DELL Inspiron 580s レビュー 背面部

ここでは、Inspiron 580sの背面部について見ていきます。




上部の左側に端子類が配置されており、右側には排気口が設定されています。
詳しく見てみましょう。


一番上には、HDMI端子、その下にはアナログのVGA端子が配置されています。このInspiron 580sの大きな特徴として、標準構成でHDMI端子を搭載している点が挙げられます。したがって、液晶テレビなどにHDMIケーブルを使って接続して、高精細な映像や画像を楽しむことができます。

これまでのDELLデスクトップでは、HDMIを使用するのに別途グラフィックカードを購入する必要があったのですが、このInspiron 580sでは標準で搭載されているので、気軽に美しい映像を堪能できるようになりました。HDMIは、1本のケーブルで映像と音声をやりとりできるので、接続が簡単になっています。

ただ、液晶モニタの場合、古いタイプだとHDMI端子が搭載されていないことが多いので、そういう場合にはVGA端子を使って接続 してやる必要があります。VGAはアナログタイプでデジタルタイプに比べて画質が劣るので、できればデジタルのDVI端子を搭載してほしかったのですが。。。DVI端子が必要な場合は、別途DVI端子を搭載したグラフィックカードを選択する必要があります。


VGA端子の下には、コネクタ類が配置されています。まずはUSB 2.0端子×4とネットワークコネクタ。
Inspiron 580sに搭載されているネットワークコネクタは、ギガビットネットワークに対応しているので、自宅でギガビット環境を構築している場合は高速ネットワークを活用できます。

その下には、オーディオ関係の6つのコネクタが配置されています。それぞれの役割は次のとおり。

上段左	サイトL/Rサラウンドコネクタ(銀色)-サラウンドスピーカーを接続します。
上段中	リアL/Rサラウンドコネクタ(黒)-マルチチャネル対応サウンドスピーカーを接続します。
上段右	センター/サブウーハーコネクタ(橙色)-サブウーハーを接続します。
下段左	マイクコネクタ(ピンク)-マイクを接続します。
下段中	ライン出力コネクタ(緑)-ヘッドフォンやアンプ内蔵型スピーカーを接続します。
下段右	ライン入力コネクタ(青)-カセットプレーヤーやCDプレーヤーなどを接続します。

その下には、拡張カードスロットが配置されています。PCIまたはPCI Expressカードを増設することができます。このInspiron 580sには、拡張カードスロットとして、PCI Express×16が1つ、PCI Express×1が1つ、PCIが2つ装備されています。

今回導入した構成では、拡張カードは何も搭載していません。したがって、4つのスロットすべてが空きスロットになっています。


背面部の下部には電源コネクタが配置されています。電源ケーブルを接続する場所ですね。

左にある緑色のランプは電源装置診断ライトです。電源を使用できる状態にある場合にはランプが点灯します。赤色のスイッチは電圧セレクタスイッチです。定格電圧を選択するときに使用します。