DELL Inspiron 15z レビュー

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DELL
Inspiron 15zレビュー:15インチ液晶搭載のUltrabook

Inspiron 15zは、DELL初となる15.6インチ液晶を搭載したUltrabook。この大きさの液晶を搭載したUltrabookは珍しいですね。それでいながら薄さは21mmしかありません。すごくスリムです。また、光学ドライブも搭載しています。薄さだけでなく、実用性にもこだわっています。

A4ノートのため重量は約2.1kgと重め。DELLとしては外に持ち出すのではなく、家庭でいつでもどこでも使用できることを想定したつくりにしているそうです。つまり、Ultrabookの特徴の1つである高速起動を活用することで、いつでもどこでも高速に立ち上げることができストレスなく使用することができるというわけです。

CPUには、インテル第3世代Core i5/7プロセッサを搭載可能。メモリは最大で8GB搭載できます。

グラフィックスはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスか高性能なディスクリートタイプ(Nvidia GeForce GT630M 2GB)を選択可能。なのでディスクリートタイプを選べば、高い描写能力が必要な作業(動画や画像の編集)なども快適に行うことができます。

搭載できるOSはWindows 8です。

Inspiron 15zレビューボディにはアルマイト加工されたアルミニウム製を採用。艶があってとても綺麗。表面はヘアライン加工されています。

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天板 少しざらつきがあるため、天板部分を手で触っても、べったり指紋が付くことはありません。ヘアライン加工のおかげで、角度によって見え方が異なるのがいい感じです。

レビュー 液晶を開いてみましょう。

キーボード
キーボードの周囲は、天板と同じ加工になっており、統一感があります。

Inspiron 15z厚さ
そしてUltrabookであるInsiron 15zはすごくスリム!最厚部でも21mmしかありません。

薄い
こうやって持ってみると薄さが際立ちます。しかも凸凹のないデザイなので、余計にスリムに見えます。

持ってみた
Inspiron 15zを持ってみました。15.6インチノートなのでそれなりに大きめ。

持ってみた

前から見るでも前から見るとすごく薄いのがわかります。とてもA4ノートとは思えない。

すごく薄い

重い
片手で持ってみました。2.1kgあるので、片手だとさすがに重い。

片手
この写真の撮影時、手がちょっとプルプルしてしまいました。

雑誌
雑誌と比べてみました。

液晶
液晶は15.6インチのグレアタイプの光沢液晶を採用

光沢液晶 グレアタイプは、色の鮮やかさを表現しやすいため、動画を視聴している場合などに威力を発揮しますが、その反面、どうしても照明などの映り込みが発生しやすいというデメリットもあります。上の写真では、映り込みが発生しているのがわかります。Inspiron 15zで選択できる液晶パネルは光沢タイプのみです。できればオプションで非光沢タイプの液晶パネルも選択できると良かったんだけど。

フレーム
このInspiron 15zではフレームと液晶が一体化されたEdge-to-Edgeのデザインではなく、フレームと液晶が別々になっています。なのでちょっと野暮ったいイメージになっています。

解像度
Inspiron 15zの液晶の最大解像度はHD対応の1366×768ドット。折角15.6インチの大型液晶を搭載しているのですから、フルHD対応の1920×1080ドットにも対応してもらいたかったなあ。15.6インチ液晶なら、1920×1080ドットの解像度でも、文字が小さすぎて見づらいということはないと思うので、より表示領域が広くなって作業効率をアップできると思うんですけど・・・

Yahoo
Yahoo!のトップを表示させたところです。別のウィンドウでDELL Webページを出してみましたが、やはり複数のウィンドウを並べて表示するのは難しそうです。

液晶表示
動画を見てみました。ちょっと青みがかっている感じですね。

視野角
斜め方向から見ると画面がちょっと黒ずんで見えます。

なおInspiron 15zでは、オプションでタッチパネル搭載モデルを選択できます。Windows 8は、タッチパネルとの親和性が高いため、指で直感的に操作したい人はタッチパネルを検討してみてもいいかもしれません。

