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New Inspiron 15 3000-Intel(3576)について詳しく解説します。
New Inspiron 15 3000-Intel(3576)について詳しく解説します。
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New Inspiron 15 3000-Intel(3576)は15インチ液晶を搭載したノートPC。
DELL InspironノートのエントリーシリーズInspiron 3000シリーズに位置づけられており、コストパフォーマンスを重視した構成になっています →参考:Inspiron 3000シリーズの特徴/ラインアップ 3000シリーズは、価格の安さと実用性の高さを両立させており、デルのノートPCで高い人気を誇るシリーズです。 New Inspiron 15 3000-Intel(3576)はCPUに、この記事執筆時点では最新の第8世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択することができ、第7世代インテルCoreプロセッサ搭載の先代モデルInspiron 15 3000(3567)から性能アップを図っています。 (*DELLパソコンの4桁の型番(このモデルの場合は「3576」)を確認する方法はこちら) New Inspiron 15 3000-Intel(3576)の主な特徴は次のとおり。 ・第8世代インテルi5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能 ・ストレージには高速アクセス可能なSSDを搭載 ・15インチ液晶パネルを搭載 ・ブラック/グレーのカラーリングを選択可能 ・コストパフォーマンス重視のエントリーモデルとして位置づけられる 価格を重視しつつ、パフォーマンスにもこだわりたい人におすすめの構成に仕上がっています。 ここでは、New Inspiron 15 3000-Intel(3576)の特徴・スペック・使い勝手等について詳しく解説します。 *DELL Webサイトの製品ページを確認する
→New Inspiron 15 3000 (3576)詳細情報 【レビュー目次】
1)第8世代インテルCoreプロセッサを搭載
【New Inspiron 15 3000(3576)の主なスペック】
CPUにインテル第8世代Core i5-8250U/i7-8550Uプロセッサを搭載したモデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。
第8世代インテルCore i5-8250U/i7-8550Uではコアを4つを搭載しています。 1つ前の世代(第7世代)のCoreプロセッサでは2つのコアしか搭載していないため、コアの数が倍増されています。 基本的には、コアの数が多ければ多いほど、同時に処理できるタスク数が増加するため、第8世代プロセッサは、第7世代プロセッサに比べて、同時にタスクを処理する際のパフォーマンス向上が期待できます。 エントリモデルに位置づけられ、コストパフォーマンスを重視するInspiron 15 3000シリーズの場合、ローエンドのプロセッサであるインテルCeleronプロセッサなどを搭載するモデルが多かったのですが、今回のNew Inspiron 15 3000-Intel(3576)では最新世代のインテルCoreプロセッサを搭載しており、性能にこだわった構成になっています。 メモリは8GB搭載モデルを選択可能。8GBのメモリを積んでいれば、Web閲覧/メール/動画再生/ビジネスアプリの操作といった一般的なタスクであれば、ストレス無く処理できると思います。 ストレージはSSDのみを選択可能。HDDと比べて、アクセスが高速/衝撃に強い、という特徴があります。選択できる容量は256GBのみ。 より大容量のデータを保存したいのであれば、外付けのストレージを接続する必要があります。HDDのオプションもあった方が選択肢が増えて良かったと思うんですけどね・・・ グラフィックはAMD Radeon 520グラフィックスを搭載。 搭載している端子類は、USB 3.1 x2、USB 2.0 x 1、 HDMI v1.4a、SDカードリーダー x 1、ヘッドフォン / マイク入力ジャックコンビネーション、LAN端子。 2)パフォーマンスをチェック
New Inspiron 15 3000-Intel(3576)のパフォーマンスをチェックしてみました。
レビュー機の構成は次のとおり。 New Inspiron 15 3000-Intel(3576)プレミアム ■CPU:第8世代インテルCore i5-8250Uプロセッサ ■メモリ:8GB ■ストレージ:256GB SSD ■グラフィックス:AMD Radeon 520 Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア。 CPU:9.1/メモリ:9.1/ストレージ:8.1/グラフィック:5.7 グラフィックスのスコアが相対的に低めですが、その他は高めのスコアを記録。 Web閲覧や動画再生といった、負荷のかからないタスクであれば、サクサク快適に処理できます。 オンライン動画サイトでアクション映画を視聴しましたが、動き的には問題ありません。カクカクすることなく、映像の世界に入り込むことができました。 描画処理能力をテストするCINEBENCHベンチマークのスコア OpneGL(描画処理能力):40.38fps CPU:472cb CrystalDiskMarkでストレージの性能をチェック。さすがにSSDを搭載しているだけあってスコアは高めです。 ドラゴンクエストXベンチマークの結果。 グラフィック設定「標準品質」/解像度「1280×720」で「快適」の評価。描画処理能力をあまり必要としないライトなゲームであれば、解像度を抑えめにすれば快適に楽しめると思います。 3)15.6インチ液晶搭載ノート
