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レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)について解説します。
レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)について解説します。
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![]() レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)は、レノボのIdeapad Slimシリーズの15.6インチパネル搭載ノートPCです。 ![]() レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)の主な特徴は次のとおり。
・15.6インチパネル搭載 ・AMD Ryzenプロセッサ搭載 ・高いコスパを実現 ・テンキー搭載 ![]() AMD Ryzenプロセッサを搭載しており、記事執筆時点でRyzen 3 7330U/8GBメモリ/512GB SSDという構成で62,920円(税込)という、15インチノートPCとしては圧倒的な安さを実現しており、価格にこだわりたい人にオススメです。
メーカーからIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)をお借りすることができたので、ここでは、IdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)の特徴・スペック等について解説します。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
→ ![]() 【参考】レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)動画
レノボIdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)に関する動画をYouTubeにアップしています。
![]() 【目次】
・1)15.6インチノートPC
・2)スペック/価格 ・3)ベンチマーク/ファンの音/熱 ・4)シンプルなデザイン ・5)ディスプレイ ・6)キーボード/タッチパッド ・7)端子類/カメラ/認証/バッテリ駆動時間/サウンド ・8)同梱物 ・まとめ *ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
【レビュー機のスペック】 AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス ![]() ![]() 1)15.6インチノートPC
![]() IdeaPadはレノボPCの中では価格と性能・使い勝手のバランスを重視したシリーズでお手頃価格を実現しています。
![]() 本モデルは縦横比16:9の15.6インチパネルを搭載。
![]() 最近増えている縦横比16:10の16インチノートPCを並べてみました(左:レビュー機(15.6インチ/縦横比16:9)/右:16インチノートPC(縦横比16:10))。
![]() 本モデルのパネルの方が縦方向の表示が狭くなっているのがわかりますね。なので、広い表示領域を確保したいなら、16:10のパネルを搭載したモデルがオススメです。
![]() 厚さは約18mm。15インチPCとしてはスリムな部類だと思います。
掴みやすいので持ち運びが楽ですね。
![]() 重量は1.619kg(実測値)。
![]() 15インチPCとしては標準的な重さかな。
結構重量があるので、気軽に持ち運ぶのは難しそう。
![]() 据え置きタイプとして主に家の中で使用するのがベターでしょう。
![]() もちろん気合いを入れれば外に持ち出せると思いますけどね。
![]() 横のサイズがあるので、僕の持っているビジネスバッグからの出し入れは結構キツキツでしたが、
![]() デイパックからは割とスムーズに取り出せました。
![]() ![]() ![]() 2)スペック/価格
![]() CPUはコスパの高いAMD Ryzen 7000シリーズプロセッサを搭載。Ryzen 3 7330Uは4コア、Ryzen 5 7530Uは6コア、Ryzen 7 7730Uは8コア。
![]() Ryzen 3 7330Uは価格が安いですが、コア数が少なく、複数のタスクを同時に実行する能力が他に比べて低めのため、複数の作業を実行するケースが多い場合には、Ryzen 5/Ryzen 7がオススメ。
![]() メモリは8GB/16GB搭載モデルを選択可能。
価格重視なら8GBメモリ搭載モデルがオススメですが、負荷がかると動きがもっさりすることがあるので性能重視なら16GBメモリ搭載モデルをオススメします。
オンボードタイプのメモリのため、購入後に自分でカスタマイズすることはできません。
![]() ストレージはSSD。
![]() グラフィックスはCPU内蔵タイプ。高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。
![]() コスパ重視のスタンダードPCとしては、妥当なレベルのスペックだと思います。
価格は動画撮影時点でRyzen 3 7330U/8GBメモリ/512GB SSDという構成で62,920円(税込)
Ryzen 3/8GBメモリという価格重視の構成ですが、ある程度装備の充実した15インチノートPCとしては非常にコスパが高いという印象を受けます。
![]() この構成でも、負荷が軽めのタスクがメインで、複数の作業をバリバリこなさないのであれば十分なレベルかな、と個人的には思いますが、性能を重視したいのであれば、僕としてはRyzen 5/16GBメモリ搭載モデルにした方がいいと思います。その場合の価格は72,820円(税込)で、約10,000円のアップです。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
