DELL Inspiron 15 AMD(5505) 解説

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Inspiron 15 AMD(5505)について詳しく解説します。
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DELL
Inspiron 15 AMD(5505)の特徴解説
Inspiron 15 AMD(5505)は15.6インチ液晶を搭載したコンパクトタイプのノートPC。

InspironノートPCのミドルクラスのInspiron 5000シリーズに位置づけられており、性能と価格のバランスの取れた構成に仕上がっています。

Inspiron 5000シリーズ最新モデル一覧
デル15インチノートPC最新モデル一覧

Inspiron 15 AMD(5505)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Inspiron 15 AMD(5505)の主な特徴は次のとおり。

・15.6インチ液晶搭載ノートPC
・アルミ製カバーを採用
・コスパに優れたAMD Ryzen 4000シリーズプロセッサを搭載

ここではInspiron 15 AMD(5505)の特徴・スペック等について詳しく解説します。
【New Inspiron 15 AMD(5515)レビュー】
Inspiron 15 AMD(5505)の後継モデルとして、AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載したNew Inspiron 15 AMD(5515)が登場したので購入しました。詳しくはNew Inspiron 15 AMD(5515)購入レビューを参照してください。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。ここに掲載している実機の写真はInspiron 15 5000(5502)です。
1)15インチ液晶搭載ノートPC

Inspiron 15 AMD(5505)は15.6インチ液晶搭載ノートPC。厚さは最厚部でも17.9mmしかありません。重量は最小構成で1.714kg。一般的な15インチノートPCの重量が約2kgですから、それと比べると軽めのボディに仕上がっています。


カラーリングは、プラチナシルバーとリバーロックの2つを用意。
アルミニウム製のカバーとパームレストを採用しているため、樹脂製ボディに比べて高い質感を実現しています。
2)スペックをチェック(AMD Ryzenプロセッサを搭載)
Inspiron 15 AMD(5505)の主なスペックをチェックしてみましょう。インテルプロセッサ搭載のInspiron 15 Intel(5502)のスペックと比較してみました。

【Inspiron 15 AMD(5505))の主なスペック】
 
Inspiron 15 AMD(5505)
Inspiron 15 Intel(5502)
 液晶
(最大解像度)
15.6インチ
非光沢
(1920×1080)
15.6インチ
非光沢
(1920×1080)
タッチパネル
×
×
CPU
AMD Ryzen 5 4500Uモバイルプロセッサー
AMD Ryzen 7 4700Uモバイルプロセッサー 
第11世代 インテル Core i5-1135G7 プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサー (12MB キャッシュ, 最大 4.7 GHzまで可能)
メモリ
8GB, 8Gx1, DDR4, 3200MHz
8GB, 8Gx1, DDR4, 3200MHz
16GB, 2x8GB, DDR4, 3200MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD/
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵)
インテル Iris Xe グラフィックス 共有 グラフィックス メモリー 付き
光学ドライブ
-
-
主な端子類
2 x USB 3.2 Gen1ポート
1 x USB 3.2 Gen1 Type-Cポート(DisplayPortおよびPowerDelivery搭載)
1 x ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのコンボ)ポート
1 x HDMI 1.4ポート
1 x microSDカード スロット
2 x USB 3.2 Gen1ポート
1 x USB 3.2 Gen2 Type-Cポート(DisplayPortおよびPowerDelivery搭載)
1 x ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのコンボ)ポート
1 x HDMI 1.4ポート
1 x microSDカード スロット
カラー
プラチナシルバー
リバーロック
プラチナシルバー
リバーロック
エデン
寸法
高さ: 13.67-17.90mm x 幅: 356.1mm x 奥行き: 234.5mm
高さ: 14.15-17.90mm x 幅: 356.1mm x 奥行き: 234.5mm
最小構成重量
1.714kg
1.714kg
最小構成価格
(税込・配送料込)
67,078円
87,978円

CPUにAMD Ryzen 4000シリーズプロッサ(Ryzen 5 4500U/Ryzen 7 4700Uプロッサ)を搭載したモデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。

