Inspiron 14 7000について詳しく解説します。
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Inspiron 14 7000は14インチ液晶を搭載したノート。InspironノートのハイエンドシリーズとなるInspiron 7000シリーズに位置づけられており、パフォーマンス重視の構成になっています(→参考:Inspiron 7000シリーズの特徴/ラインアップ)。
最大の特徴は極細ベゼル(7mm)を採用することで、13インチノートのボディに14インチ液晶を搭載している点。非常にスタイリッシュなデザインに仕上げつつ、コンパクトなボディを実現しています。 現在、第8世代インテルCoreプロセッサ搭載モデル(7472)が用意されています(4桁の型番を確認する方法はこちら)。 Inspiron 14 7000(7472)の主な特徴は次のとおり。 ・極細ベゼルを採用することでスタイリッシュなデザインを実現 ・コンパクトなボディ ・第8世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルから選択可能 ・高い基本性能を誇る ここでは、Inspiron 14 7000の特徴・スペック等について詳しくレビューします なお、ベゼル幅の狭いコンパクトノートとしてXPS 13(13.3インチ液晶搭載モデル)も用意されています(→Inspiron 14 7000とXPS 13の比較) 。 【レビュー目次】
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1)極細のベゼル
最大の特徴は7mmの極細ベゼルを実現している点。ベゼルとは、液晶の外枠のことです。
上の画像を見れば、液晶の外枠が非常に細くなっているのがわかります。なので、13インチノートのボディに14インチ液晶を搭載することが可能になっているわけです。 指と比べてみると、その細さがよくわかります。 このおかげで、非常にスタイリッシュな仕上がりになっています。 これまで、Inspironシリーズの上位シリーズであるXPSシリーズ(XPS13/XPS15)で、こうした極細ベゼル(5.3mm)を採用していたのですが、ついにXPSよりもコスパ重視のInspironシリーズでも極細ベゼルが採用されるようになりました。 従来のInsipronシリーズノートでは、ベゼル幅が広く、どうしても野暮ったいデザインになりがちだったのですが、これだけベゼルが細いので、かなりすっきりとしたデザインになっているのがわかります。 2)上質なデザイン
カラーリングはシルバー/ゴールド/ピンクシルバーの3色展開。
イベントにゴールドモデルとシルバーモデルが展示されていました。左がゴールド、右がシルバーです。 手前はローズゴールド。淡いピンク色です。 底面部も、天板と同じカラーリングを採用しています。 レビュー機はゴールドモデルです。 天板には、つや消し加工が施されたアルミニウム素材を採用。 高い質感を実現していますね。 天板/側面部だけでなく、底面部、 背面部にまで配慮したデザインになっています。 これまでのエントリー向けシリーズInspironの野暮ったいデザインとは一線を画する出来映えです。 天板のエッジ部分は斜めにカットされており、光沢加工されています。光が当たると輝いて非常に綺麗です。 デザイン面での仕上がりは上々です。 これなら持ち歩いていても満足度高いかも。 3)コンパクトなボディ
Inspiron 14 70000は薄型ベゼルを採用していることもあり、非常にコンパクトなボディになっています。 脇に抱えて持ってみました。その小ささがよくわかると思います。 重量を計測してみたところ、約1.64kg。 すごく軽い!というわけではありませんが、なんとか持ち歩ける重さだと思います。 片手でもなんとか持てる重さ。ボディの堅牢性が高いので、このような持ち方をしても、ボディがたわんだりする感じはありません。 ボディの厚みは約18.95mm。フラットなデザインになっているのがわかります。 液晶を開くとこんな感じ。 ちなみに液晶はここまで開くことができます。 ちょうど持ちやすい厚さだと思います。 それほど分厚くなく、フラットなデザインなので、かばんからの出し入れもしやすいと思います。 4)基本性能は高い!
