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レノボThinkPad E16 Gen1 AMDについてレビューします。
レノボThinkPad E16 Gen1 AMDについてレビューします。
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レノボThinkPad E16 Gen1 AMDは、レノボのThinkPad Eシリーズの16インチノートPCです。 【プロモーション/貸出機材提供:レノボ・ジャパン合同会社】
主な特徴は次のとおり。
・16インチという大型ディスプレイ搭載ノートPC ・AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサ搭載 ・高いコスパを実現 ・使いやすいキーボード/タッチパッドを搭載 ・ブラックをベースとした落ち着いたカラーリング ・ボディにアルミニウムを採用 メーカーからレノボThinkPad E16 Gen1 AMDをお借りできたので、ここではThinkPad E16 Gen1 AMDの特徴・スペック・使い勝手等について詳しくレビューします。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
→レノボThinkPad E16 Gen1 AMD詳細情報 【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
【レビュー機のスペック】 AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス 1)16インチノートPC
本モデルは、16インチという大型パネルを搭載したノートPC。
画面サイズが大きいと見やすいですね。
縦横比16:10という縦に広いパネルを採用しているため、縦方向に表示領域を広く確保することができます。
パネルが大きいとボディも大きくなりますが、あんまりかさばる印象は受けないですね。
厚さは19.9mm。
そんなに分厚くないので掴みやすいですね。
重量は約1.84kg。
ちょっと重く感じますが、16インチPCとしては標準レベルかな。
普段は据え置きタイプとして使用し、必要に応じて室内を移動するぐらいであれば問題ないと思います。
気軽に外に持ち出すのは難しいと思いますが、気合いを入れれば持ち出すことは可能かな。
底面部に「Aluminum」という記載があり、本モデルには、強度の高いアルミニウムが採用されています。
触った感じ、天板部がアルミ製のようです。
光が当たると反射し、質感が高いですね。
ただし、指紋や汚れはつきやすく感じました。
ThinkPad伝統のブラックを基調としたカラーリングを採用。落ち着いた印象です。
キーボード面および
底面部もブラックで統一されています。底面部には樹脂が用いられているみたいです。
ボディがそこまで大きくないのでビジネズバッグや
デイパックからも、あまりストレス無く取り出せました。
2)スペックをチェック
ThinkPad E16 Gen1 AMDの主なスペックは次のとおり。
【CPU】
コスパの高いAMD Ryzen 3/5/7 7000シリーズプロセッサ搭載モデルを選択可能。価格重視ならRyzen 3、価格性能比重視ならRyzen 5、性能重視ならRyzen 7がオススメかな。
レビュー機には、Ryzen 5 7530Uを搭載。
【メモリ】
メモリは8GB/16GB/24GB搭載モデルを選択できます。1オンボード+1スロットの構成になっています。
レビュー機には16GBメモリを登載。
【ストレージ】
ストレージには、高速アクセス可能なSSDを搭載。1stストレージに加え、2ndストレージ搭載モデルも選べます。
レビュー機には512GB SSDを搭載。
ちなみにレビュー機を使い始めの空き領域は419GBでした。
(*空き領域は、マシン構成等によって異なる可能性あるので参考程度にしてください)
【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプのグラフィックスのみを搭載可能。高性能なグラフィックス搭載モデルは用意されていないため、動画・画像の編集などの描画処理能力が必要な作業を快適にこなすのは難しいと思います
【スペックまとめ】
高性能なグラフィックス搭載モデルは用意されていないため、
動画・画像の編集などの描画処理能力が必要な作業を
快適にこなすのは難しいと思います
【8万円台のモデルが用意されている】
この記事執筆時点では、
AMD Ryzen 3 7330/8GBメモリ/256GB SSD/IPS非タッチパネルという最小構成で85,745円(税込)のモデルが用意されています。実用性に優れたThinkPadシリーズの16インチノートPCが8万円台で購入できるのは、かなりお得感がありますね。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
→レノボThinkPad E16 Gen1 AMD詳細情報 3)パフォーマンスをチェック
ThinkPad E16 Gen1 AMDのパフォーマンスをチェックしてみました。
【レビュー機のスペック】
AMD Ryzen 5 7530Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。最高画質で「快適」に動作します。
