フロント) - 17.52 mm(バック)幅:306.5 mm 奥行き:206.9 mm
最小重量
(kg)
【カーボン】1.25kg
【アルミ】1.3kg

CPUには、第8世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。vPro対応プロセッサを選べます。

メモリは4GB/8GB/16GB/32GB搭載モデルを選べます。多彩なメモリ構成が用意されているので、価格重視であれば4GB、コスパ重視なら8GB、パフォーマンス重視なら16GB以上、というようにニーズに合わせて選択できます。

ただし、4GBのメモリ容量だと、負荷のかかる作業の場合、処理の遅延が発生する可能性があります。価格重視でパフォーマンスはそこそこでいいというのなら4GBでもOKだと思いますが、余裕のあるパフォーマンスを確保したければ、8GB以上のメモリを積むことをオススメします。

ストレージには高速アクセス可能なM.2 PCIe NVMeタイプのSSDを搭載。最小128GBから最大1TBのSSDを選択可能です。ただし、128GBだと、OSやプリインストールされているソフトウェアに占有されている領域の割合が高く、空き領域が少ないため、できれば256GB以上のモデルを選択した方が、使い勝手はいいと思います。

ビジネスノートPCとして基本性能は高めですが、グラフィックスはCPU内蔵タイプのため、カードタイプと比べるとグラフィック性能は低め。高い描画処理能力を必要とするタスク(動画/画像の編集など)には不向きです。
4)パフォーマンスをチェック
Latitude 7300のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。

CPU:第8世代 インテル Core i5-8365U プロセッサー (4 コア,6MB キャッシュ,1.6GHz,15W, vPro-Capable)
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD
グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(CPU内蔵)
CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。

CPU:cb→560cb:500点台を記録。一般的なタスクを実行する際、パフォーマンスに不満を感じることは少ないと思います。

ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。高速アクセスできるPCIe NVMe SSDを搭載しているだけあって高いスコアを記録しています。
Web閲覧、動画再生といった比較的負荷の軽いタスクであれば、ストレスなく処理できました。
5)使い勝手をチェック
■起動時間
起動(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。

1回目→17.86秒 / 2回目→17.66秒 / 3回目→17.02秒

約18秒で起動可能。あまり待たされる感じはありません。
■Webカメラ格納可能
最近発生しているWebカメラからの映像/画像流出を防ぐため、Latitude 7300では、Webカメラを格納できる仕様になっています。
Webカメラは液晶上部に配置されています。カメラの左にあるレバーをずらせば、Webカメラを格納して利用できないようにすることができます。
Webカメラが利用できない状態にあるとき、カメラの位置が赤くなっているので、どちらの状態にあるのかすぐに確認できます。
■液晶はフルフラットにすることができる
液晶部分はフルフラット状態にすることができます。複数の人で同じ画面を見たいときに便利です。
■サウンド
スピーカーは底面部の前面部寄りの左右に配置されています。
この位置にスピーカーがあると、床に反射して広がりのあるサウンドを楽しめます。
実際に音楽を聴いてみたところ、すごく高音質というわけではありませんが、それほどシャカシャカする感じもなく、ビジネスノートPCとしては十分なレベルだと感じました。
同梱されるMaxxAudioProアプリケーションを使えば、自分好みのサウンドにチューニングすることができます。
6)各パーツをチェック
Latitude 7300の各パーツをチェックします。
液晶は13.3インチパネルを搭載。
視野角が広く、斜め方向からでも表示をハッキリ確認できるほか、表示も綺麗なのでおそらくはIPSパネルを搭載していると思われます。
自分で撮影した写真を映し出してみました。精細感が高く、色の表現も鮮やか。黒もしっかり表現できています。
文字つぶれもなく、見やすいパネルですね。非光沢パネルを採用しているため、照明などの映り込みが少なく、いちいち液晶の角度を調整しなくても済むほか、目の疲れを軽減できるため、使い勝手はいいと思います。
キーボード。
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
テンキーは搭載していません。電源ボタンがキーボードの右に配置されています。
Enterキーの左隣のキーが少し小さめですが、使いづらさは感じませんでした。
キーストローク(キーを押す深さ)は標準的なノートPCと同程度。打鍵感は柔らかめで適度な反発があり、押しやすいです。キーの端を押すだけでしっかり反応してくれるので、ストレス無く使えます。
キーピッチは約18mm(実測値)。
それほど窮屈な感じはありません。コンパクトノートPCですが、快適なキータイピングが可能。
タッチパッドはクリックボタンが別になったタイプを採用。表面はさらさらしており、快適に操作できます。
クリックボタンの幅も広く押しやすいです。 押し込み幅もちょうどいい感じ。軽く押すだけで反応してくれます。
パームレストはしっとりとした感触。
右側面部。
写真左から順に、ユニバーサル オーディオ ジャック、外付uSIMカード トレイ(オプション)、microSDカードリーダー、USB 3.1 Gen 1(PowerShare対応)、Noble Wedgeロックスロットが配置されています。
microSIMカードを装着してみました。
一番奥まで挿した状態で少しだけはみ出しているのがわかります。
左側面部。
写真左から順に、電源端子、Thunderbolt 3(電源供給およびDisplayPort対応)、HDMI 1.4、USB 3.1 Gen 1が配置されています。Thunderbolt 3は、対応デバイスと接続すれば、最大40Gbpsでデータを転送できます。
電源端子に電源ケーブルを接続したところ。電源ケーブルを接続する際には、左側面部に多少のスペースが必要になります。
背面部に端子類は配置されていません。
前面部の中央には、液晶を開くときに指を引っかけるための窪みが設定されています。
底面部。通気孔が大きめに取られているのがわかります。
7)同梱物をチェック
Latitude 7300の同梱物をチェックします。
ACアダプタと電源ケーブル。
ACアダプタはコンパクトなつくり。ケーブルは巻きつけておくことが可能です。
平べったい形状をしているのがわかります。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は315g。
各部名称などを示したペーパーも同梱されています。
Latitude 7300のレビューまとめ

以上、Latitude 7300について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

・13.3インチ液晶パネル搭載ノートPC
・コンパクト/スリムボディ
・高い基本性能を発揮できる
・アルミボディとカーボンボディを用意


実用性に優れたコンパクトノートPCに仕上がっていると思います。

*詳細については、Latitude 7300詳細情報(DELL Webページ)を参照してください。

*記載された情報は記事記載時点のものです。お読みいただいた時点の製品構成とは異なる可能性がありますので、必ずDELL公式サイトをご確認頂くようお願い致します。