DELL Inspironスモールデスクトップ レビュー

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DELL
Inspironスモールデスクトップレビュー
Inspironスモールデスクトップは、エントリマシンとして位置づけられるスリムタイプの省スペースデスクトップパソコンです。

→参考:Inspironデスクトップシリーズ
New Inspironスモールデスクトップ(3470) レビュー
シリーズ
特徴
Inspironシリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリーシリーズ。他のシリーズと比べて価格が低めに設定されています。コンパクトタイプのボディに加え、スリムタイプのボディを採用したモデルが用意されています。
XPSシリーズ Inspironの上位に位置づけられるDELLのハイパフォーマンスシリーズ。ミニタワーボディを採用しており、一定の拡張性を確保。
Gシリーズ デルのエントリゲーミングシリーズ。ゲームを楽しめるよう、高い描画処理能力を誇ります。また前面部に、ゲーミングPCらしいデザインを採用しています。
Inspironデスクトップには、ミニタワー/スリム/タワー/オールインワンのボディを採用したモデルが用意されていますが、このInspironスモールデスクトップはスリムタイプのボディを採用しています。

Inspironスモールデスクトップの主な特徴は次のとおり。

・高さ、幅を抑えた非常にスリムボディを採用
・エントリーレベルの性能を発揮できる設計
・優れたコストパフォーマンスを実現

一定の性能を確保しつつ、何より省スペースを重視したい人にオススメです。

ここでは、Inspironスモールデスクトップの特徴・スペック等について詳しく解説します。

【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。掲載している写真はInspironスモールデスクトップ(3470)です。
1)Inspironスモールデスクトップはスリムでコンパクトなボディ


Inspironスモールデスクトップの大きな特徴は、ボディがスリムであるということ。幅9.3cm、高さ29cm、奥行き29.2cmしかありません。したがって、置き場所に制約のある場所でも設置することが可能です。


デスクトップInspironシリーズには、このInspironスモールデスクトップのほかにInspironデスクトップが用意されていますが、スモールデスクトップがスリムタイプの筐体を採用した省スペースマシンなのに対し、Inspironデスクトップはミニタワー型筐体を採用しており、より高いパフォーマンスを発揮できる仕様になっています(→Inspironデスクトップレビュー)。

上の写真の右がInspironスモールデスクトップ、左がInspironデスクトップ。比べてみると、Inspironスモールデスクトップは非常にスリムでボディがコンパクトなのがわかります。


B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。


側面部も比較してみました。


幅は9.3cmしかないので片手で掴むことが可能。


24インチ液晶モニタと接続したところ。Inspironスモールデスクトップのコンパクトさがよくわかりますね。

2)Inspironスモールデスクトップはエントリマシンとして位置づけられる
Inspironスモールデスクトップは、エントリデスクトップとして位置づけられるマシンです。

Inspironスモールデスクトップの主なスペックは次のとおり。

 
New Inspironスモールデスクトップ(3471)
CPU
インテル Core Pentium GOLD 5420 [インテル 2-コア/4-Thread, 4M キャッシュ , 3.8 GHz プロセッサー]

第9世代インテル Core i3-9100 [4-コア / 4-Thread 6M キャッシュ , 4.2GHz プロセッサー インテル Turbo Boost Technology]

第9世代インテル Core i5-9400 [6-コア/6-Thread 9M キャッシュ,4.1GHz プロセッサー インテル ターボ ブースト テクノロジー 付き]

第9世代インテル Core i7 9700 (8-コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.7GHz まで可能インテル ターボブースト テクノロジ 付き)
メモリ
4GB, 4Gx1 DDR4, 2400MHz
8GB, 8Gx1 DDR4, 2400MHz
8GB, 8Gx1, DDR4, 2666MHz
ストレージ
1TB HDD 7200 RPM/
256GB M.2 SATA SSD (ブート) + 1TB 7200RPM SATA 6Gb/s
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス 610/
インテルUHDグラフィックス630
光学ドライブ
Tray load DVD ドライブ (Reads and Writes to DVD/CD)
ワイヤレス
802.11bgn + Bluetooth 4.0
端子類
前面:USB 3.1 Gen1x 2、5-in-1メディアカードリーダー、マイク/ヘッドフォンジャック

背面:USB 2.0 x 4、ネットワークポート、ライン入出力およびマイクロフォンポート、 HDMI出力 x 1、VGA出力×1
寸法
高さ: 290 mm x 幅: 92.6 mm x 奥行き: 292 mm
最小構成価格
(税抜/送料込み)
45,980円