→ ![]() ![]() ![]() 3)ベンチマーク/ファンの音/熱
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
・AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス ![]() 負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、高品質で「やや快適」、最高品質でも「やや快適」という結果。
![]() 重い負荷のかかるFF15ベンチマークは「軽量品質」で「重い」、「標準品質」で「動作困難」という結果。
負荷が中程度のゲームぐらいであれば、ある程度快適に楽しめるという結果です。
![]() 実際に、ネットを見る/動画を再生するといった負荷が重くないタスクを実行している際、
僕の使用した限りでは、大きなストレスは感じず、快適に操作できました。
![]() ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは13-17dB程度で静か。
![]() FF15ベンチマークの実行時は24-27db程度。
静かな環境の場合、ファンの回転音が少し聞こえてきますが、個人的にはうるさく感じませんでした。
![]() 排熱についてですが、FF15実行直後、底面部の通気孔あたりを触るとほんのり温かい程度。熱くて触れないほどではありませんでした。
![]() キーボード上部にも通気孔があるため、この部分が少し温かくなりますが、パームレスト部分に熱はほとんど感じませんでした。冷却は効果的に行われている印象です
![]() ![]() ![]() 4)シンプルなデザイン
![]() 本モデルはグレーを基調としたデザインを採用。
![]() カラーリングはアークティックグレー。コスパ重視PCですが、野暮ったい感じはしないですね。シンプルながら落ち着いた仕上がりです。
![]() 濃いシルバーのような見た目で、光があたると反射します。
![]() 天板部の左上隅にある「Lenovo」のロゴは光の当たる角度によって見え方が異なります。
![]() パームレストの右にあるロゴも同様です。
![]() 天板部を触った感じはつるつるしていますね。指紋や汚れは少しつきやすい印象。
![]() キーボードは濃いグレー、キーボードの周囲は天板部と同じカラーリングを採用。
![]() 底面部も同系色を採用していますが、表面はざらざらした仕様になっており、持つときに指が滑りにくいと思います。
![]() スリムなボディに仕上がっているので、見た目がすっきりとした感じです。
![]() カメラ部分が少し飛び出すデザインになっているため
![]() カバーを開けるときに指をひっかけやすいですが、カバーを片手で開けきることはできませんでした。
![]() パネルはこの角度まで傾けることができます。
![]() ![]() ![]() 5)ディスプレイ
![]() 本モデルは縦横比16:9の15.6インチパネルを搭載。
![]() 14インチ/16インチノートPCを並べるとこんな感じ(左:14インチノート(縦横比16:9)/真ん中:レビュー機(15.6インチ/縦横比16:9)/右:16インチノート(縦横比16:10)。
![]() 最大解像度1920×1080ドットのパネルを採用。
![]() IPSパネルを採用しており、
![]() パネル表示は綺麗。
![]() コスパ重視のPCとしては
個人的には結構満足度高いです。
![]() 文字も滑らかに表現される印象を受けました。
![]() 映像も楽しめると思います。
![]() 本モデルの色域は45%NTSCでちょっと狭め
より広い色域を確保できるsRGB100%の13.3インチパネルを搭載したノートPCに同じ画像を映し出してみました(左:色域sRGB100%の13.3インチノートPC(縦横比16:10)/右:
ビュー機(15.6インチ/45%NTSC/縦横比16:9))。
![]() レビュー機のパネルは、暖色系がちょっと黄色っぽい感じになっていると思います。
![]() 実際に動画を見ていて、多少色合いが気になることがありますが、コスパ重視のPCであることを考慮すれば、
個人的にはすごく気になるレベルではなかったですね。このあたりの印象には個人差があると思いますけど。
![]() 輝度は標準レベルの300nit。室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。
![]() 視野角は広めです。
![]() 非光沢パネル採用のため
映り込みはほとんど気にならないですね。
![]() タッチ操作には非対応です
![]() ![]() ![]() 6)キーボード/タッチパッド
![]() キーボードについて見ていきます。
![]() テンキー搭載モデルです。
![]() テンキーは、他の通常キーよりもちょっと小さめ。
![]() Enterキー、BackSpaceキーなどの一部のキーが左のキーと隣接しているキーデザインを採用しています。
![]() BackSpaceキーの左に配置されている\(円マーク)キーがかなり小さめですね。
![]() Enterキーもちょっと小さめですが、個人的にはそんなに押しづらさは感じませんでした。
ただし、テンキーと左のキーとの間のスペースが狭めのため、
BackSpaceキーを押そうとして、誤ってNumLockキーを押してしまうケースが頻繁に発生しました。このあたり慣れが必要かもしれません。
![]() キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅め。