負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」のベンチマークソフトの結果は上の表のとおり。高品質で「やや快適」、最高品質で「やや快適」という結果。
重い負荷がかかる「ファイナルファンタジー15 」のベンチマークソフトの結果は上の表のとおり。やはりCPU内蔵グラフィックスで、このクラスのゲームを快適に楽しむのは難しいという結果。
重い負荷がかかった場合、快適動作は難しいですが、負荷が中程度のゲームならば、ある程度快適に楽しめるという結果です。
実際に、ネットを見る/動画を再生するといったこのクラスのPCで行うことの多い、あまり負荷のかからないタスクを実行している際、大きなストレスは感じることはほとんどありませんでした。
個人的には、一般的な使い方をするのであれば、十分なレベルの性能だと思います。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました(スマホのアプリなので数値が正確ではない可能性があります)。ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは15-20dB程度ですごく静か。
FF15ベンチマークの実行時、25-30db程度で、静かな環境だと、少しファンの回転音が聞こえてくることがありますが、個人的にはうるさく感じませんでした。
熱については、FF15実行直後、通気孔のある底面部を触ると、ちょっと温もりを感じますが、熱くて触れないほどではありません。通気孔近くのキーボード上部も温かくなりますが、パームレスト部分に熱はあまり感じませんでした。
(*あくまで使用した範囲における個人的感想です。騒音・熱の状況は、マシン構成/使用状況/負荷等によって異なるので参考程度にしてください)
4)特徴・使い勝手をチェック
ThinkPad E16 Gen1 AMDの特徴/使い勝手をチェックします。
■搭載している端子類
搭載している端子類は次のとおり。
・USB Type-C 3.2 Gen2 x 1 ・USB Type-C 3.2 Gen1 x 1 ・USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1 ・USB 3.2 Gen1 x 1 ・HDMI ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・LAN LAN端子を搭載しているのは珍しいですね。SDカードリーダーは非搭載なので、SDカードを多用する人はご注意ください。
USB端子はType-Aが2個、Type-C端子は2つの合計4つのUSB端子を搭載。2つあるType-C端子は両方ともDisplayPort、PowerDeliveryに対応。Thunderbolt 4には非対応です。
■映像出力
HDMI端子と2個のUSB Type-C端子が映像出力に対応しています。 USB Type-C端子経由で27インチモニタに接続したところ。
対応するモニタであればUSB Type-Cケーブル1本接続するだけで外部映像出力と同時に充電を実行することができるので便利。
2つあるUSB Type-C端子のどちらでも、映像出力+充電を同時実行できました。
なお4K対応モニタにUSB Type-Cケーブル端子経由で接続したところ4k(3840×2160ドット)の解像度で出力できました。リフレッシュレートは60Hzです。
HDMI端子とUSB Type-C端子×2の合計3つの映像出力端子にモニタを接続して
4画面同時出力することができました。広い表示領域を確保できます。
【Webカメラに蓋をすることができる】
ThinkPad E16 Gen1 AMDでは、パネル上部にWebカメラが配置されていますが、簡単にWebカメラに蓋をすることができます。
カメラ上部にあるスライダを左にずらすとカメラに蓋がされます。
カメラ部分に赤い丸が出ていますね。これにより、カメラの映像/画像のハッキングによるプライバシー流出問題を防ぐことができます。
FHD対応カメラを選択可能。
画質は標準レベルに感じました。
【指紋認証センサー】
指紋センサーなし/ありモデルを選べるみたいです。
【サウンド】
スピーカーは底面部の左と
右に配置されています。
実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとカシャカシャする感じ
。個人的には、すごく高音質という印象ではないですね。
ただし、しばらく聴いていると慣れてくるので、バックグラウンドで聴いている分には十分だと感じました。
■バッテリ駆動時間
バッテリ駆動時間を実際に計測してみました。モデルによっては、バッテリ容量が3セル57Whr/3セル47Whrのいずれかを搭載したモデルを選択できるみたいですが、レビュー機は47Whrバッテリを内蔵。
[設定] ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態 条件1)基本的に何もしない 条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
*推定バッテリ駆動時間は1時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
条件1の何もしない状態で約10時間、条件2の動画再生した状態で約7.7時間バッテリが駆動する計算です。
5)各パーツをチェック
ThinkPad E16 Gen1 AMDの各パーツをチェックします。
【ディスプレイ】
