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28インチ液晶モニタP2815Qの詳細なレビューを示します。P2815Qの購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
28インチ液晶モニタP2815Qの詳細なレビューを示します。P2815Qの購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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デルの発表会と4Kモニタイベントで、28インチパネル搭載の4KモニタP2815Qに触ることができたので詳しくレビューしたいと思います。 [スポンサーリンク]
その最大の特徴はなんといっても価格。4K出力に対応していながら69,980円という、破格の安さを実現しています。
ぼくの知っている限りでは、4Kモニタでここまでの安さを実現したモデルはないですね。DELLからは他に4Kモニタとして、UP3214Q(31.5インチ)とUP2414Q(23.8インチ)が提供されていますが、それぞれ価格は約30万円、約10万円となっており、価格だけみれば、このP2815Qが28インチで約7万円と、圧倒的なコストパフォーマンスの高さを実現しています。 会場には2台のP2815Qが展示されていましたが、そのうちの1台にはExcelの表が全画面表示されていました。ちょっと遠目からでは何が表示されているのかわかりにくいのですが、 これすべて数字が入った表です。こうやって見ると、解像度の高さを実感できますね。 表示も鮮明度が高く、にじんだりしていないので見やすいと思います。 ただし、正直言って表示が非常に小さい!指と比べるとこんな感じとなり、小ささがわかると思います。28インチパネルという比較的大きなパネルを搭載していても、4K出力すれば、これだけ表示が小さくなるんですね。 HDの4倍の表示領域が確保できるので、多くのデータを表示したい人、複数のウィンドウを並べて効率的に作業したい人向きといえます。 こんな風に、左右に分割しても十分作業できます。 【P2815Qの主なスペック】
P2815Qの主なスペックは上の表のとおり。 液晶パネルにはコストパフォーマンスに優れたTNパネルを搭載。視野角は垂直方向で160°、水平方向で170°となっており、IPSパネル搭載のU2414Qがいずれも178°となっているのと比べると、視野角が狭くなっています。 パネルには非光沢タイプのノングレアを採用しているので、照明などによる映り込みが発生しづらく、実用的です。 リフレッシュレートは30Hz。なので、ゲームなど激しい動きの描写にはちょっと向かないかもしれません。 デル4Kモニタのラインアップは、このP2815Qの登場により、UP33214QとUP2414Qを加えて、計3つのモデルとなりました。 UP3214QとUP2414Qは、デルのハイエンドモニタシリーズであるUシリーズに属しており、高い画質と忠実な色再現性を実現するPremierColorテクノロジーを搭載。なので、映像/写真の編集、CAD制作などのプロフェッショナル/クリエイター向けのモニタに位置づけられています。 一方のP2815Qは、Uシリーズの下位に位置づけられるプロフェッショナルシリーズに属しており、高いデザイン性/スクリーンパフォーマンスを実現しつつ、コストパフォーマンスにも配慮しています。 【デル4Kモニタの比較】
P2815QがUPシリーズの2モデルと違う点として ・コストパフォーマンスに優れたTNパネルを搭載している ・PremierColorテクノロジーを搭載していない という2つが挙げられます。 なので、P2815Qは、高画質/忠実な色再現性が求められるプロフェッショナルワークではなく、広い表示領域を確保することで効率的な作業が可能となるオフィスワーク(設計、金融、地図、データサイエンティストなど)に最適なモニタだということができます。家庭でも、デュアルモニタ構成にしている場合、P2815Qを導入することでモニタ1台に集約することができ、効率アップを図ることが可能です。 会場に展示されていたもう1台のP2815Qには、4K動画のスナップショットが表示されていました。 最初見たとき、ちょっともっさりした感じがしましたが、これは隣に上位モデルであるUP3214Qが展示されていて、その画質のすばらしさに目を奪われたからかもしれません。 上の写真では、ちょっと白っぽく映っていますが、実際はもうちょっと落ち着いたトーンになっています。 左右の視野角を確認してみました。 スペックでは水平方向で170°の視野角を確保。 イベントで表示されていた画像。すごく精細感があって綺麗。 細かい部分を見てみてもすごく美しい。 発表会では動画を見ることができなかったのですが、4Kモニタイベントでは4K動画を見る機会を得られました。 リフレッシュレートの値が30Hzと低く、滑らかな表現は難しいのではないか、と思っていましたが、実際に見てみると、思っていたよりも綺麗!個人的には、一般的な4K動画であれば、十分堪えられるレベルだと思います。よろ滑らかな表現が必要となるゲームとなると、ちょっと厳しいかもしれませんが・・・ もちろん動画を堪能するには、出力側の性能も重要。この日、接続されていたのは、コンシューマ向けモデルよりもハイスペックなワークステーションのPrecisionノート。