CPUは、インテルPentium/第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサを搭載したモデルを選択可能。

メモリは4/8GB搭載モデルを選択できます。負荷が軽めのタスクであれば4GBメモリ搭載モデルでも事足りることが多いですが、負荷が重くなったり、複数のタスクを同時に処理する際には、処理にもたつくシーンも出てくると思うので、できれば8GBメモリ搭載モデルを選択するのがオススメです。
メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
ストレージには1TB HDD 7200 RPM SATAに加え、HDD+SSDのハイブリッド構成搭載モデルも選べます。SSDの方が高速アクセス可能なので、性能にこだわりたいのであれば、ハブリッドストレージ搭載モデルがオススメです。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
グラフィックには、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスのみが選択できます。高性能なカードタイプのグラフィックは選択肢に用意されていません。したがって、動画/画像の編集、3Dゲームのような、高い描写力を必要とするタスクに使用するのは厳しいと思います。
グラフィックス
性能
用途
本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
×
ただし、Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった、比較的負荷の軽いタスクであれば、それほどストレス無く処理できるレベルのパフォーマンスを確保できています。

3)Inspironスモールデスクトップの各パーツをチェック
Inspironスモールデスクトップの各パーツをチェックします。
3-1)前面部

前面部。 前面部は光沢感のある仕上がりになっています。


Inspironスリムデスクトップの前面部上部の中央には光学ドライブが縦向きに配置されています。搭載できるのはDVDドライブのみ。ブルーレイドライブは選択できません。

前面部右上には、電源ボタン、メディアカードリーダー、ヘッドホン端子、USB 3.1 Gen 1 Type-A ×2が配置されています。


光学ドライブのトレイを引き出したところ。


電源をオンすると電源ボタンが点灯します。


前面部にUSB端子があるとUSBデバイスを接続しやすいですね。


前面部の一番下には通気孔が配置されています。

3-2)側面部

右側面部。


左側面部。


左側面部の上部に通気孔が配置されています。

3-3)背面部

背面部。


背面部の上部左に各種端子類が配置されています。

オーディオ端子、VGA端子、HDMI端子、USB2.0×4、LAN端子が配置されています。

USB3.1端子は前面部のみで利用可能です。

普及しているHDMI端子を標準で搭載しているので、液晶テレビなどにパソコンの映像/画像を簡単に表示することができます。HDMI端子のほかにレガシー端子であるVGAも搭載しているので、古いモニタに接続したい場合でも安心です。

また、HDMI端子とVGA端子の両方の映像出力端子を使ってのデュアルモニタ構成にも対応。2つの液晶に画面を表示させて、作業の効率化を図ることが可能です。


中段には拡張スロットが2つ、下段には電源ポートが配置されています。

4)Inspironスモールデスクトップの筐体内部をチェック

背面部にある2つのネジをドライバで緩めれば、側面部を外して筐体内部にアクセスできます。


側面部の裏側には、各パーツの取り外し方がイラストで示されています。


筐体内部。

左上にマザーボード、下に電源ユニット、右上にストレージ、光学ドライブが配置されています。


マザーボードの中央にはCPUと冷却ファンが配置されています。


CPUの右横にメモリスロットが2基配置されています。

ストレージ部分が邪魔になって見えないので、メモリのカスタマイズを行うときには手前側のストレージ部分を取り外す必要があります。


CPUの下には、M.2 SSD、PCI-Express x1 カードスロット(ハーフハイト)、PCI-Express x16カードスロット(ハーフハイト)が配置されています。


前面カバーも取り外すことができます。
5)Inspironスモールデスクトップの同梱物をチェック
Inspironスモールデスクトップの同梱物をチェックしましょう。


電源ケーブル。


キーボード。USB端子に接続するタイプです。キーボードの裏にある爪を出して、傾きを出すことができます。


マウスもUSB端子で接続するタイプです。

Inspironスモールデスクトップレビューまとめ

DELL Inspironスモールデスクトップについて見てきました。特徴をまとめると次のようになります。

・高さ、幅を抑えた非常にスリムボディを採用
・エントリーレベルの性能を発揮できる設計
・優れたコストパフォーマンスを実現

このように、Inspironスモールデスクトップは、Web閲覧/メール/動画再生といった負荷の軽いタスクを快適に処理しつつ、省スペース性を重視したい人にお勧めです。