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デル XPS 15(9500)について詳しく解説します。
デル XPS 15(9500)について詳しく解説します。
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XPS 15(9500/2020年モデル)は、15.6インチ液晶を搭載したノート。DELLのハイパフォーマンスシリーズXPSシリーズに属しています。
→XPSシリーズノートPC最新ラインアップ →デル15インチノートPC最新ラインアップ
New XPS 15(9500)はXPS 15(7590)の後継モデルに位置づけられます。→XPS 15(7590)レビュー
New XPS 15(9500)の主な特徴は次のとおり。 ・4辺スリムベゼル採用 ・非常にスリム/コンパクトな15インチノートPC ・アルミボディのスタイリッシュデザイン ・第10世代インテルCoreプロセッサを搭載 ・アスペクト比16:10のパネルを搭載しており、縦に広く表示可能 ・4Kパネル搭載モデルが用意されている ・NVIDIA GeForce GTX1650 Tiグラフィックス搭載モデルを選択可能 液晶の4つの外枠(ベゼル)がスリムな4辺スリムベゼルを実現。画面への没入度を高めることができるうえに、デザインの洗練度を引き上げています。さらに第10世代インテルCoreプロセッサ+NVIDIA GeForce GTX1650 Ti搭載モデルを選択できるため、高パフォーマンスを発揮できる仕様になっています。 ここではXPS 15(9500)の特徴、スペック等について詳しく解説します。 DELL Webサイトの製品ページを確認する → XPS 15(9500)詳細情報 【レビュー目次】
・1)4辺スリムベゼル
・2)アルミボディのスリムデザイン ・3)高パフォーマンスを発揮できるスペック(新旧モデルの比較) ・4)パッケージ別のスペックをチェック ・5)各パーツをチェック ・6)まとめ *ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。
1)4辺スリムベゼル
XPS 15(9500)では、パネルの4つの外枠(ベゼル)がすごくスリムなデザインを採用。
2019年モデルと比べると、下辺がスリム化されているのがわかります(上の画像の左が2019年モデル、右が2020年モデル)。
このおかげで、画面への没入度を高められるほか、ボディをコンパクトにすることができます。
同じXPSシリーズのXPS 13(2020年モデル/13インチパネル搭載)も4辺ベゼルスリムを採用しています。実際に使ってみて、画面に集中することができました。よりスタイリッシュな仕上がりになるうえに、ボディも小さくできるので、すごくいいと思います。
→参考:XPS 13(9300)レビュー 2)アルミボディのスリムデザイン
XPS 15(9500)は、アルミニウム削り出しボディを採用。質感が高く、洗練されたデザインに仕上がっています。
厚さは約18mmしかありません。高性能グラフィックスを搭載できる15インチノートPCとしてはすごくスリム。
重量は最小構成で1.83kgです。一般的な15インチノートPCの重量が約2kgですから、このクラスのノートPCとしては重量は軽めです。パームレスト部分に、強度が高く軽いカーボンファイバを採用することにより、軽量化を実現しています。 カラーリングはシルバー&ブラックに加えて、
フロスト&ホワイトを用意。
3)高パフォーマンスを発揮できるスペック(新旧モデルの比較)
New XPS 15(9500)の主なスペックは次のとおり。
CPUは、第10世代Core i5/i7/i9搭載モデルを用意。ノートパソコンに用いられることの多い末尾に「U」が付いた省電力タイプではなく、「H」の付いた高性能タイプのプロセッサを搭載しています。それぞれの詳細は次のとおり。
メモリは8GB/16GB/32GB搭載モデルを用意。一般的な用途(Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生など)であれば8GBの容量で十分だと思いますが、ゲームを楽しみたい、動画/画像の編集作業などのヘビーな作業を快適にこなしたい、というのであれば、より多くの容量のメモリを搭載したモデルを選べます。 ストレージはSSDのみを搭載。HDDは選択できません。
SSDは、HDDに比べて、高速アクセス可能/耐衝撃性に優れる/静か、というメリットがあります。容量512GBに加えて1TB/2TB搭載モデルを選択可能。大容量のデータを保存したい、というニーズにも応えることができます。 光学ドライブは搭載されていません。
グラフィックスには、CPU内蔵のインテルUHDグラフィックスに加えて、NVIDIA GeForce GTX 1650Ti搭載モデルを選べます。CPU内蔵グラフィックスに比べて描画処理能力が高いので、動画/画像の編集作業を行うことが可能。 指紋認証リーダーが装備されているので、指紋認証によるログインが可能です。 4)各パッケージのスペックをチェック
XPS 15 (9500)のパッケージをチェックしてみましょう。