New Inspiron 15 3000-Intel(3576)は15.6インチ液晶搭載ノート。 15インチパネルだと画面が大きいので表示が見やすいですね。 ノートと比較してみました。ボディの大きさがよくわかると思います。 脇に抱えて持ってみました。 それほどボディが分厚くないので持ちやすいですね。 重量は実測値で2.177kg。ずっと持ち続けるにはちょっと重いです。 片手で持つのもちょっと厳しい・・・ 24インチ液晶モニタの横に置いてみました。 ボディはそこそこ大きいので、一定の設置スペースが必要になります。 凸凹のないフラットなデザインを採用。厚みは約23.65mm。 液晶を最大限開いたところ。 ボディは掴みやすいですね。 4)落ち着いたデザイン
カラーバリエーションはブラックに加えて、グレーも選択可能(レビュー機はブラック)。 ボディは樹脂製のため高級感はありませんが、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。 天板部分とキーボード周辺部は同じカラーリングになっているため、統一感があります。 天板部分の表面にはざらつきのある加工が施されています。 触るとざらざらしており、触ってもべとつかず、さらっとして心地いいですね。 汚れが気になりにくく、持ったときにすべりにくいので落下させてしまう危険性を減らすことができます。 ちょっと触っただけでは、指紋や汚れがつきにくくなっています。ただし、脂分が付着するとちょっと気になります。 キーボード周辺部と パームレスト部分にも天板部と同じ加工が施されています。 側面部には光沢加工が施されています。 汚れや指紋がつきにくいという実用性を重視しつつ、エントリノートPCとしては無難なデザインの仕上がりになっていると思います。 5)各パーツをチェック
■液晶パネル
液晶は15.6インチパネルを採用。タッチパネル搭載モデルは用意されていません。 フルHD対応の1920×1080ドットパネルを搭載しています。 非光沢タイプのアンチグレアパネルを搭載しているので、照明などの映り込みが発生しにくく実用性は高いと思います。 左右の視野角は広めですが、 上下の視野角は狭め。なのでちょっと見づらい場合には、適宜液晶の角度を調整する必要があります。 液晶表示はエントリノートとしては標準的。 圧倒的な精細感の高さ/色の鮮やかさはありません。表示がちょっと青みがかっている感じがしますが、見ていて不満を感じるシーンは少ないですね。 もっと表示の綺麗な液晶をお望みなら、上位シリーズのIPS液晶パネル搭載モデルを選ぶことをオススメします。 自分で撮影した写真も十分綺麗に表示されます。 ■キーボード
キーボードは個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。 隣のキーを誤って押してしまう可能性が低いため、快適なキータイピングが可能です。 テンキーを搭載しているので、数字を頻繁に入力する必要がある場合に便利です。 右上に電源ボタンが配置されています。 Enterキー/BackSpaceキーが少し小さめのため、慣れるまでは打ち間違えやすいかもしれません。 キーは平らな形状をしていますが、 キーの表面はちょっとざらざらしているので、滑りにくくタイピングしやすいです。 キーボード中央部を強く押すとちょっとたわみます。このあたりはコスト重視のノートPCのつくりだな、と思います。ただし、普通に使っていて、キーボードがぐにゃぐにゃして使いにくいということはありません。 キーボードにバックライトは装備していません。 キーピッチはフルサイズの約19mm。 十分広いため、キー入力時に窮屈さは感じません。 ■タッチパッド/パームレスト
タッチパッドはクリックボタンと一体になったタイプを採用しています。 十分広く、タッチパッド・クリックボタン部分とも反応は良好です。操作時にストレスを感じることはほぼありません。 前述したように、パームレスト部分の表面にはざらつきのある加工が施されており、ずっと手を置いておいても汗でべとつきにくく、汚れがつきにくいです。 ■側面部
左側面部。 電源入力端子、 RJ45 Ethernetポート、冷却用通気口。 HDMI 1.4a、USB 3.1 Gen 1×2が配置されています。 電源ケーブルを接続したところ。接続する際は左側面部に一定のスペースが必要です。 右側面部。 SDカードリーダー(SD、SDHC、SDXC)、ヘッドセットジャック、| USB 2.0、 光学ドライブが配置されています。 光学ドライブのトレイを引き出したところ。 SDカードをスロットに差し込んだところ。奥まで差し込んでも、SDカードの一部が露出したままになります。SDカードを差し込んだまま移動するときには、露出した部分が当たらないよう注意が必要です。 左右両側面部にUSB端子が配置されているので、USBデバイスを接続しやすいと思います。 前面部、 背面部に端子類は配置されていません。 ■底面部
底面部。 継ぎ目はないため、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。 バッテリは着脱可能タイプを採用。 ストッパーを外せば、簡単にバッテリを取り外せます。 ■ACアダプタ/ケーブル
New Inspiron 15 3000-Intel(3576)に同梱されるACアダプタはコンパクトな形状をしています。 上の写真のように手の平に収まる大きさ。 直方体の形状をしています。 電源ケーブルはちょっと太め。もうちょっと細いと、取り回しがしやすいんですけどね・・・ ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は約327gです。 まとめ
以上、New Inspiron 15 3000-Intel(3576)について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。 ・第8世代インテルi5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能 ・ストレージにはSSDを搭載 ・15インチ液晶を搭載 ・使いやすいキーボード ・ブラック/グレーのカラーリングを選択可能 ・コストパフォーマンス重視のエントリーモデルとして位置づけられる 価格を重視するエントリシリーズのInspiron 3000シリーズの中では、高いパフォーマンスを発揮できる仕様になっています。 価格は抑えたいが、性能面ではできるだけ妥協したくない人、キー入力にこだわりたい人にオススメです。 *詳しくは、New Inspiron 15 3000 (3576)詳細情報(DELL Webサイトにジャンプします)を参照してください。 |