DELL Inspiron 14 7000(7490)レビュー

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Inspiron 14 7000(7490)レビュー/WiFiモデルと4G/LTEモデルを選べる!
Inspiron 14 7000(7490)は、14インチ液晶搭載ノートPC(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「7490」)を確認する方法はこちら)。

Inspironシリーズの最上位に位置づけられる7000シリーズに属しています(→Inspiron 7000シリーズの特徴・モデル一覧はこちら)

Inspiron 14 7000(7490)レビュー
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Inspiron 14 7000(7490)の主な特徴は次のとおり。

・マグネシウム合金を採用することで強度の高いボディを実現
・14インチ液晶搭載のコンパクト/スリム/軽量ノートPC
・スリムベゼル採用
・WiFiモデルと4G/LTEモデルを選択可能
・第10世代インテルCoreプロセッサ+8/16GBメモリ+SSDという充実構成
・最小構成で1.095kgという軽さを実現しており、気軽に持ち運べる


ここでは、Inspiron 14 7000(7490)の特徴・スペック等について詳しく解説したいと思います (レビュー機はWiFiモデルです)。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)WiFiモデルとLTEモデルを用意
Inspiron 14 7000(7490)では、WiFiモデルに加えて、4G/LTEモデルも用意されています。
WiFiモデルだと、WiFi環境が用意されていなければネットに接続できませんが、4G/LTEモデルの場合、対応するSIMカードを装着すれば、場所の制約を受けず、どこでもネットに接続することができます(4G/LTE通信が可能な地域の場合)。利用できるSIMカードはnano SIMタイプです。
4G/LTEモデルの方が、格段に使い勝手は向上すると思います。いちいちWiFi環境を探さなくてもネットに接続できるわけですから。外出する機会が多く、ストレスフリーで常にネットに繋げたい人は、4G/LTEモデルの方がオススメです。
2)ボディにマグネシウム合金を採用
Inspiron 14 7000(7490)はボディにマグネシウム合金を採用。
マグネシウム合金は、ノートPCの素材として使われることの多いアルミニウムに比べて、軽量かつ耐久性に優れています。また、高い質感を実現しています。
表面を触った感触はさらさらしており、すごく触り心地がいいです。汚れや指紋も気になりにくいですね。
パームレスト部分の質感もいい感じの仕上がり。光が当たったときの反射が綺麗です。
非常に剛性が高いため、片手で持ってもまったくボディのよじれを感じることがありません。すごい堅牢性です。
Inspiron 14 7000(7490) では、2つのカラーリングを選択できます。イベントに両カラーリングモデルが展示されていました。左がシルバー、右がアイスベリーです。WiFiモデルでは両方のカラーリングを選択できますが、4G/LTEモデルではシルバーしか選択できません。
右がWiFiモデル(アイスベリー)、左が4GLTEモデル(シルバー)です。
シルバーとアイスベリーでは、キーボードのカラーが異なります。
アイスベリーではキーボードがブラックですが、
シルバーの場合、キーボードもボディと同じシルバーになっています。なお、同じシルバーモデルでも、4G/LTEモデルは液晶の外枠がブラックですが、
WiFiモデルの方は外枠がホワイトになっています。これだけの違いでもすごく印象が異なりますね。
3)スペックをチェック(第10世代インテルCoreプロセッサ搭載)
Inspiron 14 7000(7490)の主なスペックは次のとおり。WiFiモデルと4G/LTEモデルでスペックが異なります。

【Inspiron 14 7000(7490)の主なスペック】

 
WiFiモデル
4G/LTEモデル
液晶
14.0インチ FHD (1920x1080) TrueLife ノンタッチ 300nits 100%sRGB 広視野角 LEDバックライトディスプレイ
14.0インチ FHD (1920x1080) TrueLife Gorilla Glass タッチ 300nits 100%sRGB 広視野角 ディスプレイ
CPU
第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)

第10世代 インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能)
第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)
メモリ
8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz

16GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz
8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz

ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD

512GB M.2 PCIe NVMe SSD
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
光学ドライブ
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー

NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
搭載端子
1 x 3.5 mmヘッドフォン/マイク コンビネーション ジャック
2 x USB 3.1 Gen 1
1 x Thunderbolt 3(DisplayPort/電源供給)Type-C
1 x HDMI 2.0出力
1 x MicroSDカード リーダー
カラーリング
シルバー/アイス ベリー
シルバー
寸法
(mm)
高さ:14.9-17.96 mm x 幅:319.77 mm x 奥行き:205.93 mm 
最小重量
(kg)
タッチ非対応最小重量: 1.095kg
タッチの最小重量: 1.21kg
最小構成価格
(税抜・配送料込)
101,980円
124,980円

(ここに記載されている価格は、クーポン適用前の価格です。実際に購入する際には、提供されているクーポン分の値引きの適用を受けることができます)