CPU
Ryzen 5 4500U
Ryzen 7 4700U
コアの数 6 8
スレッドの数 6 8
基本クロック 2.3GHz 2.0GHz
最大ブーストクロック 4.0GHz 4.1GHz
TDP 15W 15W

AMD Ryzen 4000シリーズプロセッサは、コストパフォーマンスが高いため、より低価格で一定のパフォーマンスを発揮することが可能です。コア数が多いため、マルチタスク処理も得意です。

各メディアの情報をチェックしていますが、AMD Ryzen4000シリーズプロセッサのパフォーマンスはかなり高いようで、大きな話題となっています。

AMD Ryzen 5 4500Uと第11世代インテルCore i5プロセッサの性能を比較してみました(他のノートPCのベンチマークスコアなのであくまで参考としてください)

CPU
CINEBENCH R20
(CPU:pts)
AMD Ryzen 5 4500U 2276
インテル Core i5-1135G7 1705

CPUの性能をチェックするCINEBENCH R20ベンチマークのCPUのスコア(pts)は上の表のとおり。AMD Ryzen 5 4500Uは、第11世代インテルCore I5-1135G7よりも高いスコアを記録。高いパフォーマンスを発揮できるのがわかります。

メモリは8GB搭載モデルを選択可能。このクラスのノートであれば、8GBのメモリで十分だと思います。

 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
ストレージは256GB/512GB SSD搭載モデルを選択可能。HDD搭載モデルは用意されていません。

グラフィックスは、CPU内蔵タイプのAMD Radeonグラフィックスのみを使用可能。より高性能なディスクリートタイプのグラフィックスは用意されていません。

パッケージ別のスペックは次のとおり。

 
プレミアム
プラチナ
(大容量SSD搭載)
 液晶
(最大解像度)
15.6インチ
非光沢
(1920×1080)
CPU
AMD Ryzen 5 4500Uモバイルプロセッサー
AMD Ryzen 7 4700Uモバイルプロセッサー 
メモリ
8GB, 8Gx1, DDR4, 3200MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵)
最小構成価格
(税込・配送料込)
67,078円
86,878円

(*上記金額はクーポン適用前の金額のため、クーポンを適用すれば、さらに安く購入できます)

現在、プレミアム/プラチナの2つのパッケージが用意されています(それぞれのパッケージには、Office無し/付きモデルが用意されています)。

スペックが異なるのはCPU/SSDの容量の2つ。

【プレミアム】
AMD Ryzen 5 4500Uの価格性能比が高いので、価格重視であればプレミアムモデルがおすすめ。ただし、SSDの容量が256GBなので、大容量データを大量に保存したい、という場合には、ちょっと容量が足りないかもしれません。その場合、別途外付けのストレージの購入を検討してみてもいいでしょう。

【プラチナ】
CPUの性能はAMD Ryzen 7 4700Uの方が高いので、性能重視であればプラチナモデルがオススメです。ストレージ容量も、プレミアムの倍の512GBを搭載しているので、ストレージ残量を気にせず使うことができると思います。

Inspiron 15 AMD(5505)は高性能グラフィックスは搭載できないため、Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生といった、比較的負荷の軽いタスクを実行することが多いと思います。

こうした使い方をするのであれば、価格重視でプレミアムを選択するのはありだと思います。

■プレミアム→コスパ重視の人向け(おすすめ)
■プラチナ→性能重視およびストレージの容量を重視する人向け
3)使い勝手をチェック
■リフトヒンジ採用
Inspiron 15 AMD(5505)では、リフトヒンジを採用。ディスプレイを開くと、ディスプレイの底の部分が接地する形になり、キーボードと机の間にスペースができます。これによりエアフローが改善されます。
ディスプレイをある程度開くと、ディスプレイの底の部分が接地する形になり、キーボードと机の間にスペースができます。これによりエアフローが改善されます。
■搭載している端子類
搭載している端子類は、
HDMI1.4×1
USB 3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応対応)×1
USB 3.2 Gen 1×2
ユニバーサル・オーディオ・ジャック×1
microSDカードリーダー
です。