(上記価格はクーポン適用前の価格です。クーポン適用すると、さらに安く購入できます)
現時点では、プレミアムに加えて6種類のプラチナ、そして最上位を示すスプレマシーパッケージの合計8種類が用意されています。(それぞれのパッケージには、Office無し/付きモデルが用意されています)。
プレミアムモデルにはインテルCore i5プロセッサを搭載。メモリ8GB、ストレージ256GB SSD、インテルUHDグラフィックスのモデルだけが購入可能です。
プラチナモデルはインテルCore i7プロセッサを搭載。プラチナモデルの選択肢としては、 ・メモリの容量 ・SSDの容量 ・ディスプレイの解像度 の3つが用意されています。 メモリの容量として、8GB/16GB/32GB搭載モデルを選択可能。SSDの容量として512GB/1TBのいずれかを選択可能。 さらにはディスプレイの解像度を選べます。表示の綺麗さにこだわるのであれば、UHD+(3840×2400ドット)のパネルを搭載したモデルがオススメですが、普通に動画を見る、Webを閲覧することができればOKで画質にはそれほどこだわらない、というのであればフルHD+パネルでも十分だと思います。 スプレマシーモデルは、第10世代インテルCore i9+32GBメモリ+2TB SSD+NVIDIA GeForce GTX1650Tiという、ノートPCとしては性能にこだわった仕様になっています。 5)各パーツをチェック
XPS 15(9500)の各パーツをチェックします。
ディスプレイは15.6インチパネルを搭載。FHD+パネル搭載モデル/UHD+パネル搭載モデルを選択できます。
UHD+パネルは、FHD+の4倍のドット密度を実現。より精細感のある表示が可能です。
FHD+パネルは非光沢パネル、UHD+パネルは光沢パネルですが反射防止加工が施されています。
FHD+パネルは非タッチパネル、UHD+パネルはタッチパネルです。 いずれのパネルも輝度500ニットの明るいパネルを搭載。明るいと、表示が綺麗/明るい野外でも見やすい、というメリットを享受できます。 最大電力消費はUHD+パネルがFHD+パネルの2倍以上。したがって、バッテリ駆動時間を確保するため、UHD+パネル搭載モデルには大容量バッテリ(86WHr/FHD+パネル搭載モデルは56WHr)を搭載。その分、重量が約220g重くなっています。 動画/画像の編集などのクリエイティブワークに携わったり、圧倒的な精細感を望むのであればUHD+パネルがおすすめですが、そこまでの精細度は不要/軽い方がいいというのであればFHD+パネル搭載モデルでいいと思います。 なおXPS 15(9500)の ディスプレイの仕様は、XPS 13(2020年モデル)と似ています。→参考:XPS 13(2020年モデル)ディスプレイの特徴 キーボード。テンキーは非搭載です。
■ブラックバックライトキーボード(日本語) ■ブラックバックライトキーボード(US/インターナショナル) のいずれかを選択可能です。 右側面部。1)USB TypeC3.1(Power DeliveryおよびDisplayPort対応)、2)フルサイズSDカードリーダー、3)ヘッドホン/マイクコンボジャックを配置。
左側面部。4)ウェッジシェイプロックスロット、5)Thunderbolt 3×2(Power DeliveryおよびDisplayPort対応)を配置。
USB端子は合計3つ装備されていますが、すべてType-C端子。従来からあるType-A端子は用意されていないので注意が必要です。ただし、USB-C to USB-A v3.0 & HDMI v2.0アダプターが標準で付いてくるので、このアダプタを使えばUSB Type-A接続タイプのデバイスを1つ利用することができます。
まとめ
以上、XPS 15(9500)について解説しました。主な特徴をまとめると次のとおりです。
・4辺スリムベゼル採用 ・非常にスリム/コンパクトな15インチノート ・アルミボディのスタイリッシュデザイン ・第10世代インテルCoreプロセッサを搭載 ・16:10のパネルを搭載しており、縦に広く表示可能 ・4Kパネル搭載モデルが用意されている ・NVIDIA GeForce GTX1650 Tiグラフィックス搭載モデルを選択可能 ・シルバーとフロストのカラーリングを用意 XPS 15(9500)は、ボディにアルミを用いることでスタイリッシュなデザインを実現しているうえ、非常にスリムです。 また4辺スリムベゼルを採用することにより、画面への没入度を高めることができるほか、ボディのコンパクト化を図っています。 性能面でも、第10世代インテルCore Hプロセッサ+NVIDIA GeForce GTX1650Tiという構成を選択することができ、動画/画像編集などのクリエイティブワークでも利用できるパフォーマンスを確保しています。 ある程度の性能を発揮できるマシンが欲しいが、デザインに妥協したくない/なるべくコンパクト・スリムなボディがいい、と考えている人にオススメです。 DELL Webサイトの製品ページを確認する → XPS 15(9500)詳細情報 【XPS 15(7590)レビュー】
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