CPUには、第10世代インテルCore i5-10210U/Core i7-10510Uプロセッサ搭載モデルが用意されています。各プロセッサの主な詳細は次のとおりです。

CPU 第10世代インテルCore i5-10210U 第10世代インテルCore i7-10510U
コアの数 4 4
スレッドの数 8 8
プロセッサー・ベース動作周波数 1.60GHz 1.80GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.20GHz 4.90GHz
キャッシュ 6MB 8MB


メモリは8GB/16GB搭載モデルを選択可能。8GBの容量があれば、Web閲覧/ビジネスアプリ操作/動画再生といった、一般的に行うタスクは快適に処理できると思います。より余裕のあるパフォーマンスを確保したければ16GBという大容量のメモリを積むのもありでしょう。

ストレージは、SSDのみを搭載。HDDは選択できません。SSDの方が高速アクセスできるうえ、耐衝撃性に優れるため、HDDよりも使い勝手は上です。容量は256GB/512GBを選択できます。

グラフィックスには、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスに加えて、UHDグラフィックスよりも描画処理能力に優れたNVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5グラフィックスも選択可能。

光学ドライブは非搭載です。

また、Thunderbolt 3端子を標準で搭載。対応デバイスを接続することで最大40Gbpsのデータ転送を行えます。

14インチ液晶搭載のコンパクトノートPCとしては基本性能は充実していると思います。

なお、上の表で示したとおり、WiFiモデルと4G/LTEモデルではスペックが異なります。4G/LTEモデルの方が選択肢が少なくなっています(Core i7プロセッサ/16GBメモリ/256GB SSDが選択できない。グラフィックスはNVIDIA GeForce MX250しか選べない)。

あと、WiFiモデルではノンタッチパネルを搭載していますが、4G/LTEモデルではタッチパネルを搭載しているという違いがあります。
4)パフォーマンスをチェック
Inspiron 14 7000(7490)のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。

【プラチナ(大容量メモリー&SSD・MX250搭載)】
CPU:インテルCore i7-10510U
メモリ:16GB
ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス:NVIDIA GeForce MX250
CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。 CPU:1236pts
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
最高品質
1920×1080
7341
とても快適
負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
標準品質
(ノートPC)
1920×1080
7707
非常に快適
高品質
(ノートPC)
1920×1080
5069
とても快適
最高品質
1920×1080
3339
やや快適
負荷が中程度までのゲームであれば、快適に楽しめるという結果が出ています。

実際にWeb閲覧/動画再生といった、比較的負荷の軽いタスクを実行したところ、特にもたつくことなく快適に処理できました。
5)コンパクト/スリム/軽量ボディ
Inspiron 14 7000(7490)は、液晶の外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルを採用。
指と比べると、狭さが際立ちます。
スリムベゼルながら、Webカメラはディスプレイ上部に配置。自然な角度で撮影することができます。
スリムベゼル採用により、左右の幅を抑えることが可能。
このおかげで、コンパクトなボディに仕上がっています。
27インチモニタの横に置いたところ。
また厚さは14.9(最薄部)-17.96mm(最厚部)。
光学ドライブ非搭載ということもあり、非常にスリムなボディに仕上がっています。
ディスプレイはここまで開くことが可能。
これだけスリムなので非常に掴みやすいです。
スリムタイプのため、シルエットが綺麗。
タッチ非対応(WiFi)モデルの重量は1.162kg(実測値)。タッチ対応(4G/LTE)モデルの最小重量は1.21kgです。

軽量なアルミニウム合金を採用していることもあり、WiFiモデルは、14インチノートPCとしては圧倒的な軽さを実現しています。これだけ軽ければ、モデルによっては、一回り小さな13.3インチノートPCよりも軽いケースが出てくるでしょうね。
これだけ軽ければ、外に持ち出すのも苦にならないと思います。
軽くてスリム、しかもコンパクトなので、取り扱いがすごく楽。いろんな持ち方ができます。
ボディがコンパクトなので、鞄からの取り出しもスムーズに行えます。
ディパックからもストレスなく出し入れすることが可能。
ぼくが使っている一世代前のモデルInspiron 14 7000と比較してみました。上の写真の右がInspiron 14 7000(7490)。

同じ14インチディスプレイ搭載モデルながら、ボディの大きさが全く異なるのがわかりますね。Inspiron 14 7000(7490)はディスプレイ下のベゼルが狭くなっており、その分、コンパクトになっています。
厚さを比べてみてもこのとおり。写真の上のInspiron 14 7000(7490)の方が圧倒的にスリムです。重量もInspiron 14 7000(7490)の方が約350g軽量化されています。
わずか数年前のモデルですが、ボディの大きさはこんなにも違うんですね。やっぱり小さくて軽いのはいいなあ。今使っているInspiron 14 7000は持ち出すときにちょっと重く感じるのですが、Inspiron 14 7000(7490)は軽いので負担を感じることなく持ち歩くことができそう。
6)使い勝手をチェック
Inspiron 14 7000(7490)の使い勝手をチェックしてみましょう。
■起動時間
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。