タッチパネルの反応は素晴らしい!イライラさせられるシーンはほとんどありませんでした。

Inspiron 15z キーボード
次にキーボードについて見ていきます。

キーピッチ
キーボードのキーピッチは、デスクトップのキーボードとほぼ同じ約19mmを確保。なので非常に操作性に優れており、ブラインドタッチも問題無く行うことができました。

キーボード
Enterキー
Enterキーの右横にもう一列キーが配置されています。

セパレートタイプ
セパレートタイプのキーを採用しており、隣のキーとの間が空いているので、誤って隣のキーを打ってしまう可能性は低いです。キーの表面はちょっとつるつるしており、すべりやすいかもしれません。

入力操作
キーボード操作しているところ、窮屈な感じはまったくしないです。ただし、キーストロークはちょっと浅めで固い感じがします。Ultrabookということで薄さを追求しているため、その分、キーストロークが浅めになったのかもしれません。

バックライト
キーボードにはバックライトが設定されており、暗い環境でも快適にキー操作を行うことができます。

バックライト操作
バックライトのオン/オフを切り替えるには、FnキーとF6キーを同時に押します。バックライトの明るさは2段階で調整可能です。

タッチパッド
タッチパッドも適度なざらつきがあり使いやすいです。思ったところにポインタを移動できるのでストレスが溜まりません。また、Ultrabookの場合、薄型化のためタッチパッドとクリックボタンが一体になったものを搭載しているモデルがあるのですが、Inspiron 15zではちゃんとクリックボタンが別になっています。

一体になったタイプのものは、クリックボタン部分を押しても反応しないことがあり、イライラさせられるのですが、このInspiron 15zでは、クリックボタンをしっかり押し込めるので反応もいいです。ボタンの幅も十分な大きさを確保しているので押しづらいこともありません。

タッチパッド
タッチパッド部分の大きさもちょうどいい感じ。狭すぎると使いづらいし、広すぎるとキーボード操作に親指の付け根が触れて、意図せずポインタが動いてしまうことがあるのですが、このタッチパッドは絶妙な大きさです。

タッチパッドオフ
Inspiron 15zでは、タッチパッドの操作をオフにする機能が備わっています。キーボード操作に集中したい場合に便利な機能です。

オン/オフの切り替えは簡単。FnキーとF3キーを同時に押すだけです。

タッチパッドの上にあるランプが点灯するとタッチパッドがオフ状態になっていることを示します。もう一度FnキーとF3キーを同時に押せば、タッチパッドがオンになり、ランプが消えます。

パームレスト
パームレストには天板と同じ加工が施されており、汚れが付着しにくくなっています。なので長時間触っていても汗でべとついたりすることはないので快適です。

Inspiron 15z 前面部
前面部。

ステータスランプ
左側にステータスランプが配置されており、PCの状態を確認できます。

スピーカー
前面部近くの底面にスピーカーが配置されています。Inspiron 15zでは、Waves MaxxAudio 4およびSkullcandyスピーカーを搭載。

スピーカーがこの位置にあると、音が床に反射するので音の広がりを感じます。音楽を聴いてみたのですが、ちょっと高音がしゃりしゃりして重低音も今一つ。音にこだわる人には物足りないかもしれませんが、バックグランドで聞く分には問題ないレベルだと思います。

右側面部
右側面部。本体手前(写真左)から順に、カードリーダー、USB 3.0端子×2、光学ドライブが配置されています。

Inspiron 15z光学ドライブ
光学ドライブはトレイ方式。搭載できる光学ドライブはDVDスーパーマルチのみ。ブルーレイドライブは選択できません。でも、この薄さで光学ドライブを搭載しているのはさすが。光学ドライブがあるとないのとでは、使い勝手に大きな差が出ますからね。