【Inspiron 14 7000シリーズの主なスペック】
CPUには、インテル第8世代Core i5-8250U/i7-8550Uプロセッサ搭載モデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細および第7世代Coreプロセッサとの比較は次のとおりです。
インテルCore i5-8250U/i7-8550Uではコアを4つを搭載しています。1つ前の世代(第7世代)のCoreプロセッサでは2つのコアしか搭載していないため、コアの数が倍になっています。 コアの数が多ければ多いほど、同時に処理できるタスク数が増加します。したがって、第8世代プロセッサは、第7世代プロセッサに比べて、同時にタスクを処理する際のパフォーマンス向上が期待できます。 メモリは8GB搭載モデルを選択できます。Web閲覧/ビジネスアプリ操作/動画再生といった比較的ライトなタスクであれば、8GBで十分だと思います。 ストレージは256GB SSD搭載モデルのほか、128GB SSD + 1TB 5400 rpm HDDのデュアルストレージ構成も選択可能。 性能重視ならSSD搭載モデルがオススメですが、大容量データを保存したいニーズがあるのなら、HDDを搭載したデュアルストレージ構成がオススメです。 グラフィックスは、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスに加えて、NVIDIA GeForce搭載モデルも選べます。 光学ドライブは搭載していません。 搭載している端子類は、HDMI1.4a×1、USB 3.0×1、USB 3.0(PowerShare対応)×1、USB 2.0×1、LAN、ヘッドホン/マイクコンボ端子、SDカードリーダーです。 第8世代インテルCore iプロセッサ+8GBメモリ+SSDストレージという基本構成を見れば、非常に高い基本性能を発揮できるのがわかります。さすがはInspiron 7000シリーズ。 Inspiron 14 7000シリーズ(7472)のパフォーマンスをチェックしてみました。 レビュー機の構成は次のとおり。 CPU:Core i7-8550U メモリ:8GB ストレージ:128GB SSD + 1TB 5400 rpm HDD グラフィック:NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5 Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアをチェックしてみました。 CPU:8.5/メモリ8.5/ストレージ:8.1/グラフィックス:6.2 CINEBENCHベンチマークテストで描画処理能力(OpenGL)とCPU性能をチェック。 CPUのスコア比較。 グラフィックのスコア比較。 ストレージ性能をチェックするCrystalDiskMarkのスコアは上のとおり。SSDを搭載しているのでスコアは高めです。 バイオハザード6ベンチマークのランクはA。「現在の設定で、快適な動作が見込めます。」という評価です。 Insprion 14 7000を実際に操作してみましたが、アプリの起動、切替、Web閲覧、動画再生といったタスクであれば、サクサク快適に処理できます。 動画/画像編集などの高い描画処理能力を必要とするヘビーな作業でなければ、快適に処理できるレベルを確保できると思います。 5)サウンド性能も充実
Inspiron 14 7000シリーズ(7472)では、サウンドにWaves MaxxAudio Proテクノロジーが採用されており、音質にこだわったつくりになっています。
底面部の左右にスピーカーが配置されています。 この位置にスピーカーがあると、音が床に反射するので広がりが出ます。 同梱されている専用アプリを使って、多様なチューニングか可能です。 イコライザでカスタマイズを行ったり、プロファイルから最適な項目(ジャズやポップなど)を選択することで、自分好みのサウンドを楽しむことが可能です。 実際に音楽を聴いてみましたが、それほどシャカシャカせず、落ち着いた音色です。コンパクトノートとしては及第点をあげられるサウンドだと思います。 プロファイルを変更すると、思った以上に音質が変わり、なかなか楽しいですね。 6)各パーツをチェック
次にInspiron 14 70000の各パーツについて詳しく見ていきます。 まとめ
以上、Inspiron 14 7000の特徴をまとめると次のとおり。 ・極細ベゼルを実現しており、スタイリッシュなデザインを実現 ・コンパクトなボディ ・第8世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルから選択可能 ・高い基本性能を誇る Inspiron 14 7000は、極細のベゼルを採用することで、非常にスタイリッシュなデザインを実現しているうえに、高い基本性能(第7/8世代インテルCoreプロセッサ/SSDストレージ)を誇っています。 デザイン+コンパクトさ+パフォーマンスを求める人にオススメです。 *詳しくは、New Inspiron 14 7000(7472)詳細情報 (DELL Webサイトにジャンプします)を参照してください。 |