DELL Inspiron 620 レビュー 背面部

ここでは、Inspiron 620の背面部について見ていきます。



背面部の上段部分の左側に電源コネクタが配置されています。電源ケーブルを接続する場所ですね。上段部分の右側には排気ファンが配置されており、筐体内部の熱せられた空気を排出します。

その下にある赤色のスイッチは電圧セレクタスイッチです。定格電圧を選択するときに使用します。さらに下にある緑色のランプは電源装置診断ライトです。電源を使用できる状態にある場合にはランプが点灯します。


次は背面部の中段を見てみましょう。左側に背面パネルコネクタが、右側に排気口が配置されています。


配置されているコネクタは、USB 2.0端子×6とネットワークコネクタ。Inspiron 620に搭載されているネットワークコネクタは、ギガビットネットワークに対応しているので、自宅でギガビット環境を構築している場合は高速ネットワークを活用できます。

その下にはHDMI端子。HDMI端子は、普及の進んだデジタル端子。液晶テレビなどに接続して高画質な画像を表示することができます。HDMIケーブル一本だけで音声と映像の両方をやりとりできるので、接続に手間がかかりません。

さらに下にはVGA端子。この端子は古くからあるアナログ出力端子です。
VGAとHDMIを比較すると、HDMI端子のほうが画質に優れいてるため、HDMIを優先的に使用すると良いでしょう。

その下には、オーディオ関係の3つのコネクタが配置されています。それぞれの役割は次のとおり。

左	マイクコネクタ(ピンク)-マイクを接続します。
中	ライン出力コネクタ(緑)-ヘッドフォンやアンプ内蔵型スピーカーを接続します。
右	ライン入力コネクタ(青)-カセットプレーヤーやCDプレーヤーなどを接続します。

その下には、拡張カードスロットが配置されています。PCIまたはPCI Expressカードを増設することができます。


このInspiron 620には、拡張カードスロットとして、PCI Express×16が1つ、PCI Express×1が3つ装備されています。

今回導入した構成では、これらのスロットがすべて空きになっています。