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レノボThinkPad X13 Gen5についてレビューします。
レノボThinkPad X13 Gen5についてレビューします。
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![]() レノボThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)は、レノボのThinkPad Xシリーズの14インチノートPC。ThinkPadの代名詞だった赤色のトラックポイントが取り払われています。 ![]() 【プロモーション/貸出機材提供:レノボ・ジャパン合同会社】
主な特徴は次のとおり。
・14インチパネル搭載のコンパクト/スリムノートPC ・AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載 ・Copilot+PC準拠モデル ・グレーをベースとした洗練されたデザイン ・赤色のトラックポイントなし ・OLEDパネル搭載 メーカーからThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)をお借りすることができたので、ここではレノボのモバイルPC TThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)について詳しくレビューします。 *レノボWebサイトの製品ページを確認する
![]() 【参考】レノボThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)動画
レノボThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)5に関するレビュー動画をYouTubeにアップしています。
![]() ![]() 【レビュー目次】
・1)スリムタイプの14インチノートPC
・2)OLEDパネル搭載 ・3)スペック/価格 ・4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間 ・5)洗練されたデザイン ・6)キーボード/タッチパッド ・7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi ・8)同梱物 ・9)まとめ *ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずレノボ Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
![]() ![]() 1)スリムタイプの14インチノートPC
![]() 本モデルは14インチパネルを搭載。
![]() 13.3インチ/16インチPCを並べてみました(上の画像の左13.3インチPC/真ん中:レビュー機(14インチ)/右:16インチPC)。
![]() スリムベゼルを採用しているため、コンパクトなつくりになっています。
![]() 厚さは、前端と後端が6.7mm。端子部分が最も分厚く17.18mmとなっています。
![]() 端子部分以外は超スリムなので非常に掴みやすく、ハンドリングしやすいですね。
![]() 端子類部分のみが出っ張っている形状で、ちょっと面白い仕上がり。
![]() 他の部分が超スリムなので、シルエットは格好いいという印象を受けました。
![]() 重量は1.294kg(実測値)。
![]() すごく軽いという感じではありませんが一定の機動性は確保できると思います。個人的には、外に持ち出そうと思える重さです。
![]() ボディがコンパクト/スリムなので、僕の持っているビジネズバッグや
![]() デイパックからも、非常にスムーズに取り出せました。
![]() ![]() ![]() 2)OLEDパネル搭載
![]() 本モデルには縦横比16:10の14インチパネルを搭載。
![]() OLED(有機EL)パネルを標準で搭載しています。OLEDパネルの主なメリット・デメリットはこのとおり。
・高画質/黒をしっかり表現できる/レスポンスが速い/焼き付きが発生しやすい ![]() 色描写が鮮やか。
![]() 発色が綺麗で、思わず画面に引き込まれます。
一見しただけで、通常の液晶パネルとは色表現が大きく異なるのがわかります。
![]() 黒い部分も深めに表現できるため、映像を楽しめました。
![]() 臨場感があり、没入感が半端ないです。映像を楽しむことがメインなら、OLEDパネル搭載モデルがいいと思います。
![]() 本モデルのパネルはデジタルシネマの規格DCI-P3のカバー率100%を実現しており、広い色範囲を表現できます。
![]() 色域の狭いパネルを搭載した16インチPCに同じ画像を映し出してみましたが、
レビュー機のパネルの方がより忠実に色を再現できているのがわかります(上の画像の左:レビュー機(14インチ/DCI-P3 100%)/右:色域の狭いパネル搭載PC(16インチ))。
![]() またsRGB100%パネル搭載PC(13.3インチパネル搭載)と比べてみたところ
一見すると大きな差は感じませんでしたが、じっくり見ると、レビュー機の方が、より深く色を表現できる印象を受けました(上の画像の左:sRGB100%のIPS非光沢液晶パネル搭載PC (13.3インチ)/真ん中:レビュー機(14インチ/DCI-P3 100%)/右:色域の狭いパネル搭載PC(16インチ))。
![]() 色鮮やかに表現できますが、周りの映り込みはそれほど激しくない印象。
![]() 非光沢パネル搭載PCと比べると、若干映り込みは発生しやすいですが、すごくギラギラして見づらい、という感じではありません(左:非光沢パネル搭載PC(13.3インチ)/右:レビュー機(14インチ))。
本モデルでは、2.8K(2880x1800)、WUXGA(1920×1200)のパネルを選択可能。
