Surface Book レビュー

Surface Bookの詳細なレビューを示します。
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Surface Bookレビュー
Surface Bookはソフトウェアの巨人マイクロソフトが提供するノートPC。

・液晶部分を切り離してタブレットとして使える2-in-1ノート
・高い基本性能
・シルバーをベースとした洗練されたデザイン


といった特徴を備えており、ニーズに合わせて使い分けしたい人/ノートPCでもパワーを必要とする人から人気を集めています。

Surface Bookレビュー
ここでは、Surface Bookの特徴/性能/使い勝手等について詳しくレビューします。

*マイクロソフトからはタブレットタイプのPCとしてSurface Pro4も用意されています(→Surface Pro4レビュー)。

【レビュー目次】
(*レビュー機はメーカーからの貸出機です)
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1)液晶部分を切り離せる2-in-1ノート

Surface Bookの最大の特徴は、液晶部分を取り外して、タブレットPCとして使える点。

通常のノートPCと同様のキーボードが搭載されているので、液晶を取り外さない場合は、普通にノートPCとして使うことが可能です。


液晶部分を取り外すには、ファンクションキーの一番右から2つめのボタンを長押しします。

するとボタンのランプが点灯し、「カチッ」という音がして、自動的にロックが解除されます。


液晶の右下に「取り外しできます」というメッセージが表示されます。


後は、液晶部分を上方向に持ち上げるだけ。力を入れなくても簡単に取り外せます。


液晶は13.5インチパネルを搭載。タブレットとしては大きめの液晶なのですごく見やすいです。


非常にスリムなボディです。




重量は約722g。すごく軽いわけではありませんが、ボディのバランスがいいせいか、それほど重く感じません。


接合部はこんな感じ。


液晶部分の接合部です。

液晶部分を接続するのも簡単です。

接続する際は、接合部に近づけると磁石の力で誘導されるので、そこに軽く置くだけ。強く押し込む必要はまったくありません。


接続すると「接続済み」というメッセージが表示され、キーボードが使えるようになります。

この脱着のところはすごく良くできていますね。ストレスなく脱着することが可能です。


キーボード部分薄いけど、堅牢なつくりになっています。


キーボード部分のみの重量は863g。


タッチパネルの反応はすごくいいですね。快適に操作可能です。


もちろん縦表示も可能。


タブレットPCとして使えるので、机の上に置いて操作したり、膝の上に置いて作業したり、と自分の好きな姿勢で使えます。


こんな風に、メインPCの横に置いて使うことも可能。

2)特徴的なヒンジ
Surface Bookでは、これまでのノートPCとは異なる特徴的なヒンジを採用しています。


横から見ると、よくわかりますが、ヒンジ部分が丸くなっていますよね。


蛇腹みたいな構造になっており、形状に合わせて伸縮することで、液晶部分の角度を自由に調整できる仕組みになっています。






こんな感じで自在に調整することが可能。


このヒンジだと、しっかり固定されるのか心配になりますよね。


でも、実際にいろんな角度に調整してみても、角度が変わってしまうことはありませんでした。

Surface Bookはタッチパネルを採用しているので、指で画面を強く押すこともありますが、それでも液晶が動いてしまうことはありません。なかなかしっかり固定できています。


