DELL Studio XPS 9100 レビュー パフォーマンス

ここでは、Windowsエクスペリエンスインデックスの値を使ってStudio XPS 9100のパフォーマンスをチェックします。この値は、各マシンの環境に応じて異なってくるので、あくまで参考としてください。

Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。現在、スコアの範囲は1.0〜7.9です。この数値が高ければ高いほど、処理性能が高いことを示します。

このStudio XPS 9100の構成は次のとおり。

OS	Windows 7 Home Premium 64ビット版
CPU	インテルR CoreTM i7-960 プロセッサー (3.20GHz, 8MB L3 キャッシュ)
メモリ	DDR3 9GB(2GB x 3, 1GB x 3)
HDD	1TB(7200回転)
グラフィック	ATI Radeon(TM) HD 5870 1GB (DVIx2/HDMI/DP)

基本スコアの見方

6〜7	高速なHDDが備わっていて、マルチプレーヤーや3Dゲーム、HDTV(高精細テレビ)の録画や再生など、グラフィックを多用する高性能のエクスペリエンスをサポートできます。
4〜5	Windows 7の新機能を実行できます。また、複数のプログラムの同時実行をサポートできます。
3	Windows Aero と Windows 7の多くの新機能を基本レベルで実行できますが、Windows 7の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利用できない場合があります。
1〜2	オフィスの生産性向上アプリケーションの実行やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのコンピュータは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行するための性能は不足しています。

HDDを除くすべての項目で最高スコアに近い7以上を記録。これらの値から、このStudio XPS 9100が非常に高いレベルの基本性能を確保していることがわかります。 実際に使用していて、処理待ちでイライラさせられることはありません。非常に快適です。さすがDELLのハイエンドデスクトップだけあります。



このStudio XPS 9100では、CPUとしてクアッドコアのインテル Core i7-960 プロセッサーを搭載。ハイパーススレッディングテクノロジーにより、8つのコアが動作しているように見えます。ワークロードを同時処理する場合に威力を発揮します。上のタスクマネージャの画面で、「CPU使用率の履歴」領域が6つに分割されており、6つのコアとして動作しているのがわかります。

高性能なグラフィックカードを搭載しているため、動画再生能力が高いのも特徴です。負荷の高い3Dゲームも快適に楽しむことができます。またサウンドも充実。重低音のしっかりしたリアルなサウンドを堪能できます。

また、稼働中、騒音が少ないのも特徴です。静かな環境で使用していてもあまり気になりません。