DELL Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップ 解説

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Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップの詳細なレビューを示します。
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DELL
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップの特徴解説

DELL Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップは、液晶とPCが一体化したオールインワンタイプのデスクトップPC。24インチ液晶パネルを搭載しています。

→参考:DELLのオールインワンPCのラインアップ

Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップレビュー
シリーズ
特徴
Inspironシリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリーシリーズ。他のシリーズと比べて価格が低めに設定されています。コンパクトタイプのボディに加え、スリムタイプのボディを採用したモデルが用意されています。
XPSシリーズ Inspironの上位に位置づけられるDELLのハイパフォーマンスシリーズ。ミニタワーボディを採用しており、一定の拡張性を確保。
DELL Inspiron 24 5000(5400)の主な特徴は次のとおり。

・24インチパネルを搭載
・液晶の外枠(ベゼル)が極細のフレームレスデザイン
・第11世代インテルCoreプロセッサ搭載
・シルバーとブラックのカラーリングを用意


ここではInspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップの特徴・スペック等について詳しく解説します。

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「5400」)を確認する方法はこちら)。
【Inspiron 24 5000(5490)レビュー】
Inspiron 24 5000(5400)の先代モデルInspiron 24 5000(5490)について詳しくレビューしています。5400は第11世代インテルCoreプロセッサを搭載することで性能アップを図っています(5490は第10世代インテルCoreプロセッサ搭載)が、両モデルのボディの大きさはまったく同じで、デザインも共通しているため参考なる部分が多いと思います。
→参考:Inspiron 24 5000(5490)レビュー
Inspiron 24 5000(5490)フレームレスデスクトップレビュー
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。掲載している実機の写真はInspiron 24 5000(5490)です。
1)24インチ液晶搭載のオールインワン
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップは24インチ液晶パネルを搭載したオールインワンPCです。
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップはスリムベゼルを採用。非常にフレーム(液晶の外枠の部分)が狭いため、液晶パネルを見ているときにフレームの存在が気になりにくく、画面への没入度を高めることができます。
さらにフレームが狭いと、デザインの野暮ったさがなくなり、スタイリッシュな仕上がりになります。
2)第11世代インテルCoreプロセッサ搭載
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップの主なスペックをチェックします。
 
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップ
筐体
オールインワン
液晶
23.8-インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 スリムベゼル フレームレス 非-タッチ ディスプレイ
タッチパネル
×
CPU
第11世代インテル Core i3-1115G4プロセッサー(6MB キャッシュ, 最大 4.1 GHzまで可能)

第11世代 インテル Core i5-1135G7プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

第11世代インテル Core i7-1165G7プロセッサー (12MB キャッシュ, 最大 4.7 GHzまで可能)
メモリ
8GB, 8Gx1, DDR4, 2666MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD

256GB SSD + 1TB 5400 rpm ハードドライブ

512GB SSD + 1TB 5400 rpm ハードドライブ
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス共有グラフィックスメモリー付き

インテル Iris Xe グラフィックス共有グラフィックスメモリー付き
光学ドライブ
無し
搭載端子
1 x USB 2.0 Type A
3 x USB 3.1 Gen 1 Type A
1 x USB 3.1 Gen 2 Type-C
1 x RJ45 10/100/1000
1 x SDカード リーダー3.0
1 x マイク/ヘッドセット ジャック
1 x DC電源
1 x HDMI入力
1 x HDMI出力(1.4)
スピーカー
有(底面)
【CPU】
CPUには、インテル第11世代Core i3-1115G4/Core i5-1135G7/Core i7-1165G7プロセッサ(Tiger Lake)搭載モデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。

CPU 第11世代インテルCore i3-1115G4 第11世代インテルCore i5-1135G7 第11世代インテルCore i7-1165G7
コアの数 2 4 4
スレッドの数 4 8 8
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.10GHz 4.20GHz 4.70GHz
キャッシュ 6MB 8MB 12MB
オペレーティングレンジ 12-28W 12-28W 12-28W

価格重視ならCore i3搭載モデルがオススメですが、一定のパフォーマンスを確保したいのなら、Core i5以上のプロセッサを搭載した方が不満は少ないと思います。

