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New Inspiron 17 5000シリーズの詳細なレビューを示します。New Inspiron 17 5000シリーズの購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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DELLのNew Inspiron 17 5000シリーズ(5770)は、17.3インチの大型液晶を搭載したノートPCです(*DELLパソコンの4桁の型番(5770)を確認する方法はこちら)。 【レビュー目次】
・1)スタイリッシュなデザイン
・2)第8世代インテルCoreプロセッサ搭載 ・3)大型液晶搭載 ・4)ボディは大きめながらスリム ・5)サウンドも充実 ・6)高い耐久性 ・7)各パーツをチェック ・8)同梱物をチェック ・9)まとめ 1)スタイリッシュなデザイン
New Inspiron 17 5000(5770)のボディは、スタンダードノートとは思えない仕上がりになっています。シルバーモデルとブラックモデルが用意されています。 周辺部は丸みを帯びており、光があったときの反射がすごく綺麗。丸みがあるので持ったときの感触がいいですね。 非常に高い質感を実現しています。 スタンダードノートながら、高級さを感じさせるつくりになっています。 従来のInspironにはない高級感を醸し出しています。野暮ったさはどこにもありません。 天板部の表面はさらっとしており、指紋や汚れがつきにくい仕様になっています。 いちいち拭き取る必要がないのはすごく楽です。 キーボード周辺部もシルバーが使われています。 光が当たると反射が綺麗。 一番外の部分もシルバーの素材を用いており、統一感へのこだわりを感じます。 キーボード周辺部にはヘアライン加工が施されており、見る角度によって微妙に見え方が異なります。 ヒンジ部分も、 背面部も、 底面部もシルバーで統一されています。 こちらはブラックモデル。 落ち着いた色合いになっています。 キーボード周辺部もブラックで統一されています。 以上見てきたように、New Inspiron 17 5000(5770)は、スタンダードノートでありながら、高級感のあるワンランク上の落ち着いたデザインになっているのがわかります。 2)第8世代インテルCoreプロセッサ搭載
New Inspiron 17 5000(5770)の主なスペックは次のとおり。
CPUには、インテル第8世代Core i5-8250U/i7-8550Uプロセッサ搭載モデルを用意。主な詳細は次のとおりです。
インテルCore i5-8250U/i7-8550Uではコアを4つを搭載。1つ前の世代(第7世代)のCoreプロセッサでは2つのコアしか搭載していなかったため、コアの数が倍になっています。 基本的には、コアの数が多いほど、同時に処理できるタスクの数が増えるため、第7世代プロセッサに比べて、マルチタスクの処理性能の向上が期待できます。 メモリは8GBを搭載。スタンダードノートとしては十分な容量です。 ストレージは、高速アクセス可能なSSD(128GB)と大容量データ保存可能なHDD(1TB)のハイブリッド構成になっています。 高速処理したいデータはSSDに保存し、その他のデータはHDDに保存することで、データ利用の最適化を図ることができます。 New Inspiron 17 5000(5770)は、第8世代インテルCoreプロセッサ/8GBメモリ/SSDとHDDのハイブリッド構成というスペックになっており、基本性能は高めです。 グラフィックスには、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスに加えて、AMD Radeon 530搭載モデルを選択可能です。 New Inspiron 17 5000(5770)のパフォーマンスをチェックしてみました。 レビュー機のスペックは次のとおり。 CPU:Core i7-8550U メモリ:8GB ストレージ:デュアル ドライブ(128GB SSD+ 1TB 5400 rpm HDD) グラフィック:AMD Radeon 530 4G GDDR5 インテルCore i7-8550Uは4つのコアを搭載したプロセッサです。スレッドは倍の8つ。 ストレージの状況は上のとおり。128GBのSSDと1TBのHDDの2つのディスクが存在しているのがわかります。 Widnowsに搭載されている「WinSAT」による測定結果。 CPUのスコア(CPUScore):8.4 メモリのスコア(MemoryScore):8.4 ディスク(プライマリ)のスコア(DiskScore):7.55 グラフィックのスコア(GraphicScore):5.7 CINEBENCHで描画処理能力(OpneGL)とCPU処理能力をテスト。 OpenGL:53.03fps CPU:621cb 他のプロセッサとの比較。 他のグラフィックとの比較です。 CrystalDiskMarkでストレージの性能をチェックしました。 実際に使ってみて、非常にサクサク快適に動いてくれます。 ベンチマーク実行時に高い負荷がかかるとファンの回転数が上がり、音が気になることがあります。ただし、Webサイトを見ていたり、動画を見たり、という一般的な操作をしているときにはファンの回転数は上がらず、静かです。 電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの起動時間をチェックしてみました。2回計測したところ、 1回目:16:48/2回目:16:74 という結果になりました。それほど待たされる感じはなく、サッと起動してくれます。この起動時間ならそれほどストレスにはならないと思います。 3)大型液晶搭載
液晶は17.3インチの大型パネルを採用。やっぱり画面が大きいと見やすいですね。動画を見ても迫力があります。あんまりPCを移動させなくてもいいのなら、やっぱり大画面搭載PCの方が楽しいですね。 最大解像度は1920×1080ドットで非光沢パネルを搭載しています。 非光沢パネルなので映り込みがほとんど発生しません。上の画像でも、置物の姿が液晶に映っていないのがわかります。 色の鮮やかさという点では光沢パネルの方が上ですが、映り込みの少なさ、目への負担軽減を考えれば、非光沢パネルのほうが使い勝手は上で、実用的だと思います。 視野角も広め。斜め方向からでもしっかり表示を確認できます。 液晶の外枠は、最近のモデルとしてはちょっと幅が広めです。 液晶表示はすごく鮮明で綺麗。 黒もしっかり表現できており、動画も堪能することができました。 4)ボディは大きめながらスリム
