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レノボThinkPad X250についてレビューします。
レノボThinkPad X250についてレビューします。
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レノボのコンパクトノートThinkPad X250について詳しく解説したいと思います。 レノボThinkPad X250は、レノボのThinkPad Xシリーズの12.5ンチ液晶搭載ノート。Xシリーズは、ThinkPadの中で高い性能を誇るハイパフォーマンスモバイルとして位置づけられていますが、X250は12.5インチ液晶を搭載しており、携帯性の高さを誇っています。
(2016/1追記:X250の後継モデルとしてX260が登場しました。→参考:ThinkPad X250とX260の違い) 【レビュー目次】
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1)高い基本性能を発揮
ThinkPad X250の主なスペックは次のとおり。
CPUには、第4世代に比べて省電力化/性能アップを実現したインテル第5世代Core iプロセッサを搭載。グラフィック性能がアップしているほか、バッテリ駆動時間の延長に貢献しています。
メモリは4/8GBを選択可能。ストレージには、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択可能。グラフィックはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのみを搭載可能。高性能なカードタイプは選択できない仕様になっています。光学ドライブは非搭載。 液晶は12.5インチ。最大解像度が1366×768ドットのパネル、1920×1080ドットのパネルを選べます。重量は最小構成時で約1.31kgとなっています。 省電力化を実現した第5世代インテルCore iプロセッサの搭載により、長時間のバッテリ駆動を実現。最大で16.9時間も利用することができるので、外出先でバッテリ切れの心配をすることなく、存分に活用できます。 バッテリは内蔵と交換可能の2分割方式を採用。内蔵バッテリを装備しているため、交換可能バッテリを交換している間にも電電を落とす必要がないホットスワップに対応しています。 またX250は、NECパーソナルコンピュータ株式会社米沢事業場で生産されています。徹底した部品受入検査など、厳格な品質管理の下で生産されるため、高い信頼性を誇ります。 Windowsエクスペリエンスインデックスの値でThinkPad X250のパフォーマンスをチェックしてみました。グラフィックスのスコアが相対的に低めですが、12.5インチノートとしては、基本性能はかなり高めなのがわかります。
今回レビューしたX250のスペックは上の表のとおりです。 コンパクトノートで、グラフィック処理能力を必要とするタスクをバリバリしなければならないシーンはあまりないと思うので、このレベルのパフォーマンスを確保できいれば十分だと思います。 実際に操作してみたところ、Core i7プロセッサ搭載のため非常に高速。ウィンドウの切り替えもスムーズに行うことができました。 2)持ち運びしやすいコンパクトなボディ
ThinkPad X250は1.31kgなので片手で持てる重さ。堅牢性も高いので持っていてもたわんだりすることがありません。安心して持ち運べます。
こんな風に、気軽に持ち歩くことが可能。天板/底面部ともちょっと柔らかく、すべりにくい素材を使用しているので、すごく持ちやすいです。
最も厚い部分で20.3mm。厚すぎもせず、薄過ぎもせず、ちょうど持ちやすい厚さです。
横から見たところ。
液晶を開くとこんな感じです。
液晶は水平になるまで傾けることが可能。
雑誌と比較するとこんな感じ。非常にコンパクトなボディになっているのがわかります。
机の上においても、それほど専有面積を取りません。。
コンパクトなので、こんな風に液晶モニタの横に置いて作業するのもありだと思います。
持ってみるとこんな感じです。
こうして持ってみると、X250の小ささが際立ちますね。
3)各パーツをチェック
液晶は12.5インチ液晶。
・1366×768ドット/光沢なし ・1366×768ドット/光沢なし/IPSパネル ・1366×768ドット/IPSパネル/マルチタッチ対応(10点) ・1920×1080ドット/IPSパネル ・1920×1080ドット/IPSパネル/マルチタッチ対応(10点) という多様なパネルの中から選択することが可能です。 非光沢パネルを搭載した場合、照明などの映り込みが発生しにくく、すごく見やすいです。
最大解像度は1366×768ドットと1920×1080ドットのパネルを搭載したモデルを選べますが、レビューしたX250では1920×1080ドットのパネルを搭載。
この解像度だと、複数のウィンドウを並べて表示することが可能。作業効率をアップできます。
画面表示は、文字のにじみもなくすごく鮮明で、非常に精細感があります。動画を視聴してみましたが、すごく綺麗で満足できるレベルだと思います。
ThinkPad X250はコンパクトノートながら、フルサイズのキーボードを搭載。使い勝手に優れます。さすがはキーボードにこだわるThinkPad!
