ここではDELLが新たに立ち上げたWindowsタブレットブランドVenue 8 ProとVenue 11 Proの違いについて詳しく解説したいと思います。
Venue 8 ProとVenue 11 ProはいずれもOSにWindows 8.1を搭載したタブレット端末ですが、液晶の大きさ、重量、薄さが大きく異なるため、訴求するユーザーが大きく異なります。
(写真左が8 Pro、右が11 Pro)
スペックを比較すると次のとおり。
【Venue 8 ProとVenue 11 Proのスペックの違い】
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Venue 8 Pro |
Venue 11 Pro
インテルAtom |
Venue 11 Pro
インテルCore i |
液晶 |
8インチIPS
(1200×800ドット) |
10.8インチIPS フルHD
(1920×1080ドット) |
液晶の大きさは、Venue 8 Proが8インチ、Venue 11 Proが10.8インチ。解像度もVeneu 11 ProはフルHDに対応しています。なので表示領域の広さでは11 Proに軍配が上がります。 |
CPU |
インテルAtom Z3740 1.8GHz クアッドコア |
インテルAtom Z3770 2.4GHz クアッドコア |
インテルCore i3 4020Y/
インテルCore i5 4210Y/4300Y |
8 ProではAtomプロセッサしか搭載できませんが、11 ProではインテルCoreプロセッサを選択可能。より快適に作業したいのなら11 Proがオススメです。 |
OS |
Windows 8.1 32ビット |
Windows 8.1 32ビット |
Windows 8.1 64ビット |
メモリ |
2GB DDR3 1333MHz |
2GB DDR3L-RS 1600MHz |
4GB DDR3 1600MHz/8GB DDR3 1600MHz |
ストレージ |
32GB/64GB eMMC |
64GB/128GB/256GB SSD |
バッテリ |
8時間駆動
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最大10時間駆動/
交換可能
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バッテリ駆動時間はそれぞれ8時間、11時間となっており、1日中外出していても、バッテリ残量を気にしなくて済むレベル。ただしVeneu 11 Proはバッテリを交換できる仕様になっているので予備のバッテリを持ち歩いて交換することが可能です。 |
主な端子類 |
micro-USB×1/ヘッドホンとマイクのコンボジャック×1/microSDカードスロット×1
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フルサイズUSB 3.0×1/ヘッドホンとマイクのコンボジャック×1/microHDMI×1/microSDカードスロット×1/NFC
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11 ProにはフルサイズのUSB端子を搭載。これにより、USBメモリなどのUSB機器を接続して使用することが出来ます。 |
カラー |
ブラック/レッド
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ブラック
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サイズ |
厚さ8.9mm×幅216mm×奥行き130mm
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厚さ10.2〜15.4mm×幅298mm×奥行き177mm
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重量 |
395g
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772g〜835g
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重量は8 Proが395gなのに対し、11 Proは772g〜。実際に両方を持ってみましたが、8 Proがなんとか片手で持ち続けられるのに対し、11 Proは両手で持つか、机の上に置いて使うのがベターだと思います。 |
以上、見てきたように、同じWindows 8.1タブレットとはいっても、Veneu 8 Proと11 Proでは特徴が大きく異なります。外でも気軽にWindowsマシンを使いたい携帯性重視なら8 Pro、画面の大きさ/処理能力重視なら11 Proがオススメです。
【タブレットVenue 8 Proレビュー】
Venue 8 Proは8インチ液晶搭載のWindows 8.1タブレット。重さは395gしかなく、片手で軽々持つことができます。バッテリ駆動時間も8時間を確保。気軽に外出先で利用できます。詳しくは、
Venue 8 Proレビューを参照してください。
【タブレットVenue 11 Proレビュー】
Venue 11 Proは10.8インチ液晶搭載のWindows 8.1タブレット。インテルAtomプロセッサ、Core i3/5プロセッサを選択できるほか、バッテリを交換可能。詳しくは、
Venue 11 Proレビューを参照してください。