DELL Inspiron 580s レビュー 特徴

ここでは、Inspiron 580sの特徴について見ていきます。


Inspiron 580sは、スリムタイプ・ボディを採用したデスクトップです。同じスリムタイプボディを採用したモデルとしてInspiron 545sが存在しますが、搭載できるCPUが異なります。Inspiron 545sがインテルCore2 Duoプロセッサを搭載できるのに対し、このInspiron 580sではそれよりも新しい世代のインテルCore i3プロセッサを搭載できます。

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スリムタイプですので、幅は約11cm。ミニタワー型であるInspiron 580の約半分です。したがって、省スペース性を重視する方に最適です。縦置き/横置きのいずれにも対応しているので、置き場所を選びません。




おもしろいのは前面下部のデザイン。これまでのDELLデスクトップにはなかった、模様がデザインされています。ただしカラーリングは現時点ではこのブラックのみ。Inspiron 545sでは、8色のカラーリングから選択できたので、このInspiron 580sでも同じように選択できるとよかったんですが。。。



上の写真はInspiron 580と580sを比較しています。Inspiron 左側がスリムタイプの580s、右がミニタワー型の580です。580sは580の半分ぐらいの幅しかないことがわかります。

先ほども説明したように、現時点ではCPUとしてインテルCore i3-530のみを搭載できます。このCPUはハイパースレッディングに対応しています。ハイパースレッディングとは、1つのプロセッサをあたかも2つのプロセッサが存在するかのように見せかける技術のこと。これにより、マルチスレッドによる高速処理が可能となります。

OSは、Windwos 7の64ビット版のみを選択可能。もはや32ビット版は選択できないようになっています。レガシーシステムを使用している場合には、互換性が問題となるので注意が必要です。

光学ドライブは、現時点ではDVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイコンボドライブ(ブルーレイは読み取りのみ)の中から選択できます。ブルーレイの書き込み対応したブルーレイディスクドライブを選択できないのが残念ですね。


また、HDMI端子を標準で搭載しているのも特徴です。これまではHDMI端子を搭載するのに、オプションのグラフィックカードを選択する必要があったのですが、その必要がなくなりました。液晶テレビなどの大画面にパソコンの映像/画像を簡単に表示させることができるので、なにかと重宝します。HDMI端子のほかにアナログのレガシー端子であるVGAも搭載しているので、HDMI端子のないモニタに接続したい場合でも安心です。