New Inspiron 17 5000(5770)は17.3インチの大型液晶を搭載しているためボディは大きめです。 雑誌と比較するとこんな感じ。 重量は2.759kg。さすがに重めですね。 片手で持つと腕がぷるぷるします。 脇に抱えて持ってみるとこんな感じ。大きさがよくわかりますね。 24インチ液晶モニタの横に置いてみました。 ボディは大きめですが、スリムなつくりになっているので持ちやすいです。 横から見たところ。凸凹のないフラットなデザインです。厚みは約25mm。 液晶を開くとこんな感じ。 液晶はここまで開くことができます。 5)サウンドも充実
New Inspiron 17 5000(5770)には、Waves MaxxAudio Proテクノロジーが採用されており、サウンドにもこだわっています。
スピーカーは、底面部の前よりの左右に配置されています。 この位置にスピーカーがあると、床に音が反射する形になるので広がりがあるサウンドを楽しめます。また手で音が遮られることが少ないです。 同梱されている専用アプリを使って、多彩なチューニングか可能です。 イコライザで独自のカスタマイズを行ったり、プロファイルから最適な項目(ジャズやポップなど)を選択することで、自分好みのサウンドで楽しむことができます。 実際に音楽を聴いてみましたが、サウンドに艶がありますね。カシャカシャした感じはなく、しっとりと落ち着いた音の広がりを感じることができ、スタンダードノートとしては十分なレベルだと思います。 6)高い耐久性
New Inspiron 17 5000(5770)では、生活のさまざまなシーンを想定した設計を採用しており、長い期間使えるよう高い耐久性を実現しています。
具体的には、動作時温度の引き上げテスト、ヒンジテスト、キーの耐久性テスト、捻りテストなどが実施されています。 7)各パーツをチェック
New Inspiron 17 5000(5770)の各パーツをチェックしてみましょう。
キーボード。 キーボード中央部を強く押しても、それほどたんだりすることはありません。安定したキータイピングが可能だと思います。 テンキーを装備しています。 テンキーはちょっと小さめ。 頻繁に利用するEnterキーとBackspaceキーが左隣のキーとくっついてる設計になっています。 最近のDELLノートではこうした配置が一般的になってきました。実際に操作していて打ちにくいということはありませんでした。慣れれば問題ないと思います。 キーの表面にはざらつきがあります。実際にキーボードを使う際も、滑りにくいのでタイピングしやすいです。 キーピッチは広め。 タイピング中に窮屈さは感じませんでした。余裕のあるタイピングが可能だと思います。 キーストロークは少し浅めです。 ファンクションキーはちょっと小さめ。 またキーボードにバックライトは装備されていません。 タッチパッドはかなり左に寄った位置に配置されています。 タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。 表面がざらざらしています。反応は良好で、思ったところにポインタを移動できます。 クリックボタンの反応もよく、押し込み幅もちょうどいい感じ。ストレス無く操作できます。 パームレスト部分の表面はさらさらしています。 べとつきにくいので使い勝手はいいですね。 キーボードの右上には電源ボタンが配置されています。 右側面部。SDカードリーダー、USB2.0、光学ドライブが配置されています。 SDカードスロットを装着したところ。ちょっとはみ出すので、SDカードを装着した状態でPCを移動させるときは、引っかけないよう注意が必要です。 光学ドライブのトレイをひきだしたところ。 左側面部。 電源端子、USB 3.1 Gen 1 Type-C(AMDグラフィック搭載時のみ)、HDMI端子、LAN端子、USB 3.1 Gen 1 Type-A×2、オーディオジャックが配置されています。 USB Type-C端子は、AMDグラフィック搭載モデルでしか使用できません。 本体がスリムなため、LAN端子を使用するとは、下半分を押し広げて利用します。 前面部。 液晶を開く際に手を引っかけるための窪みが設定されています。 背面部。端子類は配置されていません。 背面部の下に通気孔が配置されているのが見えます。 底面部。 中央に「Inspiron」のロゴが刻印されています。 通気孔です。電源をオンにすると、排熱により、この部分が少し熱くなります。 液晶の上部に、Webカメラ、カメラステータスライト、マイクが配置されています。 8)同梱物をチェック
New Inspiron 17 5000(5770)の同梱物をチェックしてみましょう。
ACアダプタと電源ケーブル。 ACアダプタは、かなりコンパクトなつくりです。 それほど分厚くもありません。 電源ケーブルは、しっかりとしたつくり。 電源ケーブルを電源端子に接続したところ。 ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は334gです。 同梱される書類。 クイックスタートガイドでは、各パーツの説明や電源の入れ方などが記載されています。 まとめ
以上、New Inspiron 17 5000シリーズ(5770)について解説しました。特徴をまとめると次のとおり。 ・17.3インチの大型液晶搭載 ・スタイリッシュなデザイン ・スリムなボディ ・第8世代インテルCoreプロセッサ搭載 ・HDD+SDDのハイブリッド構成 ・サウンドにもこだわっている ・高い耐久性を実現 New Inspiron 17 5000(5770)は、17.3インチ液晶搭載ノート。やっぱり画面が大きいと何をするにしても快適です。作業効率もアップするし、迫力ある映像を楽しむこともできます。 性能面では、第8世代インテルCoreプロセッサ+8GBメモリ+SSDという充実構成になっており、スタンダードノートとしては基本性能は高め。Web閲覧/メール/ビジネスアプリ/動画再生といった、一般的なタスクであれば、ストレス無く作業できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。 デザインにもこだわっており、スタイリッシュな大画面ノートで快適に操作したい人にオススメです。 *詳しくは、New Inspiron 17 5000(5770)製品情報(DELL Webサイト)を参照してください。 |