左側面部
左側面部。 本体手前(写真左)から順に、ヘッドホン端子、USB3.0×2、HDMI端子、LAN端子、電源コネクタが配置されています。

USBは左右に3.0端子が2つずつ搭載されています。ただし映像出力端子はHDMI端子のみ。VGA端子は搭載されていないので注意が必要です。

底面部
底面部。バッテリは内蔵型です。

あとInspiron 15zでは高速起動が可能。スリープ状態から数秒での起動を実現しています。これなら、使いたいときにストレスなくすぐに使えますね。起動時間ではタブレットPCと遜色ないレベルのため、文字入力が多い場合には、タブレットPCではなくInspiron 15zを使ったほうが入力が楽でしょう。

片手で開く
また細かいところですが、片手で液晶を開くことができます。

Inspiron 15z
一般的なノートだと、片手で液晶を開こうとすると、本体部分も一緒についてきてしまい、もう一方の手で本体を押さえる必要があるのですが、このInspiron 15zでは片手だけで開くことができます。

レビュー
こうした細かい工夫により、使い勝手が向上しています。こうした配慮はうれしいですね。

ボタン
キーボードの右上には、各種コントロールにアクセスするためのボタンが3つ配置されています。

制御
左のボタンを押すと、上の画像に示したウィンドウが表示され、各種設定を制御できます。即座に、ディスプレイの明るさ、音量を調整したり、ワイヤレスのオン/オフを切り替えたりすることができるので便利です。

サウンド
キーボードの右上にある真ん中のボタンを押すことで、再生するサウンドに最適な効果を選ぶことができます。 用意されているのは、ゲーム、音楽、ムービー、音声通話の4つ。簡単に切り替えることができて便利です。

Launch manager
右のボタンを押すと、Dell Instant Launchに割り当てる機能を選択して、このボタンを押したときに呼び出す機能を決定できます。頻繁に使用する機能を割り当てるといいでしょう。

ACアダプタ
ACアダプタもA4ノートとしてはコンパクトな形状をしています。

Inspiron 15z エクスペリエンスインデックス
マシンの性能を示すWindows エクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました(各項目の最高値は9.9)。

全体的に中程度のスコアを記録しています。グラフィックスは、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのため、相対的にスコアが低めになっていますが、動画の再生程度であれば、まったく問題なく処理することができます。

CrystalMark 3.0
ベンチマークテスト(CrystalMark 3.0)を使用してInspiron 15zのパフォーマンスをチェックしてみました。このベンチマークでは、ストレージの読み書きをテストすることにより、そのパフォーマンスを確認できます。

CrystalMark 2004R3
ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)を使用してInspiron 15zのパフォーマンスをチェックしました。

マニュアル
同梱されているマニュアルは、薄っぺらい紙1枚のもの。

マニュアル
セットアップ方法、パーツの名称など、Windows 8の使い方など、最低限の情報のみが記載されています。

My Dell Support Center
スタート画面には「My Dell Support Center」というタイルが存在、これをクリックすると、

FAQ
上のような画面が表示されます。ここからFAQ、取扱説明書にアクセスすることができます。

Inspiron 15zレビュー

Inspiron 15z Ultrabookのポイントをまとめると次のようになります。

【Inspiron 15zのまとめ】
・薄さを追求するUltrabookでありながら、15.6インチの大型液晶を搭載。しかも光学ドライブを備える
・高速起動が可能なので使いたいときにすぐ使える
・落ち着いた質感の高いデザインを採用

このように、Inspiron 15zはUltrabookでありながら、15インチの大型液晶および光学ドライブを搭載しており、家庭で存分に使える仕様になっています。Ultrabookの特徴である、薄さ/高速起動はそのままに、大画面でDVDの映画を楽しんだりすることが可能です。薄さを追求しつつも、パフォーマンスや使い勝手で妥協していない大画面液晶ノートを必要とする方にお勧めです。

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