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Latitude 10の詳細なレビューを示します。Latitude 10の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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Latitude 10は、10.1インチ液晶を搭載したWindows 8タブレットです。DELLらしいこだわりが詰まったタブレットに仕上がっています。
現在、DELLで提供しているタブレットはこのLatitude 10のみ。当初は法人向けモデルとして登場しましたが、2013/1より個人向けにも提供されることになりました。 Latitude 10には、スペックが簡素化されたLatitude 10 EssentialsとLatitude 10の2つのラインアップが用意されていますが、ここではLatitude 10を使った感想を中心に述べていきたいと思います。 [スポンサーリンク]
Latitude 10を初めて持ってみた思ったのは、非常に薄くて持ちやすいということ。
厚みは10.5mmしかなく、非常にグリップしやすいです。 背面部はさらさらとした感触で、滑りにくい素材を採用しているため、指が滑ったりすることはく、非常にグリップしやすいです。 重量は692gあり、タブレットとしては標準的な重さ。なので、軽い!という感じはしないですね。ずっと片手で持っていると疲れます。膝の上や机の上に置いて使うのが現実的です。 液晶の表面には、Gorillaガラスを採用。非常に強度があり、キズがつきにくいという特性があります。以前、DELLの担当者が、Gorillaガラスにドライバを強く押しつけるデモを行ったことがありましたが、まったく傷がつきませんでした。 タブレットの場合、液晶表面を触る機会が多いため、これだけ強度があると安心ですね。 全面ガラス加工になっているため、すごくスマートな印象を与えます。表面は光沢加工処理されているので、映り込みが発生しやすいです。あと、フレーム部分がちょっと広めなのが気になりますね。もうちょっと狭いと、デザイン的に良かったのに・・・ 液晶の表示はすごく綺麗。精細感があるうえに、色の描写も鮮やかです。これなら動画/写真を堪能できると思います。 最大解像度は1366×768ドット。 Yahoo!のトップページを表示したところ。10.1インチ液晶なので、これぐらいの解像度が妥当ですね。割と広い表示領域を確保できています。 Latitude 10は縦表示もできます。Webブラウザなど、縦に長い画面の場合には、縦表示した方が見やすいですね。回転表示も、それほどタイムラグなくできて、イライラさせられることはありません。 Latitude 10では、周りの明るさに応じて液晶の明るさを自動的に調整してくれる機能がないので、手動で調整する必要があります。 最初は、どこで調整していいのかわからず往生したのですが、画面右端の部分を、右からスワイプして表示されるチャームメニューの設定から実行できることがわかりました。 「設定」をタップしたら、「ディスプレイ」をタップします。 表示されるバーを指で上下すると明るさを調整できます。 iPadとLatitude 10を比べてみました。Latitudeの方が縦長なのがわかります。 文字を入力する際には、ソフトウェアキーボードを使用しますが、入力箇所をタップしても自動的に表示されないのでいちいち手動で起動しないといけないのがちょっと面倒。ソフトウェアキーボードを起動するには、タスクバーにあるキーボードのイラストをタップします。 するとソフトウェアキーボードが使えるようになります。キーボードの操作感はいいですね。キーを押すとすぐに反応してくれます。 Latitude 10の背面部にはバッテリが装着されており、これを取り外して交換することが可能です。タブレットでバッテリを交換できるモデルはほとんどないのですごく貴重。 バッテリを交換できることにより、外出先に予備のバッテリを持って行って交換できるほか、バッテリの寿命が切れそうになった場合に新しいバッテリに交換できます。いちいちDELLで交換してもらう必要がないので実用性が高いですね。 ただし、その分、デザインは多少犠牲になっています。デザイン命!のアップルなら絶対あり得ないだろうな。さすが実用性重視のDELLです。 バッテリを取り外すのは簡単。背面部にあるバッテリラッチを左にスライドさせます。 するとバッテリが少し浮き上がるので、指でひっかけてバッテリを本体から外します。 バッテリを取り外したところ。 本体が薄いので、バッテリもスリムです。 背面部の両サイドにスピーカーが配置されています。スピーカーの音質はタブレットPCとしては素晴らしい。高音がシャリシャリすることもなく、聞きやすいと思います。 左側面部。音量調整ボタンが配置されています。 このボタンを押すと、画面左上にバーが表示されます。+を押すと音量がアップし、-を押すとダウンします。 底面部。電源コネクタ、マイクロUSB端子が配置されています。 右側面部。イヤホン端子、USB、HDMI端子が配置されています。 上面部。 左側に、画面回転ロックボタン、電源ボタン、電源LED、メモリカードリーダーが配置されています。 電源をオンにするには電源ボタンを長押しします。また電源オンにした状態で電源ボタンを押すとスリープ状態になります。 画面回転ロックボタンを押す度に、回転のオン/オフを切り替えられます。画面左上に、どっちの状態なのかを示すメッセージが表示されます。 Windowsエクスペリエンスインデックスの値で、Latitude 10のパフォーマンスをチェックしてみました(最高スコアは10)。 CPUはインテルAtom、メモリは2TG。タブレットPCということで、スコアは低めです。 Latitude 10は、OSがWindows 8なので、従来のWindowsのアセットをそのまま利用できるというメリットがあります。ただし、iPadなどのタブレット端末と違い、電源を押せばすぐに起動できるわけではありません。Windows 8なので、従来のWindowsと比べて高速起動が可能ですが、それでも電源ボタンを押してから少しは待つ必要があります。 ただ、電源オンの状態で電源ボタンを押すとすぐにスリープ状態になり、この状態からだと電源ボタンを押せばすぐに起動します。なので、高速起動したい場合にはスリープ状態にしておくといいかも。 同梱されているACアダプタ。 コンパクトなので持ち歩きしやすいと思います。 電源ケーブルは底面部の端子に接続します。充電状態になると白色のランプが点灯します。 展示イベントで、Latitude 10がプロダクティビティドックに装着されていました。このドックは、オプションで購入できますが、ちょっとLatitude 10を立てかけておきたい場合に重宝します。使いたいときにさっと使えるのでスマートですね。 前面部にはUSB端子とヘッドホン端子が配置されています。 背面部には、電源端子、USB端子×3、LAN端子、HDMI端子を搭載しており、Latitude 10の機能を拡張することができます。 USB端子にキーボードとマウスを接続し、HDMI端子を使ってモニタと接続することで、外出先から戻ってきたら、一般的なPCと同じような使い方をすることもできます。いちいちケーブルを接続しなくてもいいので楽ですね。自動的に充電もできるので、Latitude 10をヘビーに使い込みたい人は、このドックを導入したほうがいいと思います。 ドックへの装着はすごく簡単。ドック側の端子にLatitude 10をはめ込むだけです。 電源ケーブルを接続している場合、充電状態になると白色のランプが点灯します。 以上、Latitude 10について詳しく見てきました。まとめると次のとおり。 【Latitude 10のまとめ】 ・非常に薄くて持ちやすい。背面部もさらさらしており、滑りにくい仕様になっている ・液晶表示の精細感が高い。動画/写真を鮮やかな画面で楽しめる ・液晶表面に強度のあるGorillaガラスを採用しており、傷がつきにくい ・バッテリを交換できる Latitude 10は、DELLらしい使い勝手重視のタブレットに仕上がっています。実用性に優れたWindows 8 タブレットをお探しの方にお勧めだと思います。 →Latitudeシリーズ(DELL Webページ) |