【メモリ】
メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 3Dゲーム、動画/画像編集といった、負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
メモリは8GBを標準搭載。このマシンでは、Web閲覧/動画再生、といった比較的負荷が軽めのタスクをメインで行うことが多いと思うのですが、こうしたタスクの処理には8GBのメモリがあればストレスを感じるシーンは少ないと思います。
【ストレージ】
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
SSDのみの構成に加えて、SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能
【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。
このスペックを見る限り、オールインワンPCに求められるタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生など)であれば、そんなにもたつくシーンはないと思います。
【パッケージ別の構成】
Inspiron 24 5000(5400)のパッケージ別のスペック・価格は次のとおり。
 
スタンダード
プレミアム(SSD+HDD)
プラチナ
(大容量SSD+HDD)
CPU
第11世代インテル Core i3-1115G4
第11世代 インテル Core i5-1135G7
第11世代インテル Core i7-1165G7
メモリ
8GB, 8GBx1, DDR4, 2666MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
256GB SSD + 1TB 5400 rpm ハードドライブ
512GB SSD + 1TB 5400 rpm ハードドライブ
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス
インテル Iris Xe グラフィックス

最小構成価格 (税込・配送料込み)
80,278円
104,478円
131,978円
Inspiron 24 5000(5400)には、現在3つのパッケージ(スタンダード/プレミアム/プラチナ)が用意されています。

スペックが異なるのはCPU/ストレージ/グラフィックスの3種類です。
3)ブラックとシルバーのカラーリングを用意
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップにはブラックとシルバーのカラーリングが用意されています。上の画像はブラックモデル。
落ち着いた雰囲気です。
上の画像はシルバーモデル。
明るいカラーリングですね。
カラーリングだけでなく、スタンド部分の形状が異なります。ブラックは木の枝みたいな形状をしていますが、シルバーは丸みを帯びた形状をしています。
4)特徴をチェック
■Webカメラは収納可能
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップは、ポップアップ式のWebカメラを採用。使わないときはカメラを収納しておくことができます。
軽く押すだけで収納可能。使いたいときも、軽く押せばカメラが飛び出してきます。使わないときはWebカメラを収納できるので、画像/映像の流出問題が発生するのを防ぎ、プライバシーを保護できます。
■傾き調整機能のみ
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップでは、高さ調整/左右回転機能は用意されていません。ディスプレイ部分の傾き調整機能だけを利用可能です。
■スピーカーを搭載
底面部にスピーカーを搭載しているため、別途外付けのスピーカーを接続しなくてもデフォルトの状態で音楽/動画を楽しむことができます。この位置にスピーカーがあると、何にも遮られることなく音が耳に届きます。
5)各パーツをチェック
Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップの各パーツをチェックします。
ディスプレイは23.8インチパネルを搭載。最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。
非光沢パネルを採用しているため、映り込みがほとんど発生しません。なので、長時間見続けたときの目の疲れを軽減できます。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
タッチパネルは非搭載なので、指での操作はできません。
背面部の中央下に端子類が配置されています。

写真左から順に、背面セキュリティロックスロット、電源端子、HDMI出力端子、HDMI入力端子、USB 3.1 Gen 2 Type-C端子、RJ45イーサネット10/100/1000端子、USB 2.0 Type-A端子、USB 3.1 Gen 1 Type-A端子×3、ユニバーサルヘッドフォンジャック、SDカードリーダーが配置されています。
HDMI入力端子が配置されているので、他のデバイスの外部モニタとして利用することも可能。たとえば、ノートパソコンとHDMIケーブル経由で接続することで、より大きな画面で映像を楽しむことができます。ゲームを接続するのもありでしょうね。

側面部には端子類が配置されておらず、すべてこの位置にあるので、デバイス/ケーブルを接続するときは、背面部をのぞき込むか、本体を動かす必要があります。なので、ちょっと手間がかかります。
まとめ

以上、Inspiron 24 5000(5400)フレームレスデスクトップについて見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・24インチパネルを搭載したオールインワンPC
・液晶の外枠(ベゼル)が狭いフレームレスデザインを採用
・第11世代インテルCoreプロセッサ搭載
・シルバーとブラックのカラーリングを用意


スタイリッシュなデザインに仕上がっているため、置き場所を選びません。リビングに置いて、家族みんなで使いたい人、省スペースのデスクトップPCを探している人にオススメです。