1回目→15.83秒 / 2回目→15.53秒 / 3回目→15.83秒

16秒程度で起動可能。そんなに待たされる感じはないです。

■リフトアップヒンジ
Inspiron 14 7000(7490)は、ディスプレイの底面部が接地する形になるリフトアップヒンジを採用。一定の角度以上ディスプレイを開くと、本体底面部と机の間にスペースができるため、エアフローを改善できます。
ディスプレイ底面部の接地する部分には、本体保護のために樹脂が使用されています。
■搭載している端子類
Inspiron 14 7000(7490)に搭載されている端子類は次のとおり。
1 x 3.5 mmヘッドフォン/マイク コンビネーション ジャック
2 x USB 3.1 Gen 1
1 x Thunderbolt 3(DisplayPort/電源供給)Type-C
1 x HDMI 2.0出力
USB端子は全部で3つ。従来からあるType-A端子が2つ、前後の向きのないType-C端子が1つです。
Type-CはThunderbolt 3に対応しているので、対応デバイスを接続すれば最大40Gbpsという速度でデータ転送をすることが可能。またThunderbolt 3端子では、電源供給が可能なほか、DisplayPortとしても使えるため、外部モニタに映像を出力することもできます。
なお、電源ケーブルの接続端子にUSB Type-C端子が採用されているため、充電中はUSB Type-C端子が使えないので注意が必要です。
■Wifi6に対応
LAN端子は非搭載ですが、WiFiの新規格IEEE 802.11axに対応しています。WiFi6とも呼ばれますね。
対応する環境を構築すれば、従来のWiFiよりも高速なネット接続が可能です。ax規格の実効スループットは、前規格IEEE802.11ac規格の最大4倍になるといわれています。
■外部映像出力
Inspiron 14 7000(7490)には、外部映像出力端子として、HDMI端子とUSB Type-C(DisplayPort対応)端子が用意されています。
HDMI端子経由で、4Kテレビに接続したところ、4Kの解像度(3840×2160ドット)で出力することができました。簡単にマルチモニタ環境を構築できます。
さらにUSB Type-C(DisplayPort対応)端子にType-C/HDMI変換アダプタを接続して、モニタに繋いだところ、映し出すことに成功。
3画面同時出力することができました。

外出先から戻ったら、大きな画面のモニタに接続して、広い表示領域を確保することで、作業効率を大幅にアップさせることができます。
■バッテリ駆動時間
DELL Webサイトにバッテリ駆動時間の記載がなかったので実際に計測してみました。

ディスプレイ輝度:80/電源モード:高パフォーマンスの条件でYouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行ったところ、1時間で9%のバッテリを消費。単純計算で11.1時間バッテリが持つことになります。

動画再生はバッテリを消費するので、一般的な作業を行う場合にはもっとバッテリ駆動時間は延びると思います。あくまで参考値としてください。
■指紋認証(オプション)
キーボードの右上に電源ボタンを配置。オプションで電源ボタンに指紋認証センサーを統合することができます(レビュー機には、指紋認証センサーが統合されています)。
指紋認証を活用することで、キーボードを使わず手間無くログインできるほか、セキュリティを強化できます。
■片手でディスプレイを開けられる
ディスプレイを開くときに、片手では開けられず両手で開かなければならないモデルが多いのですが、Inspiron 14 7000(7490)は片手だけで開くことができます。
これ、細かいところですが、頻繁に行う操作なので、結構使い勝手が異なってきます。指も引っかけやすいので、ストレスフリーで開けます。
なお、Inspiron 14 7000(7490)では、ディスプレイを開くと自動的に電源がオンになる設計を採用しているため、すぐに使い始めることができます。
■サウンド
スピーカーは、底面部の前面部寄りの左右に配置。
この位置にスピーカーがあると、床に音が反射する形になり、広がりが出ます。またキーボード操作時に、音が遮られることがほとんどありません。
実際に音楽を聴いてみましたが、全体的にちょっとカシャカシャする感じがありますね。スリムタイプノートPCなので、それなりのサウンドといったところ。ただ、バックグラウンドで音楽を楽しむのは問題ありません。また、ドラマや映画を視聴するときも、特に聞きづらいということはありません。標準レベル以上だと思います。
同梱されるMaxxAudioProツールを使えば、イコライザを使って自分好みのサウンドにチューニングすることが可能です。
7)各パーツをチェック
Inspiron 14 7000(7490)の各パーツをチェックします。
液晶は14インチパネルを搭載。スリムベゼル採用で外枠の存在が気にならないせいか、大きく感じます。最大解像度は1920×1080ドット。
14インチパネルとしては解像度が高いので精細感のある表示が可能。文字つぶれも発生しておらず、見やすいです。また、100%表示のままでは見づらく感じることはありませんでした。
おそらく表示の綺麗なIPSパネルを搭載していると思われます。自分で撮影した風景写真を映し出してみましたが、色の表現が鮮やかなうえ、黒もしっかりめに表現できています。

