レノボThinkPad X1 Carbon(2016年モデル) レビュー

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レノボThinkPad X1 Carbon(2016年モデル)レビュー
レノボThinkPad X1 CarbonはXシリーズの14インチ液晶搭載のUltrabook。

最大の特徴は、軽さと強度を両立させたカーボンファイバを天板に採用することで、頑丈な設計に仕上がっている点。

2016年モデルは最厚部で16.45mmしかなく、17.7mmだった2015年モデルよりもさらに薄型化されています。

(*追記:2017年モデルが登場しました→レノボThinkPad X1 Carbon(2017年モデル)レビュー)

主なスペックは次のとおり。

ThinkPad X1 Carbon(2016年モデル)

CPU
第6世代インテルCore i5/i7
メモリ
最大16GB
ストレージ
最大512GBのNVMe対応SSDを搭載可能
グラフィックス
インテルHDグラフィックス
光学ドライブ
無し
ディスプレイ
■14.0型
(1920×1080/2560×1440ドット)
カラーリング
ブラック
端子類
microSDカードリーダ、USB 3.0 x 2、Powered USB 3.0 x 1、miniDisplayPort x1、HDMI x1
バッテリ駆動時間
最大 約9.8時間
寸法
(幅×奥行き×高さ)
約333 x 229 x 14.95-16.45mm
重量
(最小構成)
約1.18kg

(→Xシリーズのスペック比較はこちら)
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ボディに、強さと軽さを両立させたカーボンファイバを採用
ThinkPad X1 Carbonでは、その名前のとおりボディに強さと軽さを両立させたカーボンファイバを採用しています。
したがって、高い堅牢性を確保しながら、薄く、軽い筐体に仕上がっています。
強度があるため、気軽に携帯できるのはいいですね。
非常にスリム/軽量
ThinkPad X1 Carbonはすごくスリム。
厚さは16.45mmしかありません。横から見るとその薄さがわかります。
液晶を開くとこんな感じ。
ちなみに液晶は180度開くことが可能です。
最小構成の重量は約1.18kg。2015年モデルが1.31kgだったので約10%の軽量化が図られています。14インチノートとしては非常に軽量です。片手で持てる重さですね。
なので、外出時に持ち歩くのも苦にならないと思います。

しかも強度の高いカーボンファイバ素材を採用しているため、堅牢性も確保。片手で持ってもボディがよじれることなく、安心して持ち歩けます。
雑誌と比べるとこんな感じ。
こんな風に机の脇においてサブマシンとして使うのもありでしょう。
高い基本性能を発揮できる
第5世代に比べて省電力/性能アップを実現したインテル第6世代Core iプロセッサを搭載しています。メモリは最大8GB。
ストレージには、従来の規格よりも高速なPCIe NVMe対応のSSDを搭載できます。高速起動が可能なため、ストレスフリーで作業を開始できます。
ThinkPad X1 Carbonのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックとWindowsエクスペリエンスインデックスのスコアは次のとおり。

CPU:インテルCore i7-6500U→7.5
メモリ:8GB→7.9
ストレージ:NVMe対応256GB SSD→9.1
グラフィックス:インテル内蔵グラフィックス→6.1

CPU、メモリ、ストレージで高いスコアを記録しています。特にストレージには、NVMe対応の高速SSDを搭載しているため9.1という非常に高いスコアです。

実際作業していて、ストレスを感じるシーンはほとんどないですね。ウィンドウの切替、アプリケーションの起動もキビキビしています。
使いやすいキーボード・タッチパッド
ThinkPadで定評のある使いやすいキーボードとタッチパッドを搭載。
余裕のあるキーピッチと深めのキーストロークを実現しており、ストレスなく作業することができます。
キーボード中央には、赤色のトラックポイントを配置。
キーボードから手を離すことなく、画面上のポインタを移動させることができて便利です。
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
タッチパッドの反応も良好。
パームレスト部分はさらさらしており、長時間作業していてもべとつかず快適です。
14インチ液晶を搭載
14インチ液晶パネルを搭載。フルHD(1920×1080ドット)/WQHD(2560x1440ドット)のパネルを選択することができ、広い表示領域を確保できます。
搭載できるのは非光沢パネルのみ。映り込みが発生にくく実用的です。
レビュー機はWQHD(2560x1440ドット)のパネルを搭載。
表示はすごく鮮明です。
黒がしっかり表現されるので、映像が引き締まって見えます。
ラグビーを全画面で視聴してみましたが、凄く精細感が高く、映像に没入できました。
各パーツをチェック
左側面部。
USB3.0、miniDisplayPort、電源端子が配置されています。
右側面部。
USB3.0×2、HDMI、ヘッドホン端子が配置されています。
前面部。
背面部。
底面部。
底面部の左右にスピーカーが配置されています。
同梱されるACアダプタもコンパクト。
手の平に収まる大きさ。
重量は221gです。
WiGigドック対応モデルも用意
ThinkPad WiGigドックは、ワイヤレスでドックに接続することができ、ケーブルに接続しなくてもすぐに周辺機器などを使えるようにするデバイスです。
ThinkPad WiGigドック
ThinkPad X1 Carbon(2016年発売モデル)には、このWiGigドック対応モデルが用意されています。
大きさはすごくコンパクト。片手で軽々持てる大きさです。
側面部と
背面部に多数の端子が用意されており、このWiGigドックを活用することで、ThinkPad X1 Carbotnの機能を拡張することが可能です。

自宅に戻ってきたら、いちいちケーブルを接続しなくても、このWiGigドックとワイヤレスで接続して大型液晶モニタで表示したり、外付けのキーボード/マウスを使用したりして、作業効率をアップさせることが可能です。

*詳しくはThinkPad WiGigドック(レノボ公式Web)を参照してください。
まとめ
以上、ThinkPad X1 Carbonのレビューでした。特徴をまとめると次のとおり。

・重さ1.18kgの軽量モバイルノート。気軽に持ち歩ける
・非常にスリム
・天板部分にカーボンファイバを採用することで頑丈なボディとなっており、安心して持ち運べる
・使いやすいキーボード、見やすい液晶により快適な作業が可能
・第6世代Core i5/7プロセッサ、8GBメモリ、高速SSDを選択でき、高い基本性能を誇る


ThnkPadらしく、軽さ/薄さと強度を両立させつつ、使い勝手を重視したつくりになっています。十分薄型/軽量モデルだった2015年よりも、さらに薄型化/軽量化を実現しているのはさすがですね。

詳しくは、ThinkPad X1 Carbon(2016年モデル)(レノボ公式Web)を参照してください。

【ThinkPad X1 Carbon(2017年モデル)レビュー】
X1 Carbon(2016年モデルの)の後継モデル(2017年モデル)についてレビューしています。詳しくは、ThinkPad X1 Carbon(2017年モデル)レビューを参照してください。

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