DELL Inspiron 11z レビュー ファーストインプレッション

Inspiron 11zは、11.6インチ液晶を搭載したコンパクトノート。ミニノートよりもワンランク上に位置づけられます。


カラーリングとしては、ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ピンク、ホワイト、パープルの7色が用意されているので、好みの色を選択できます。レビュー対象のInspiron 11zはピンク・カラー。天板部分は光沢加工処理されているので、透明感のあるピンクになっています。


目に付いたのは、その薄さ。出っ張りのないフラットなデザインで23.5mmの薄さを実現しているので、非常にすっきりとした印象を与えます。 重量は約1.39gなのでモバイルノートとして使用することができます。

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CPUには超低電圧版のインテルCeleronプロセッサを搭載。標準電圧版に比べてパフォーマンスは劣りますが、ミニノートで搭載しているAtomプロセッサよりも性能が高いため、より高速な処理が可能です。

バッテリ駆動時間は標準バッテリで最大約3時間。外出先で使用するにはちょっと心許ないですね。最大6時間可能なオプションの大容量バッテリも搭載されているため、外出先で長時間使用する場合にはこちらのバッテリも用意しておくとよいでしょう。


液晶は11.6インチ、最大解像度は1366x768ドット。この大きさの液晶としては高めの解像度だと思います。一回り大きな13.3インチ液晶を搭載したInspiron 13zも最大解像度は同じです。この解像度だと、ブラウザでインターネットを閲覧している場合も、それほど頻繁に縦方向にスクロールする必要はないためストレスは少ないですね。


液晶自体は、光沢加工されたグレアタイプ液晶なので、精細感のある表示が可能ですが、その分、照明などの映り込みが発生しやすくなっています。上の写真でも、映り込みが発生しています。


キーボードは、17.5mmのキーピッチを確保。デスクトップレベルのキーピッチ(19mm)と比べて狭くなっていますが、11.6インチ液晶ノートというコンパクトさを考えれば、がんばっているほうだと思います。実際、入力する際、それほど窮屈さは感じませんでした。


Inspiron 11zでは、タッチパッドとクリックボタンが一体化されていますが、正直ちょっと使いづらいですね。キーボードを大きくすることを優先させるため、タッチパッドの占有面積を少なくしたのだと思うのですが、クリックボタンを省略したことにより、誤動作が頻繁に発生しました。私の操作方法が悪かったのかもしれませんが、結構ストレスが溜まります。


上の写真は一回り大きなInspiron 13zのキーボード部分。タッチパッドの下にクリックボタンがあるのがわかります。



大きさとA4サイズの雑誌とほぼ同じ。


非常にコンパクトなので持ちやすいです。


外部出力端子としてHDMI端子を搭載しているので、液晶テレビなどに簡単に接続して、PCに保存されている画像/映像を再生できるのは便利です。