キーは独立したセパレートタイプを採用。
キーの表面はちょっとつるつるしており、慣れないうちは滑りやすいかもしれません。
キーボードの中心には、ThinkPadの代名詞ともいえるトラックポイントを配置。キーボードを操作しているときに、キーボードから手を離さず液晶上のポインタを移動できるので大変便利です。
フルサイズキーボードを搭載しているのでキーピッチは十分な幅を確保。窮屈さは感じません。
キーストロークが若干浅めな感じがしますが、それほど違和感はありません。キーを押したときに、カチャカチャという大きな音がしないので、静かな環境でもそれほど気にならないと思います。
あと強くキーボードを押してもあまりたわまないので安定したキータイピングが可能。 タッチパッドはクリックボタンと一体となったタイプを搭載。
またタッチパッドの上部にもクリックボタンが配置されており、トラックポイントと組み合わせて使用することができます。 先代モデルのX240では、上の写真のようにこの部分は物理的なボタンになっていなかったのですが、X250ではボタンになっています。X250の方が押しやすくて利便性は高いと思います。
こんなふうに、キーボードから手を離さず、ポイントの移動/クリック操作をすることが可能。かなり便利です。
タッチパッドは十分な大きさを確保しているので使いやすいですね。滑りも良く、思ったところにポインタを移動できます。
パームレスト部分はそれほどべとつかず快適です。
右側面部。ヘッドホン端子、USB 3.0端子、カードリーダー、LAN端子が配置されています。
左側面部。miniDisplayPort、USB 3.0、VGA端子、電源端子が配置されています。
最近では搭載されることの少なくなったレガシータイプの映像出力端子VGAポートを搭載しています。外出先でプレゼンテーションを行う際、VGAしか搭載していないプロジェクターなどに接続する場合に威力を発揮します。 ただし、普及の進むHDMI端子は搭載していないので注意が必要です。 電源ケーブルを接続するとこんな感じ。
底面部。
中央部にドッキングコネクタが配置されています。
バッテリは着脱可能。
バッテリ駆動時間は約16.9時間となっており、1日中外出しても安心して使えるレベルを確保しています。
X250はモバイルノートだけに、ACアダプタもコンパクトなつくり。
片手に収まる大きさです。
重量は240g。
まとめ
以上、ThinkPad X250のレビューでした。特徴をまとめると次のとおり。
・コンパクト/軽量ボディを採用しており、気軽に持ち運べる ・操作性に優れたキーボードを搭載 ・HD/FHD、非光沢パネル、IPSパネル、タッチパネルなど液晶に関する多様な選択肢が用意されている ・インテル第5世代Core iプロセッサを搭載しており高い基本性能を誇る ・最大約16.9時間という長時間駆動が可能 ThinkPad X250はコンパクトで持ち運びしやすいうえにハイパフォーマンスなモバイルノートに仕上がっています。キーボードが使いやすいので、外出先で長文を打つことの多い人にお勧めしたいマシンです。 詳しくは、ThinkPad X250(レノボ公式Webサイト)を参照してください。 レノボキャンペーン情報 レノボPCをお得に購入できるキャンペーン実施中。詳しくは、レノボキャンペーン(レノボWebサイト)をクリックしてください。 |