![]() レビュー機は2.8Kの高精細パネルを搭載。
![]() 文字表示も滑らかです。
![]() 輝度は2.8Kパネルが500nit。明るいパネルのため、室内で使っていて暗く感じることはありませんでした(WUXGAパネルは400nit)。
![]() 視野角は広め。
![]() 2.8Kパネルはタッチ対応です(WUXGAパネルはタッチ非対応)。
![]() 2.8Kパネルのリフレッシュレートは最大120Hz(WUXGAパネルは最大60Hz)。動きの速い映像を滑らかに楽しむことができます。
![]() ![]() ![]() 3)スペック/価格
本モデルは、インテルCore Ultraシリーズ2のCore Ultra 5 226V/7 258Vなどのプロセッサを搭載したモデルを選択可能。vPro対応CPUも選択できます。
AI専用NPU内蔵プロセッサでCopilot+PCに準拠しており、AI処理性能を高めています。
メモリはオンボードタイプの16GB/32GB搭載モデルを選択可能。
グラフィクスはCPU内蔵タイプのIntel Arcグラフィックスを搭載。高性能タイプのグラフィックス搭載モデルは用意されていません。
スペックに関しては、コンパクト/スリムPCとしては充実していると思います。
![]() 価格についてですが、Core Ultra 5 226V/16GBメモリ/256GB SSDの構成が180,356円(税込)。デザイン/使い勝手を重視したThinkPadシリーズだけに、価格はちょっと高めの印象です(価格は記事執筆時点。直近の価格については直販サイトを参照してください)。
*レノボWebサイトの製品ページを確認する
![]() ![]() ![]() 4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
【レビュー機のスペック】インテル Core Ultra 7 258V/32GBメモリ/1 TB SSD/インテルArcグラフィックス(CPU内蔵) ![]() 負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」の結果は、最高品質で「とても快適」。
![]() 重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」で「やや快適」、「標準品質」で「普通」、「高品質」で「普通」。
![]() 文書作成/Web閲覧/動画再生などの負荷が軽めの処理を実行している際、
大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
![]() ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは15-20dB程度で静か。ファンの音はほとんど聞こえてきません。
![]() FF15実行時 25-30dB程度まで上昇し、ちょっとファンの音が聞こえてきます。静かな環境だと、少し耳障りに感じるかな。ただし、個人的にはうるさすぎる、という感じはしませんでした。
![]() 底面部に通気孔が配置されていますが、エンジンハブデザインを採用。
![]() 通気孔部分が盛り上がるデザインになっており、
![]() 左右にファンを配置。
![]() ![]() 盛り上がった部分の側面部側にも通気孔が配置されていますね。
![]() FF15実行直後、底面部の通気孔あたりを触ると温かいです。ファンがある部分はちょっと温度が高めに感じることもありました。
![]() 背面部にも通気孔が配置されており、
近くのキーボード上部も少し温かくなります。パームレスト部分にもちょっと熱を感じました。ボディ全体に熱を伝えて冷却している感じかな。
![]() バッテリ容量は約55Wh。
バッテリ駆動時間を実際に計測してみました。
[設定] ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態 条件1)基本的に何もしない 条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
*推定バッテリ駆動時間は1時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
条件1の何もしない状態で約12.5時間、条件2の動画再生した状態で約10時間バッテリが駆動する計算です。
![]() ![]() ![]() 5)洗練されたデザイン
![]() 本モデルにはアルミニウムを採用。
![]() すごく質感が高め。洗練された感じがします。
![]() アルミのため光の反射が綺麗。多少ぎらつきがあり、
![]() 光の当たる角度によって見え方が異なります。
![]() 天板部を触ると、すごくサラサラしていて心地いい感じです。指紋や汚れはそれほど目立たない印象。
![]() これまでThinkPadというとブラックカラーが一般的でしたが(上の画像はThinkPad E14 Gen6(AMD))、
![]() 本モデルはサンダーグレー。落ち着いたグレー色で雰囲気がいいですね。煌びやかな感じもします。個人的にはブラックよりも高級感がある印象。
![]() キーボードはグレー、周囲は天板部と同系色を採用。
![]() 底面部も通気孔はブラックですが、その他は同系色です。
![]() 通気孔以外の部分は、少し波打つようなデザインを採用。
触ると凸凹しています。
![]() 米国国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を確保。
![]() スリムタイプPCですが、片手だけで持ってもボディのたわみ等はほとんど感じないので安心して持ち運べると思います。
![]() カメラ部分が飛び出すデザインを採用。この部分、少し盛り上がっています。
![]() カバーを開けるときに、指を引っかけやすいですが、
片手だけでカバーをスムーズに開けきることはできませんでした。