やっぱり4Kを存分に楽しむには、高性能なマシンを用意した方がいいでしょうね。 ベース部分/スタンドはシルバーを基調としたシンプルなデザインになっています。 横から見たところ。それほど設置面積をとっていないのがわかります。 背面部。従来のDELLモニタと同じく、シルバーとブラックのツートンカラーになっています。スタンドには、ケーブルを通すための穴が設けられています。 このスタンド部分は簡単に取り外すことができます。取り付けにあたってはVESAに対応しているので、VESA規格のアームなどに装着することが可能です。 P2815Qでは、調整機能も充実しています。まずは左右回転機能。左右45°まで回転することができます。 ただ、回転しようとしたとき、ベース部分を押さえないと、ちょっと固くて回転することができませんでした。このあたり、販売時には改善されるのかな・・・ 高さ調整機能も搭載。 調整幅は115mm。 もちろんチルト(前後傾斜)機能も搭載。液晶の傾きを調整できます。 また、縦横回転(ピボット)機能も搭載しています。 これだけの解像度を持つパネルを縦表示できるので、縦に長いアプリ(Webブラウザなど)を頻繁に利用する人にとってはありがたいかも。 回転するのにそれほど力はいりません。ただし、縦横回転しても、自動的に画面表示を切り替えてくれる機能は搭載していないので、手動で切り替える必要があります。 背面部の中央下部に各種端子類が配置されています。カバーを装着可能。 搭載している端子類は上の図のとおり。出力端子として、DisplayPort(1.2)、Mini-DisplayPort、HDMI1.4(MHL 2.0)が用意されています。 P2815Qのマニュアル(PDFファイルが開きます)を参照すると、標準でDisplayPortケーブル(ミニDP対DP)が付いてくるので、P2815QのMini-DisplayPortとPC側のDisplayPortを接続するのに使用できます。 DisplayPort出力端子を搭載しているので、ディジーチェーン接続が可能です。 USBアップストリームポートを備えており、PC側でUSBケーブルで接続することで、残りのUSB 3.0ダウンストリームポートを利用できます。できれば、このUSB端子が側面部にあると使いやすかったんでけどね。残念ながら、USB端子は背面部にしか用意されていません。USB 3.0アップストリームケーブルは標準で付いてきます。 端子類が背面部の中央下部に配置されているため、そのままでは接続しづらいのですが、このP2815Qは縦横回転が可能なので、縦位置にすれば、上の写真のように、簡単に接続作業を行うことができます。このとき、ケーブル類がからまないよう注意が必要です。 縦表示したときに注意しなければならないのが視野角。というのもP2815Qのパネルは、水平方向の視野角は170°を確保していますが、垂直方向は160°となっており、水平方向よりも狭くなっているからです。 横向きで表示しているとき、下からのぞき込むことは少ないので、この視野角の狭さはあまり問題とはならないのですが、縦表示にして、左斜め方向から見ると、かなり見づらくなります。 写真ではわかりづらいかもしれませんが、この角度からだと画面がちょっと黒ずんで、何が表示されているのかを判別しづらかったです。正面から見る際には問題はなく、この角度から見ることも少ないと思いますが、縦表示で使うことの多い人は、視野角のことを念頭に置いておいた方がいいかもしれないですね。 このように人と比べてみると、P2815Qの大きさがよくわかると思います。 ベゼル幅もそれほど分厚くなく、野暮ったい感じはまったくしません。 周辺部はシルバーを基調としたデザインとなっています。 モニタの調整は、右下にある4つのボタンを使って行います。 明るさやコントラストの調整、入力ソースの切替などの操作を行えます。 会場に展示されていた24インチ液晶モニタと比較してみました。左の2台が24インチモニタ(UP2414Q/P2414H)で、右に展示されているのが28インチパネル搭載のP2815Qです。 サポートについてですが、他のDELLモニタと同様、良品先出しサービス/プレミアムパネル保証がついています。標準で3年間の保証がついており、オプションで4年/5年に延長することが可能です。 梱包箱も見せてもらいました。すごくシンプルです。 こちらは上位モデルのUP3214Qの梱包箱。イラストが描かれていますが、P2815Qではイラストはなし。 梱包材はすべて段ボールを使用しており、発泡スチロールは使われていません。 以上、DELL28インチ4K液晶モニタP2815Qについて詳しく見てきました。まとめると次のようになります。 【P2815Qのまとめ】 ・4Kパネル搭載のため最大解像度は3840x2160ドットと非常に広い表示領域を確保 ・7万円を切る価格設定は、4Kモニタとしては衝撃的 ・コストパフォーマンス重視のためTNパネルを搭載 ・非光沢パネル搭載のため映り込みが発生しにくい P2815Qは、7万円を切る価格で4K対応の広い表示領域を実現した28インチモニタ。オフィスワークで4Kパネルを使って作業効率をアップさせたい人/企業にオススメのモニタに仕上がっています。 →モニタ一覧ページ(DELL Webサイト) 液晶モニタについて
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