ヒンジ部分を上からみるとこんな感じ。




なおキーボードを接合した状態でSurface Bookの液晶を開く際、キーボード部分を押さえなくても、片手だけで開くことができました。




細かい部分ですが、サッと使えるので使い勝手が向上すると思います。
3)上質なデザイン

Surface Bookは、明るめのシルバーを基調としたデザインを採用。


光が当たるとすごく綺麗。


天板、側面、キーボード、キーボード周辺、底面部までシルバーで統一されています。


天板部分は指紋や汚れがつきにくく実用的です。


質感が高く、高級感がありますね。


液晶部分のブラックとシルバーのツートンカラーがすごく綺麗。




細かいところまで、よく作り込まれていると思います。


液晶部分、キーボード部分ともスリムなので、シルエットがとても綺麗です。

4)コンパクト

Surface Bookはコンパクトなボディを実現しており、持ち運びしやすい仕様になっています。


雑誌とくらべるとこんな感じ。雑誌よりも一回り大きいのがわかります。


キーボードを接合した状態での重量は約1.5kg。ちょっとずっしりしますが、なんとか持ち歩ける重さ。


一番厚みのあるところで約22.8mm。


片手でつかみやすい厚みです。


こんな風に脇に抱えて持ち運びしやすいですね。




こうして持ってみると、コンパクトさがよくわかります。


液晶部分を切り離すとこんな感じ。


24インチ液晶モニタの横に置いてみました。これなら、メインマシンの横に置いて作業するのも苦にならないと思います。

5)スペックをチェック
Surface Bookの主なスペックは次のとおり。

 
Surface Book
液晶
(最大解像度)
13.5インチ
(3000 x 2000)
タッチディスプレイ
CPU
第 6 世代 Intel Core i5 または i7
メモリ
8 GB または 16 GB RAM
ストレージ
128/256/512GB/1TB SSD
光学ドライブ
×
グラフィックス
インテルHDグラフィックス/
NVIDIA GeForce (1GB GDDR5)
搭載端子
USB3.0×2/SDカードリーダー/ヘッドセット端子/Mini DisplayPort/SurfaceConnect (充電、ドック用端子)
寸法
(cm)
幅: 312.3mm
高さ: 13.0-22.8mm
奥行:232.1 mm
最小重量
(kg)
約1,516g (GPU 非搭載モデル)/
約1,579g (GPU 搭載モデル)


プロセッサは第6世代インテル Core i5またはi7搭載モデルを選択可能。

メモリは8GBまたは16GB。

ストレージは、高速アクセス可能なSSDのみを搭載可能。128GB〜1TBという多様な選択肢を用意しています。

グラフィックスは、CPU内蔵タイプに加えて、高性能なNVIDIA GeForceグラフィックスも選択可能。描画処理能力を必要とするタスクにも使えます。

この構成を見る限り、Surface Bookは性能にこだわったノートPCだということができます。ほとんどの作業をストレスフリーで処理できると思います。

レビュー機は、Core i7プロセッサ+8GBメモリ+256GB SSD+NVIDIA GeForceグラフィックスという、ハイパフォーマンス仕様だったので、処理速度は高速。非常に快適に作業できました。

光学ドライブは搭載していません。

Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが同梱されているので、オフィスワークに最適です。

端子類は、USB3.0×2/SDカードリーダー/ヘッドセット端子/Mini DisplayPort/SurfaceConnect (充電、ドック用端子)を搭載。

6)各パーツをチェック

液晶。13.5インチパネルを搭載。非常に精細感が高く、色の描写も綺麗。


斜め方向から見ても、はっきりと表示を確認できます。


黒もしっかり表現できるので、動画も堪能できます。


動きの速いスポーツも楽しめました。


最大解像度は3000×2000ドット!なので映像/画像を綺麗に表現できます。


これだけ解像度が高いので、200%での表示が推奨されています。


液晶の上部に電源ボタンと音量調整ボタンが配置されています。


キーボード。


個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。


BackSpaceキーが小さめなので、慣れるまでは打ち間違えるかも。


キーボード部分の堅牢性は非常に高いですね。強く押しても、ほとんどたわむことがありません。しっかりしているので安心して使えます。


キー表面は滑りにくい仕様になっています。


フルサイズキーボードを搭載しているのでキーピッチは十分な幅を確保。窮屈な感じはありません。


ただし、キーボード自体が薄いせいか、キーストロークはちょっと浅めです。


バックライトが装備されているため、暗い環境でも作業しやすいです。


F1キーで暗く、F2キーで明るくすることが可能。明るさは3段階の調整が可能なので、状況に合わせて作業しやすい明るさを選べます。


タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプ。


広さは十分。触り心地が滑らかでクリックボタンの 反応も良好。非常に使いやすいです。


パームレストの表面はさらさらしており、汚れがつきにくいので、長時間作業していてもべとつきにくいと思います。


左側面部。

キーボード部分にSDカードスロット、USB3.0×2が配置されています。


右側面部。

キーボード部分にMini DisplayPortとSurfaceConnect (充電、ドック用端子)が、タブレット部分にヘッドホン端子が配置されています。


SurfaceConnectに電源ケーブルを接続してみました。


こんな風に接続できるので、スペースがない場所でも充電可能です。




USBデバイスを接続するとこんな感じ。

液晶を切り話してタブレットとして使用する場合、ヘッドホン端子しか使えないので注意が必要です。


前面部。

液晶を開けるための切り込みが入っています。


電源ボタンと音量調整ボタンが配置されています。


底面部。


滑り止めが配置されています。


天板。


右上にカメラが配置されています。


ACアダプタと電源ケーブル。




ACアダプタはコンパクトなつくり。




電源ケーブル。


重量は約284gです。
まとめ

以上、Surface Bookについて詳しく見てきました。


特徴をまとめると次のとおり。

・液晶部分を切り離してタブレットPCとして使える2-in-1ノート
・高い基本性能を誇る
・質感の高いデザイン


必要に応じて、いろんな使い方をしたいけれどパフォーマンスには妥協したくない人、デザインにもこだわりたい人にオススメのノートPCに仕上がっています。

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*Microsoft Store(直販ストア)で購入すると、購入後30日間は理由を問わず返品が可能です。さらに返送も着払いでOK。試しに購入してみて、気に入らなかったら返品するということも可能なので、他のショップで購入するよりも利便性が高いです。詳しくは、Surface Book(Microsoft Store)を参照してください。

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