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レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)について解説します。
レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)について解説します。
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レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)は、レノボのIdeapadシリーズに属するCopilot+PC準拠の14インチOLEDパネル搭載ノートPCです。 ![]() 【プロモーション/貸出機材提供:レノボ・ジャパン合同会社】
レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)の主な特徴は次のとおり。
・14インチパネル搭載 ・色表現の鮮やかなOLED(有機EL)パネル搭載 ・AMD Ryzen AIプロセッサ搭載 ・Copilot+PC準拠 ・コンパクト/スリムPC ・Copilot+PC準拠のOLED搭載モデルとしては高いコスパを実現
メーカーからIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)をお借りすることができたので、ここではIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)の特徴・スペック等について解説します。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
→ 【参考】レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)動画
レノボIdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)に関する動画をYouTubeにアップしています。
【目次】
・1)14インチノートPC
・2)OLEDパネル搭載モデル ・3)スペック/価格 ・4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間 ・5)デザイン ・6)キーボード/タッチパッド ・7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi ・8)同梱物 ・まとめ *ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)14インチノートPC
![]() 本モデルは14インチパネルを搭載したモデル。
![]() 13.3インチ/16インチPCを並べてみました(上の画像の左:13.3インチPC/真ん中:レビュー機(14インチ)/右16インチPC)。
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ボディはコンパクトなつくり。
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厚さは約15.5mmとスリム。掴みやすいので、扱いやすいと思います。
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重量は1.411kg(実測値)。
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「すごく軽い」という印象は受けませんでしたが、かといってそれほど重くもなく、
個人的には、外に持ち出して使おうと思える重さです。
2)OLEDパネル搭載
![]() 本モデルは縦横比16:10の14インチパネルを搭載しています。
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最大解像度2.8K(2880×1800ドット)のパネルを採用。
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高精細パネルなので、文字表示が滑らか。
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14インチパネルなので拡大率100%だと、ちょっと表示が小さすぎる印象(上の画像は拡大率100%)。
![]() 125%だとなんとか見られますが、個人的には150%だと特に見づらさを感じず作業できました(上の画像は拡大率150%)。
![]() 推奨値である200%に設定すると、かなり表示が大きくなり見やすいのですが、表示領域が狭くなってしまいます(上の画像は拡大率200%)。
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OLED(有機EL)パネルを標準で搭載。
OLEDパネルの主なメリット・デメリットはこのとおり。
・高画質/黒をしっかり表現できる/レスポンスが速い/焼き付きが発生しやすい ![]()
実際にパネルを見てみると、表現がすごく色鮮やか。
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光沢パネルを採用していることもあり、発色が綺麗です。
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黒い部分も深めに表現できるため、臨場感ある映像を楽しむことができました
映像を堪能したいのなら、OLEDパネル搭載モデルがいいと思いますね。
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デジタルシネマの規格DCI-P3のカバー率100%を実現しており、広い色範囲を表現できます。
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色域の狭いパネルを搭載した16インチPCに同じ画像を映し出したところ(上の画像の左:レビュー機(14インチ/100%DCI-P3)/右:色域の狭いパネル搭載PC(16インチ))、
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色域の狭いパネル搭載モデルは、暖色系が黄色っぽく表現されていますが、レビュー機の方はより忠実に色を再現できています。
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またsRGB100%のIPS非光沢液晶パネル搭載PC(13.3インチパネル搭載)にも同じ画像を映し出したところ(上の画像の左:sRGB100%のIPS非光沢液晶パネル搭載PC (13.3インチ)/右:レビュー機(14インチ/100%DCI-P3))、
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レビュー機の方が、よりしっかりと色を表現できている印象を受けました。
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3つのパネルを並べるとこんな感じ。
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本モデルには光沢パネルを採用しています。
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色をより鮮やかに表現できますが、周囲の映り込みが発生しやすいです。
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非光沢パネルと比べてみました。光沢パネルを搭載したレビュー機のパネルの方が映り込みが発生しやすいのがわかりますね(上の画像の左:非光沢パネル搭載PC(13.3インチ)/右:レビュー機(14インチ/光沢パネル))。
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輝度は500nit。明るいパネルのため、室内で使っていて暗く感じることはありませんでした。