動画を視聴しましたが、映像が綺麗で表現が瑞々しく感じました。十分楽しめると思います。
視野角も広く、斜め方向からでも表示の変化はほとんどありません。

また、輝度が300nitsという明るいパネルを採用。輝度が高いと明るいので野外でも見やすいと思います。
光沢パネルを採用。色の鮮やかさが増しますが、照明などの映り込みが発生しやすいので、適宜ディスプレイの角度を調整する必要があります。
WiFiモデルはノンタッチパネルですが、4G/LTEモデルはタッチパネルを搭載しているので、指による直感的な操作が可能です。
キーボード。
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
テンキーは非搭載です。
Enterキー、BackSpaceキーが小さめで左のキーと隣接している、DELL独自のキーボード配置を採用。慣れるまでは打ち間違えが発生するかもしれません。
キートップはさらさらしているが滑りやすいという感じではありません。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は浅め。打鍵感はやわらかめですが、ふにゃふにゃした感じはなく、使い心地は悪くありません。

キーの端の方を押してもしっかり反応してくれるので、ストレス無く操作できます。
キーピッチ(キー間の距離)は18.7mmで、フルサイズのキーボード(19mm)と同程度のキーピッチを確保。
なので窮屈な感じはありません。
Inspiron 14 7000(7490)のキーボードにはバックライトが装備されており、F5キーでオン/オフの切替、明るさの調整が可能。明るさは、2段階で調整できます。
バックライトは白色。暗い状況で非常に見やすいです。
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
表面はすべすべしていてすごく滑りがいいです。タッチの反応も良好です。
クリックボタン部分の押し込み部分は結構深め。しっかり押しこめるので、操作している感があって使いやすいのですが、その分、 ちょっとクリック音が大きめに感じました。

タッチパッドの一番下だけでなく、真ん中の部分を押しても反応してくれるので、ストレス無く使えます。
パームレスト部分は触るとさらさらしています。
左側面部。
写真左から順に、Thunderbolt 3(DisplayPort/電源供給)Type-C端子、HDMI 2.0出力端子、MicroSDカードリーダーが配置されています。
こちらは4G/LTEモデルの左側面部。MicroSDカードリーダーの右にnano SIMカードスロットが配置されています。
MicroSDカードをカードリーダーに装着したところ。カードのほとんど全体が収まっているのがわかります。
右側面部。
写真左から順に、ヘッドフォン/マイクコンボ端子、USB 3.1 Gen 1端子×2が配置されています。
両側面部のすべての端子類にケーブル/デバイスを接続するとこんな感じになります。

手前に端子類が配置されていないので、キーボード操作時にケーブル/デバイスが邪魔になることはないと思います。
前面部。
背面部。奥側に通気孔が配置されているのが見えますね。
底面部。中央に「Inspiron」のロゴが刻み込まれているほか、通気孔が配置されています。

継ぎ目のない構造になっているため、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。
8)同梱物をチェック
Inspiron 14 7000(7490)の同梱物をチェックします。
ACアダプタと電源ケーブル(ACアダプタの形状は、搭載しているグラフィックスによって異なる可能性があります。写真は、NVIDIA GeForce MX250搭載モデルに同梱されるタイプです)。
ACアダプタの形状は縦長。
丸みを帯びた形状をしています。
ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は305g。
各部名称などを示したペーパーも同梱されています。
まとめ
以上、Inspiron 14 7000(7490)について解説しました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・マグネシウム合金を採用することで強度の高いボディを実現
・14インチ液晶搭載のコンパクト/スリム/軽量ノートPC
・スリムベゼル採用
・WiFiモデルと4G/LTEモデルを選択可能
・第10世代インテルCoreプロセッサ+8/16GBメモリ+SSDという充実構成
・最小構成で1.095kgという軽さを実現しており、気軽に持ち運べる


14インチノートPCとしてはコンパクトかつ軽量なので、気軽に外に持ち出せます。ボディにマグネシウム合金を採用しているため、堅牢性もしっかり確保。また、 4G/LTE搭載モデルが用意されているので、4G/LTE搭載モデルを選択すれば、外出先でストレス無くネットに接続して作業することができます。

携帯性を重視したいが液晶は大きい方がいい、もちろん性能面でも妥協したくない人にオススメです。