本モデルには、縦横比16:10の16インチパネルを搭載。レノボWebサイトに記載されているスペック表では、次の4つのパネルを選択できます。
レビュー機は、1)のWUXGAパネル搭載モデルだと思います。
14インチPCと並べてみました。上の画像の左が14インチノート、右がレビュー機(16インチ)です。
レビュー機は1920×1200ドットのパネルを搭載。
もっと精細感が高い方がいいのであれば、2560×1600ドットのパネルを選べます。
IPSパネルを採用しているため、
表示が綺麗。
映像も楽しめると思います。
視野角は広め。
非光沢パネルを採用しているため、
照明などの映り込みはほとんど気にならないです。
ディスプレイ部分は180度近くまで傾けることができるので、複数の人で画面を共有したい場合に便利です。
【キーボード】
キーボードについて見ていきます。日本語キーボードと英語キーボード、さらにはバックライトの有無を選べます。
レビュー機は、バックライト付きの日本語キーボードを搭載。
キーボードはテンキーを搭載。
数字を入力する際に便利です。
CtrlキーとFnキーの位置が他社製PCとは逆のため
慣れないうちは押し間違えるかもしれません。
Enterキーの左など、一部のキーが少し小さめです。
頻繁に利用するEnterキーは標準的な大きさのため、押しづらさは感じませんでした。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は、すごく深いわけではありませんが、浅すぎる感じもしません。個人的には、結構しっかりめに押し込める感じ。キーを強く押しても、ボディのたわみはあんまり感じないですね。
打鍵音は小さめで、カチャカチャという音があまり気になりませんでした。
カタログにはフルサイズのキーボードを搭載と記載されており、個人的にキーピッチ(キー間の距離)で窮屈な感じはしませんでした
キーボードのつくりの良さで定評のあるThinkPadらしく、タイピング時にストレスを感じることはほとんどありませんでした。
キーボードの中央にThinkPadの代名詞である赤色の
トラックポイントを配置。
通常のタッチパッドの上部にもクリックボタンを配置しているため、タイピング中、キーボードから手を離すことなくポインタ移動/クリック操作をできます。
レビュー機はバックライト搭載モデルです。
Fnキー+スペースキーでオン/オフの切り替え・2段階の明るさの設定が可能です。
【タッチパッド】
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプ。
表面がすべすべしていて、反応は良好です。
クリックボタン部分は、軽く押すだけで反応してくれます。押した感触は固すぎず柔らかすぎす、非常にいいですね。ストレスを感じません。これまでいろんなノートPCをレビューしてきましたが、このタッチパッドのクリック感の良さは上位レベルだと感じました。クリック音はタンタンという乾いた音で、カチャカチャという耳障りな音ではないので
あまり気にならなかったです
【左側面部】
左側面部。
USB Type-C×2、Type-A、HDMI、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。
【右側面部】
右側面部。
USB Type-A、LAN端子を配置。
【前面部】
前面部に端子類はなし。
中央部分が少し飛び出しているので、カバーを開けるとき指を引っかけやすいですね。
片手だけでカバーを開けきることができませんでした。両手を使う必要があります。
【背面部】
背面部に端子類はありません。
【底面部】
背面部には通気孔が配置されています。
6)同梱物をチェック
ThinkPad E16 Gen1 AMDの同梱物をチェックします。
ACアダプタと電源ケーブル。
レビュー機には65W型のACアダプタを同梱。
片手で握れるくらいのコンパクトさです。
ちょっと厚みがあります。
電源ケーブル。
USB Type-C端子で接続するタイプです。
左側面部に2つあるいずれのUSB Type-C端子に接続しても充電できます。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は267g。
本体を合わせた重量は約2.11kg。
各パーツの名称などを示したペーパーも同梱されています。
まとめ
以上、ThinkPad E16 Gen1 AMDについて見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・16インチという大型ディスプレイ搭載ノートPC ・AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサ搭載 ・高いコスパを実現 ・使いやすいキーボード/タッチパッドを搭載 ・ブラックをベースとした落ち着いたカラーリング ・ボディにアルミニウムを採用 16インチという大型パネルを採用しており、画面の見やすさ/作業効率を重視したスタンダードノートPCに仕上がっています。キーボード/タッチパッドも使いやすく実用的です。価格性能比の高いAMD Ryzen7000シリーズプロセッサを搭載することで、最小構成で85,745円という価格を実現。 コスパの高い16インチノートPCを探している人にオススメです。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
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