DELL XPS 14 購入

XPS 14は、高パフォーマンスノートとして位置づけられるXPSシリーズの中で14インチ液晶を搭載したノートブック。DELLとしては珍しい14インチ液晶ノートです。XPSシリーズとして、他にXPS 15(15ンチ)、XPS 17(17インチ)が設定されていますが、XPS 14は最もコンパクトなノートということになります。



コンパクトであるといっても、基本性能は他のXPSシリーズのノートと同じです。
その最大の特徴は、優れたグラフィック性能とサウンド性能。 エントリーシリーズのInspironよりも高いマルチメディア機能を発揮するため、美しい映像をクリアなサウンドで楽しみたいというニーズをお持ちの方に最適です。

グラフィックには、カードタイプの高性能NVIDIA GeForceを搭載可能。最大で2GBのグラフィックスメモリを搭載したカードを選択ができるので、チップセット内蔵型に比べて高い描写力を発揮できます。

スピーカーには、著名なスピーカーメーカーのJBL製を搭載しているため、奥行きのあるサウンドを期待できそうです。

CPUには、インテルのデュアルコアCore i5かクアッドコアCore i7を選択可能可能。いずれのプロセッサもハイパースレッディングテクノロジーに対応しているため、それぞれ4つのコア、8つのコアとして機能でき、より高速な処理が可能です。



液晶ですが、XPS 14には14インチ液晶が搭載されています。最大解像度は1366x768ドットだけを選択できます。
液晶パネルは光沢タイプしか選択できません。なので、色鮮やかな映像/画像を楽しむことができますが、照明などによる映り込みが発生しやすくなります。実用性の面では非光沢タイプの方が優れていると思うのですが、マルチメディア機能重視のXPSシリーズの特性を考えた場合、見映えのする液晶を搭載するのは致し方ないのかもしれません。

カラーリングについては、選択できるのはメタロイド・シルバーのみ。従来のDELLノートでは豊富なカラーリングが用意されていたのでちょっと残念です。

USBポートとして、USB 2.0ポートが2つ、USB 2.0とeSATA共有ポートが1つ搭載されています。この共有ポートにpowershareに対応しているため、本体の電源をオフにした状態でミュージックプレーヤーなどを充電することが可能です。

出力端子としてHDMI端子が搭載されていますが、レガシーのVGA端子は搭載されていません。なので、古いタイプの出力機器に接続する必要がある人は注意が必要です。また、IEEE1394端子も搭載されていません。

デルノートとしては初めて地上デジタルTVチューナを搭載できるようになりました。これだけグラフィックとサウンド性能が充実しているわけですから、XPS 14でテレビを楽しむという選択肢もありでしょうね。

【XPS 14レビュー】
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【XPSシリーズのモデルの違い】
・DELL XPS 14とXPS 15の違い