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視野角は広めです。
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タッチ操作には非対応。
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リフレッシュレートが最大120Hzのパネルを採用しているため、
動きの早い映像を滑らかに表現できます
3)スペック/価格
![]() 本モデルは、AI専用NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを搭載。
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Copilot+PC準拠モデルのため高いAI処理性能を発揮できます。
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メモリは24GB/32GB搭載モデルを選択できます。
オンボードタイプのため購入後にカスタマイズすることはできません。
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グラフィックスはCPU内蔵タイプのみで高性能タイプ搭載モデルは用意されていません。
個人的には、コンパクトノートPCとしては、スペックはある程度充実しているという印象を受けます。
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この記事執筆時点では、Ryzen AI 7 350/24GBメモリ/1TB SSDの構成が162,360円(税込) 。Copilot+PC準拠/OLEDパネル搭載/24GBメモリ搭載の14インチコンパクトPCとしては、個人的にはコスパは高めだと思います
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
→ 4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
AMD Ryzen AI 350/32GBメモリ/1TB SSD/CPU内蔵グラフィックス ![]()
負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、
「高品質」で「非常に快適」、「最高品質」で「とても快適」という結果。
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重い負荷のかかるFF15ベンチマークは
「軽量品質」で「やや快適」、「標準品質」で「普通」、「高品質」で「やや重い」という結果。
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実際に文書を作成する/ネットを見る/動画を再生するといった一般的な処理を実行しているとき、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
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ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。
ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは27-33dB程度で静か。僕が使用した限り、ファンの音はほとんど聞こえてきませんでした。
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FF15実行時は42-49dB程度で、ファンの風切り音が大きくなり、結構騒々しく感じました。ちょっと音が気になるかもしれないですね。
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熱については、FF15実行直後、通気孔のある底面部を触ると、ほんのり温かい程度で、熱くは感じなかったです。
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通気孔のあるキーボード上部もちょっと温かくなりますが、
パームレスト部分に熱はほとんど感じませんでした。
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本モデルにはファンが2つ配置されているほか、
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机とボディとの間にスペースを確保できるよう、底面部のゴム足の高さがあります。
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このため、負荷がかかったときにファンの音が結構しますが、ファンのおかげで熱は本体内にこもらないような設計になっていると感じました。
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本モデルには84Whのバッテリを搭載。
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実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、条件1の何もしない状態で約11.1時間、条件2の動画再生した状態で約9.1時間バッテリが駆動する計算です。
5)デザイン
![]() 本モデルのカラーリングはルナグレー。
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落ち着いた雰囲気です。
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光が当たったところの反射が綺麗。質感は高めだと思います。
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天板部中央に「Lenovo」のロゴを配置。
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天板部を触るさらさらしています。
僕が使用した限り、指紋や汚れはそんなに気になりませんでした。
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キーボードはグレー、キーボードの周囲は天板部と同系色を採用、
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底面部も天板部と同系色です。
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ボディは結構しっかりとしたつくりになっているため、片手だけで持ってもボディのたわみはほとんど感じなかったです。
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カメラ部分が少し飛び出すデザインを採用。
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カバーを開けるときに指をひっかけやすく、片手だけでカバーを開けきれました。
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パネル部分はここまで傾けることができます。
6)キーボード/タッチパッド
![]() キーボードについて見ていきましょう。
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BackSpaceキー、Enterキーなどの一部のキーが左のキーと隣接している独自のキー配列を採用。
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BackSpaceキーが小さめのため、慣れないうちは押し間違えが発生しやすいかも。
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Enterキーもちょっと小さめですが、個人的に押しづらさはあまり感じなかったですね。