有線LAN端子は用意されていないので、有線でネットに接続する場合には注意が必要です。
Inspiron 15 AMD(5505)に搭載されているUSB端子は次のとおり。
USB端子
最大転送速度
本モデルでの搭載
個数/場所
USB 2.0 Type-A 0.48Gbps × -
USB 3.2 Gen 1 Type-A 5 Gbps 2個/
左側面部・
右側面部
USB 3.2 Gen 2 Type-A 10 Gbps × -
USB 3.2 Gen 1 Type-C 5 Gbps 1個/左側面部
従来から使われているUSB Type-A端子(2個)に加えて、より小さくて前後の向きのないType-C端子(1個)を搭載。
USB Type-C
説明
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 最大100Wまでの受給電可能 高速充電可能
Thunderbolt 3 最大40Gbpsで転送可能 × Thunderbolt 3対応機器と接続する必要あり
Inspiron 15 AMD(5505)に搭載されているUSB Type-C端子で利用可能な機能は上の表のとおり。Alit Mode DisplayPortとPowerDeliveryに対応しているため、USB TypeC端子を使って、外部映像出力および受給電が可能です。
■外部映像出力
Inspiron 15 AMD(5505)に搭載されている映像出力端子は次のとおり。
映像出力端子
個数/場所
用途
備考
HDMI 1.4 1個/左側面部 映像+音声 -
USB Type-C
(Alt Mode-DisplayPort対応)
1個/左側面部
映像+音声
本モデルはUSB Power Deliveryに対応してるので、ケーブル一本で映像出力と充電が可能
外部映像出力端子を使って、外部モニタに接続することで、大画面にデータを表示できるようになるため、作業効率をアップできます。
■指紋認証(オプション)
キーボード右上の電源ボタンが配置されていますが、ボタン部分にオプション(+1,300円)で指紋認証センサーを搭載可能。

指紋認証センサー搭載モデルを選択すると、キーボードを使わず認証できるため、安全性を高めつつ、ストレス無く使い始めることができます。
■急速充電対応
Inspiron 15 AMD(5505)は急速充電に対応しています。ExpressChargeにより、60分で最大80%の充電が可能です。
■WiFi6非対応
インテルプロセッサ搭載のInspiron 15 5502にはWiFi6対応モデルが用意されているのですが、Inspiron 15 AMD(5505)はWiFi6(IEEE802.11ax)には非対応です。
規格
周波数
最大通信速度
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11ac 5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax(WiFi6) 2.4GHz/5GHz 9.6Gbps
WiFi6に対応した環境を構築している場合、WiFi6対応モデルを選択すると、従来と比べて最大通信速度がアップするため、快適なネット生活を楽しめるのですが、非対応なのでWiFi6では接続できません。
4)各パーツをチェック
ディスプレイには15.6インチパネルを搭載。最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。
非光沢パネルを採用しています。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルは、映り込みが発生しにくく、長時間見続けたときの眼の疲れを軽減できます。
キーボード(写真は英語キーボードですが、販売モデルには日本語キーボードが搭載されています)。テンキーを搭載しています。

マニュアルによるとキーピッチ(キー間の距離)は18.7mm。フルサイズのキーボード(19mm)と比べると若干狭めですが、このぐらいの差であれば、そんなに窮屈な感じはないと思います。

タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
右側面部。1)MicroSDカードリーダー、2)USB 3.2 Gen 1、3)ヘッドホン/マイクロフォンコンボ端子が配置されています。
左側面部。4)電源ジャック、5)HDMI 1.4、6)USB 3.2 Gen 1、7)USB 3.2 Gen 1 Type-C(DisplayPort/PowerDelivery対応)が配置されています。
まとめ
以上、Inspiron 15 AMD(5505)について見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

・15.6インチ液晶搭載ノートPC
・アルミ製カバーを採用
・コスパに優れたAMD Ryzen 4000シリーズプロセッサを搭載

AMD Ryzenプロセッサを搭載することにより、高いコストパフォーマンスを実現しています。使い勝手が良くて、価格の安い大画面ノートPCを探している人にオススメです。
【Inspiron 15 5000(5502)レビュー】
インテルプロセッサ搭載のInspiron 15 5000(5502)について解説しています。詳しくはInspiron 15 5000(5502)レビューを参照してください。