重さは
約1.4kg、薄さは
約21.2mmとなっており、外に持ち出すのに丁度いい大きさ。前の方が薄く、後ろの方が厚くなるデザインになっています。
女性担当者に持ってもらいました。
女性でも持ちやすい大きさだと思います。
横から見たところ。極薄!というところまではいきませんが、かなりスリムなのがわかります。
ボディにはシルバーを基調とした落ち着いたデザインを採用。
非常に滑らかな質感で、洗練されたイメージを醸し出します。エントリノートとは思えない上質なデザインになっています。
天板の周辺部は滑らかな曲線になっており、Inspiron 11のデザインにおける大きな特徴となっています。
Inspiron 11の主なスペックは次のとおり。
【新しいInspiron 11 3000シリーズのスペック】
|
エントリータッチパネル
(Celeorn搭載) |
エントリータッチパネル
(Pentium搭載) |
OS |
Windows 8 64ビット |
Windows 8.1 64ビット |
CPU |
インテルCeleorn N2810 |
インテル Core Pentium 3556U |
メモリ |
4GB |
グラフィックス |
インテルHDグラフィックス |
HDD |
500GB SATA HDD(5400回転) |
ディスプレイ |
11.6インチ
マルチタッチディスプレイ
(1366×768ドット) |
重量 |
1.43kg |
バッテリ駆動時間 |
約9時間23分 |
約8時間20分 |
価格 |
49,980円 |
54,980円 |
大きな特徴はコンパクトなボディにタッチパネル液晶を標準で搭載している点。
担当者によると、このInspiron 11 3000シリーズは、外に気軽に持ち出してタブレットの代わりに使用もらえるよう設計したとのこと。
最近タブレットが流行していますが、長文を入力する場合、ソフトウェアキーボードでは打ちづらいですよね。なので、そうしたシーンでこのInspiron 11 3000シリーズを使ってもらいたいとのこと。
タッチパネル搭載なのでタッチ操作できるし、ノートPCなのでキーボードも装備しており文字も打ちやすい。しかもコンパクトなので外へも持ち出しやすく、バッテリ駆動時間も8〜9時間と長め。デザインもなかなか格好いい。
さらに最小構成で4万円台とお求めやすい価格も実現しています。
なるほどなあ。DELLが11.6インチノートという小型ノートをこのタイミングで販売したのにはこうした理由があったのですね。
またDELLではこのInspiron 11 3000シリーズを、1日中充電することなく使用できる「コードレス」パソコンと位置づけています。「コードレス」パソコンの中で、Inspiron 11 3000シリーズは気軽に持ち運べる自分専用ノートとして定義されています。
あと、このInspiron 11には、「落下」「水漏れ」「過電流」「盗難」に対応する1年間の偶発損害保証が標準でついてきます。Inspiron 11は外に持ち出す機会が多いでしょうから、こうした偶発損害について保証されるのは心強いですね。
次に各パーツについて見ていきましょう。外側がシルバーを基調としているのに対し、内部はブラックをベースとしたデザインになっています。
液晶の大きさは11.6インチ。最大解像度は1366×768ドット。タッチパネルを標準で搭載しており、液晶パネルは光沢パネルを採用しています。
全面ガラス加工になっています。ベゼル幅はちょっと広め。光沢パネルを搭載しているので、映り込みが発生しています。
キーボード部分。
コンパクトノートでありながら、標準的なキー配置となっています。変則的な配置となっていないので使いやすいと思います。
キーはそれぞれが独立したセパレートタイプを採用。
ちょっとキーを操作してみましたが、それほど窮屈さは感じませんでした。
タッチパッドはクリックボタンが一体化されたタイプを採用。タッチパッドは十分な広さが確保されており、ポインタをスムーズに移動できます。
右側面部。左から順に、メモリカードリーダー、USB端子、LAN端子が配置されています。
ボディの薄さを確保できるよう、LANケーブルを接続するときは、下側を押し開く構造になっています。
左側面部。右から順にヘッドホン/マイク端子、USB×2、HDMI端子、電源端子が配置されています。
USB端子は左右に合計3つ(2.0×1、3.0×2)配置されており、映像出力端子はHDMIのみです。コンパクトノートとしては十分だと思います。
前面部左にはステータスランプが配置されています。
底面部。天板と同様シルバーを基調としたデザインになっています。継ぎ目がなく、筐体内部にはアクセスできないような構造になっているので、パーツ/バッテリの交換を自分で行うことはできません。
細部まで気を配ったデザインになっているのがわかります。
以上、発表会で触ったInspiron 11について詳しくレビューしました。まとめると次のとおり。
・11.6インチ液晶搭載ノート。コンパクトなので気軽に外に持ち運べる
・最大9時間のバッテリ駆動時間を確保しているため、一般的な作業であれば充電することなく1日中使用でき、「コードレスパソコン」として使える
・タッチパネルを標準装備しており、タッチでの操作が可能。タブレットの代わりに持ち歩ける
・1年間の偶発損害保証がついており安心
Inspiron 11は、スタイリッシュなノートを気軽に外に持ち歩きたい人にお勧めのノートに仕上がっています。パフォーマンスを抑える代わりに、4万円台というお求めやすい価格を実現しており、セカンドノートとしてもオススメです。
→InspiornノートPC一覧ページ(DELL Webページ)