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キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.5mmとこのクラスのPCとしては標準レベルですが、個人的にはちょっと浅めに感じました。打鍵感はちょっと柔らかめで、個人的にはもう少し反発がある方がきびきび操作できて好きですね。
打鍵音の大きさは標準レベルで「うるさい」という印象は受けませんでした
カチャカチャという音があまり大きくないので、安っぽい感じがしません。
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強くキーを押すとボディが少したわみますが、僕は強くキーを押さない方なので、タイピングしているときにふにゃふにゃする感じはなかったです。
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キーピッチ(キー間の距離)はあまり窮屈な感じはなく、ガジェだるま的には、ストレスなくタイピングできました。
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本モデルではリフトアップヒンジは採用されていませんが、底面部の後ろの方のゴム足が高く設定されており、キーボードが傾斜しているため、打ちやすいと思います。
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キーボードバックライトを搭載。
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Fnキー+スペースキーで「Auto-弱-強-オフ」の切り替えが可能です。
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タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。結構大きめです。
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ガラスタッチパッドを採用しているため、表面はすべすべしていて反応は良好です。
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クリックボタン部分は軽く押せば反応します。反応は良く、使っていてストレスを感じるシーンはほとんどなかったですね。
クリック音は少し大きめに感じました。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド
![]() 左側面部。HDMI、USB Type-C×2、SDカードスロットを配置。
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右側面部。ヘッドホン・マイクコンボ端子、電源ボタン、USB Type-A×2を配置。
本モデルはUSB 3.2 Type-Aを2個、USB4 Type-Cを2個の合計4個のUSB端子を搭載。
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対応するモニタを用意すれば、本モデルのUSB Type-C端子とモニタをケーブル接続するだけで
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外部映像出力と同時に充電を実行できるので便利です。
ただし、僕の持っているモニタに接続したときは「低速の電源ケーブルのため、高ワットの充電ケーブルを使用してください」という注意が表示されました。
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FHD1080pのWebカメラを搭載。
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ある程度鮮明に撮影できる印象を受けました。
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カメラシャッターを搭載。
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マイクミュート機能も利用可能です。
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IR付きカメラのため顔認証に対応していますが、指紋認証機能は非搭載です。
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底面部の前面部寄りの左右に
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スピーカーを配置。
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キーボードの左右にもスピーカー穴が設けられているので、
![]() ここにもスピーカーがあるのかな、と思ったのですが、メーカーの製品ページでは確認できませんでした。
実際に音楽を聴いてみましたが、カシャカシャする感じはなく、
ナチュラルな印象。こもったりする感じもなく、聞きやすいですね。個人的には十分なレベルかな、と思いました。
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WiFi 6/7対応モデルを選択できます。
8)同梱物
![]() ACアダプタと電源ケーブル。
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100W型のACアダプタを採用しており、
![]() ちょっと大きめのつくりになっています。
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電源ケーブル。
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接続端子にはUSB Type-Cを採用。
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左側面部に2つあるType-C端子のいずれに接続しても充電できます。
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ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は383g。
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本体を合わせた重量は1.794kgです。
IdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)のまとめ
![]() 以上、IdeaPad Pro 5 Gen10 (14型 AMD)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・14インチパネル搭載 ・色表現の鮮やかなOLED(有機EL)パネル搭載 ・AMD Ryzen AIプロセッサ搭載 ・Copilot+PC準拠 ・コンパクト/スリムPC ・Copilot+PC準拠のOLED搭載モデルとしては高いコスパを実現 14インチパネル搭載のコンパクト/スリムノートPC。AI専用NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを搭載したCopilot+PC準拠モデルです。色表現の鮮やかなOLEDパネルを搭載しており、映像を楽しめます。 Copilot+PC準拠のOLEDパネル搭載モデルとしてはコスパがいいと思うので、携帯性を確保できる14インチPCを探しているが、AI処理重視のトレンドに乗りたい、映像を堪能したい、と考えている人は検討してみてはいかがでしょうか。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
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