Inspiron Mini 10vは、
10.1インチ液晶を搭載したミニノート。非常にコンパクトですが、デザイン面にも気を配っているのが特徴です。天板部分は光沢処理が施されており、見た目が非常に綺麗。持っていることで満足感を得ることができます。その反面、汚れや指紋などが付きやすくなっているので、いつも綺麗にしておくには、こまめに拭き取ってやる必要があります。Inspiron Mini 10vでは、7つのカラーリングの中から選択できますが、このMini 10vはパープルです。
なかなかパープルというカラーリングは見かけないので、かなり新鮮です。他の人とはひと味違うパソコンを持ちたいという欲求があるのならおすすめです。
Inspiron Mini 9に比べ、筐体が一回り大きくなっているため、
キーボード部分が大型化されています。このため、キーピッチが広くなっており、打ちやすさが向上しています。これならブラインドタッチも大丈夫そう。
キーボードの大型化に伴い、タッチパッドのスペースが少なくなったため、
クリックボタンが取り除かれました。この結果、タッチパッドの下の部分を指で押して代用する形になります。上の写真のタッチパッド部分の下にマークが入っていますが、これがクリックボタンに該当する場所です。慣れないうちは、ちょっと使いづらいかも。
Inspiron Mini 9の後継機がMini 10vということは、やはり8.9インチ液晶では小さすぎるという判断なのかもしれません。たしかに、キーボードの大きさを考えても、8.9インチ液晶搭載ミニノートだと、打ちにくく、実用性で疑問符がつくのは事実です。今後、ミニノートのスタンダードは10.1インチ液晶搭載ということに落ち着いていくのでしょうか。