DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
Inspiron 3646について詳しくレビューしています。
Inspiron 3646について詳しくレビューしています。
|
![]() |
![]() DELL Inspiron 3646はスリムタイプボディを採用したエントリーマシンです。
![]() DELLには、現在スリムタイプマシンとしてInspiron 3647が提供されていますが、Inspiron 3646は、3647とほぼ同じ大きさのボディを採用しつつ、スペックダウンすることで低価格を実現した下位モデルに位置づけられます(Inspiron 3646と3647の違いはこちら)。 モニタなしの最小構成価格で4万円台を実現しており、省スペース性とコストパフォーマンスの両方を重視する方にお勧めのデスクトップとなっています。 【目次】
・1)インテルCeleronプロセッサを搭載
・2)エントリマシンとしては十分なレベルのパフォーマンス ・3)ワイヤレス通信が標準で付属 ・4)ポート類は最小限 ・5)スリムでコンパクトなボディを採用 ・6)各パーツをチェック (前面部 | 背面部) ・7)筐体内部をチェック ・8)まとめ [スポンサーリンク]
1)インテルCeleronプロセッサを搭載
Inspiron 3464に搭載できるCPUはインテル Celeron プロセッサー J1800。インテルプロセッサでは、Celeron<Pentium<Core iプロセッサの順に性能が上になります。
最近では、Core i3以上のプロセッサを搭載するモデルが多いのですが、このInspiron 3646ではCeleronプロセッサのみを搭載可能。なので、Inspiron 3646は性能重視モデルではなく、価格と性能のバランスにこだわったコストパフォーマンス重視モデルとして位置づけられていることがわかります。 2)エントリマシンとしては十分なレベルのパフォーマンス
Inspiron 3646は、DELLの中でエントリマシンとして位置づけられるデスクトップです。主なスペックは次のとおり。
こうして基本スペックを見ると、このInsprion 3646は低価格を実現することを目的として、基本的な構成のみにこだわり、不要なものはそぎ落としているのがわかります。もうちょっと性能が高いモデルがいいというのであれば、上位モデルであるInspiron 3647をどうぞ、というスタンスですね。 実際に操作してみましたが、Web閲覧/動画再生といった、それほど負荷のかからないタスクであればストレスなく処理できました。 3)ワイヤレス通信が標準で付属
![]() デルワイヤレス-N 1705 @ 2.4Ghz(802.11b/g/n)とBLUETOOTH 4.0が標準でついてくるので、すぐにワイヤレス通信することが可能です。ワイヤレス環境を構築していれば、ケーブルなしでネットに接続できるので、置き場所の自由度が高まります。 4)ポート類は最小限
USG端子は、前面部に2.0が2基、背面部に3.0が1基、2.0が2基の合計5基を搭載しています。Inspron 3647では、USB 3.0が2基、2.0が6基の合計8基搭載しているのに対し、3646では3基少なくなっています。5基でも十分だと思いますが、USB端子の数を重視している人は注意が必要です。
なお映像出力端子として、HDMI端子とVGA端子の2種類を搭載しているので、デュアルモニタ環境を構築できます。 5)スリムでコンパクトなボディを採用
Inspiron 3646ではボディにスリム/コンパクトなスモールフォームファクタを採用しています。幅は10.2cm、高さは26.7cm、奥行きは38.1cm。
![]() 片手で掴める大きさです。 ![]() 22インチ液晶を接続したところ。Inspiron 3646のコンパクトさが際立ちます。設置スペースが狭いところにも置くことが可能です。 6)各パーツをチェック
6-1)前面部をチェック!
![]() Inspiron 3646の前面部をチェックします。 ![]() 上部右側に光学ドライブが縦向きに配置されています。 ![]() 上部左側部分を押すと、フタが開きます。 ![]() 中にカードリーダー、USB2.0×2、ヘッドホン端子、マイク端子が配置されています。使わないときはフタを閉じられるので、埃対策になります。 6-2)背面部をチェック!
![]() 次にInspiron 3646の背面部をチェックします。 ![]() 中央には音声端子類、その下にVGA端子、HDMI端子、USB 3.0 x 1、USB 2.0 x 2、LAN端子、電源端子が配置されています。 7)筐体内部をチェック
![]() 背面部左にある2つのネジを外せば筐体内部にアクセスできます。 ![]() 筐体内部はこんな感じ。スリムマシンなのですが、中はがらんとしていて、結構スペースがあります。 ![]() こちらは同じスリムマシンのInspiron 3647。パーツがぎっしり詰め込まれているのがわかります。 ![]() 左上には、光学ドライブとHDDが配置されています。 ![]() 右上部分はマザーボード。 ![]() 上はメモリ、下にCPUが配置されています。メモリソケットは1つだけなので、増設することはできません。 ![]() 背面部の上の方には拡張スロット用のカバーが2つ配置されているのですが、マザーボードを見ると拡張スロットは見当たりません。したがって拡張スロットを使った拡張はできないようです。 ![]() あと大きな特徴として、電源ソケットが装備されておらず、マザーボードに直接給電する形をとっています。 おそらく全体の消費電力が低く、拡張スロットもないので、電源ソケットを外して、低価格化を図ったんでしょうね。 この結果、本体の重量も軽くなっています。 ![]() ACアダプタも、ノートPCのようにコンパクトです。 ![]() 背面部のこの位置に電源端子が配置されています。 8)まとめ
![]() DELL Inspiron 3646の特徴をまとめると次のようになります。 ・高さ、幅を抑えた非常にコンパクトなスモールフォームファクタ筐体を採用 ・コストパフォーマンスに優れたインテルCeleronプロセッサを搭載。エントリレベルの基本性能を発揮できる ・コンパクトさを突き詰めているので、拡張性は期待できない このように、Inspiron 3646は、性能にはほどほどでいいが、とにかく価格の安いデスクトップが欲しいという人にお勧めです。 ![]() ![]() ![]() |
![]() |
![]() ![]() |