![]() パネルは180度近く傾けることができます。
![]() ![]() ![]() 6)キーボード/タッチパッド
![]() キーボードについて見ていきましょう。
![]() ThinkPadの代名詞である赤色のトラックポイントが配置されていません。トラックポイントが不要だと考えている、他のPCユーザーからの乗り換えを促進する狙いがあると考えられます。シンプルな仕上がりで、個人的にはこれはこれでありだと思います。
![]() 上の画像は、トラックポイントを搭載した14インチノートレノボThinkPad E14 Gen6(AMD)です。
→参考:レノボThinkPad E14 Gen6(AMD)レビュー ![]() 本モデルは、Enterキーの左横のキーがちょっと小さめ。
![]() Enterキーは標準サイズで押しづらさは感じませんでした。
![]() キーの手前側が斜めに削られている独特の形状をしており、
一般的なキーと比べて、ちょっとスムーズに押せるかな。
![]() キーストローク(キーを押し込む深さ)浅め。打鍵感はやわらかめで、個人的にはもう少し反発があるほうが好きかな。打鍵音は標準レベル。そんなにうるさくは感じないですね
![]() キーを強く押しても大きなたわみは感じません。
![]() キーピッチ(キー間の距離)はそれほど狭くなく、窮屈感はないですね。タイピングしやすいキーボードという印象を受けました。
![]() リフトアップヒンジではありませんが、底面部の後ろの方が一段高くなっているため、キーボードにそもそも傾斜があり、打ちやすいと思います。
![]() 電源ボタンをキーボード右上に配置。軽く押したぐらいでは誤動作しませんでした。
![]() レビュー機は日本語キーボード搭載モデルですが、英語キーボードも選択可能。
![]() ホワイトのバックライトを搭載。
![]() Fnキー+スペースキーでAuto-弱-強-オフの切り替えが可能です。
![]() タッチパッドは大きめ。
![]() 表面にガラスを用いており、触った感触は非常に滑らか。反応も良好です。
![]() 触覚タッチパッドを採用。物理的なボタン機構がなく、押すとクリックした感触が発生するタイプです。軽く押すだけで反応してくれます。結構きびきび動作して心地いいですね。押し込む深さは非常に浅いのですが、押した感は結構ありますね。少しぱこぱこする感じがあるかな。クリック音が小さめなので静かな環境でもあまり気にならないと思います。
![]() ![]() ![]() 7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi
端子類はHDMI、USB Type-C×2、ヘッドホン端子のみ。
Type-A、カードリーダーなどは非搭載なので端子類は少なめです。
![]() 左側面部。HDMI、Type-Cを配置。
![]() 右側面部。Type-C、ヘッドホン端子を配置。
![]() Type-Cは2つともDisplayPort/PowerDelivery/Thunderboltに対応。
![]() 対応するモニタを用意すればUSB Type-Cケーブル1本接続するだけで
![]() 外部映像出力と同時に充電を実行できるので便利。
![]() カメラはFHD1080pまたは800万画素カメラ搭載モデルが用意されています。
![]() レビュー機には800万画素のカメラを搭載。鮮明な印象を受けました。
![]() いずれのカメラにも電子式プライバシーシャッターを搭載。
![]() F9キーを押してシャッターのオン/オフの切り替えが可能です。
![]() マイクミュートキー(F4キー)も用意されています。
![]() 顔認証に加え、指紋認証を利用可能。
![]() 底面部の前面部寄りの左右にステレオスピーカーが搭載されています。
![]() 実際に音楽を聴いてみたところ、しっとりとした感じで、カシャカシャする印象はあまりないですね。結構落ち着いたサウンドで個人的には好きかな。いい仕上がりだと思います。
![]() 本モデルはWiFi7に対応しています。
![]() ![]() ![]() 8)同梱物
![]() ACアダプタと電源ケーブル。
![]() ACアダプタはコンパクトなつくり。
![]() 65W型を同梱。
![]() 電源ケーブル。
![]() 接続端子にはUSB Type-Cを採用。
![]() 左右側面部に1つずつあるType-C端子のいずれに接続しても充電できます。
![]() ACアダプタの重量は212g(実測値) 。
![]() 本体を合わせた重量は1.506kg(実測値)。
![]() ![]() まとめ
![]() 以上、ThinkPad X9 14 Gen 1 Aura Edition(14型 Intel)について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
・14インチパネル搭載のコンパクト/スリムノートPC ・AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載 ・Copilot+PC準拠モデル ・グレーをベースとした洗練されたデザイン ・赤色のトラックポイントなし ・OLEDパネル搭載 スリム/コンパクトな14インチOLEDパネル搭載ノートPCです。インテルCore Ultraシリーズプロセッサ搭載のCopilot+PC準拠モデルでAI処理性能を高めています。洗練されたデザインに仕上がっており、 ThinkPadの代名詞だった赤色のトラックポイントが取り払われています。 価格はちょっと高めですが、エレガントなデザインの実用性に優れた、AI処理に優れたコンパクト/スリムPCを探している、トラックポイントがない方がいい、という人にオススメしたいですね *レノボWebサイトの製品ページを確認する
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