![]() 強くキーを押すと多少ボディがたわみますが、個人的には、タイピングしているときにふにゃふにゃする感じはありませんでした。
打鍵感はちょっと柔らかめ。軽く押すと反応してくれます。打鍵音はそれほど大きくはなく、カチャカチという音があまり気になりませんでした。コスパ重視のノートPCとしては、キーボードのつくりはいい方だと思います。
![]() キーピッチ(キー間の距離)はあまり窮屈な感じがなく、個人的にはストレスなく使えましたね。
![]() テンキー左上のNumLockキーにはランプが配置されており、数字入力できる状態で点灯します。一目でどちらの状態になっているのかを確認できるのは便利。
![]() キーボードバックライトを搭載。
![]() Fnキー+スペースキーでオン/オフの切り替えが可能。明るさの設定はできません。
![]() タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。
![]() 表面は非常にすべすべしており、反応は良好です。
![]() クリックボタン部分は軽く押すだけで反応してくれます。うまく反応してくれなくてストレスを感じることはほとんどありませんでした。クリック音は標準レベルかな。コスパ重視のノートPCとしては使いやすいタッチパッドだと思います
![]() ![]() ![]() 7)端子類/カメラ/認証/バッテリ駆動時間/サウンド
【端子類】
![]() 左側面部。電源端子、USB Type-A、HDMI、Type-C、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。
![]() 右側面部。ステータスランプ、SDカードリーダー、USB Type-Aを配置。
本モデルはUSB Type-Aを2個、Type-Cを1個の合計3個のUSB端子を搭載。
![]() Type-C端子はDisplayPort、PowerDeliveryに対応。
Thunderboltには非対応です。
![]() 対応するモニタを用意すればUSB Type-Cケーブル1本接続するだけで
![]() 外部映像出力と同時に充電を実行することができます。
![]() HDMI端子とUSB Type-C端子にそれぞれモニタを接続すれば
![]() 3画面同時出力することが可能です。
【カメラ/シャッター/認証】
![]() FHD1080pのWebカメラを搭載。
![]() ある程度綺麗に撮影できる印象を受けました。
![]() カメラシャッターを搭載。マイクミュート機能も利用できます。
![]() キーボード右上にある電源ボタン上に指紋認証センサーを搭載。 【バッテリ駆動時間】
![]() バッテリ駆動時間を計測してみました。バッテリ容量は47Wh。
実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、条件1の何もしない状態で約14.3時間、条件2の動画再生した状態で約8.3時間バッテリが駆動する計算です。
[設定]
ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態 条件1)基本的に何もしない 条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
*推定バッテリ駆動時間は1時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
【サウンド】
![]() キーボードの上部にステレオスピーカーを配置。何にも遮られず、前の方から音が響いてきます。
音楽を聴いてみましたが、聞き始めは、ちょっとカシャカシャする感じだけど、
しばらく聞いていると耳に馴染んでくるかな。
コスパ重視のノートPCとしては標準レベルなので、バックグラウンドで音楽を聞く分には十分なレベルだと個人的には思いました
![]() ![]() ![]() 8)同梱物
![]() ACアダプタと電源ケーブル。
![]() レビュー機には65W型のACアダプタを同梱。
![]() コンパクトタイプです。
![]() 電源ケーブル。
![]() 専用端子のため、
![]() 左側面部にある電源端子に接続して充電します。
![]() L型コネクタを採用しているため、接続スペースが最小限で済むほか、ケーブルを引っ張っても抜けにくいです。
なお本モデルにはPowerDelivery対応のUSB Type-C端子を搭載しているため、対応するモバイルバッテリやType-Cケーブ+ACアダプタなどから充電することも可能です。
![]() ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は356g。
![]() ![]() ![]() IdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)のまとめ
![]() 以上、IdeaPad Slim 3 Gen 8 15.6型(AMD)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・15.6インチ液晶搭載 ・AMD Ryzenプロセッサ搭載 ・高いコスパを実現 15.6インチパネルを搭載したスタンダードノートPC。記事執筆時点でRyzen 3 7330U/8GBメモリ/512GB SSDという構成で62,920円(税込)という、15インチノートPCとしては圧倒的な安さを実現しています。コスパ重視モデルですが、装備はある程度充実しており、使い勝手はいいと思います。 画面が大きめの15インチノートPCを探しており、使い心地は犠牲にしたくないが価格も大事と考えている人にオススメしたいですね。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
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