デルS2522HGゲーミングモニタ実機レビュー

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デルS2522HGゲーミングモニタ実機レビュー

S2522HGは、25インチパネル搭載のゲーミングモニタ。

S2522HGレビュー
S2522HGの主な特徴は次のとおり。

・25インチパネル搭載
・表示の綺麗なIPSパネルを採用
・1msの応答時間/最大240Hzのリフレッシュレートを実現したゲーミングモニタ
・輝度400cd/m2の明るいパネル
・非光沢パネル採用のため、眼の疲れを軽減できる
・HDMI/DisplayPort入力端子利用可能
・優れたコストパフォーマンス

ここでは、S2522HGの特徴・使い勝手について詳しくレビューしたいと思います。

【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)25インチパネルを搭載
S2522HGの主なスペックは次のとおり。
【S2522HGの主なスペック】
 

S2522HG

サイズ
25インチ (16:9)
パネル
Fast IPSパネル(タッチ非対応)
最大解像度
Full HD (1080p) 1920 x 1080
光沢/非光沢
非光沢
輝度
400 cd/m2
色域
sRGB 99%
コントラスト比
1000:1
応答速度
1 ms (gray-to-gray extreme)
リフレッシュレート
240Hz
アダプティブシンク技術
NVIDIA G-Sync Compatible, AMD FreeSync Premium対応
接続性
・DisplayPort 入力端子
・HDMI入力端子×2
USB端子
USB 3.2 第1世代 アップストリーム
USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム、バッテリー充電1.2
USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム x 3
調整機能
高さ/角度/左右回転/縦横回転
付属ケーブル
・DisplayPortケーブル x 1
・HDMIケーブル x 1
・USB 3.2 第1世代アップストリームケーブル x 1
【コスパが高い】
S2522HGは、クーポン適用可能なタイミングであれば3万円強で購入できるというコスパの高さが売りになっています。リフレッシュレート240Hz/応答時間1msのIPSパネル搭載の25インチモニタがこの価格で買えるのは、かなりお得だと思います。
【25インチパネル搭載】
S2522HGは25インチパネルを搭載。すごく大きいという印象はありません。大画面で楽しみたい、というのではなく、コンパクトサイズだけどほどほどの大きさのモニタで遊べればいい、という人向けのサイズです。
上の画像は、15.6インチパネル搭載のノートPCと比べたところ。当たり前ですが、ノートPCのパネルよりもS2522HGの方が画面が大きいので、画面表示が見やすいです。
ミニタワーボディを採用したXPSデスクトップ(8940)と接続するとこんな感じになります。
【IPSパネル搭載】
 
メリット
デメリット
TN ・価格が安い
・応答速度が速い
・色表現が淡い
・青みがかった表示
・視野角が狭い
VA ・コントラスト比が高い
・黒の表現いい
・色表現がそれほど良くない
・視野角がそれほど広くない
IPS ・色表現が優れている
・視野角が広い
・価格が高い
モニタに一般的に用いられるパネルとしてTN/VA/IPSの3種類が挙げられますが、S2522HGゲーミングモニタでは表示の綺麗なIPSパネルを採用。
自分が撮影した風景写真を映し出してみました。さすがはIPSパネル。綺麗に表現できています。 色の描写も非常に鮮やか。
IPSパネルは視野角が広いので、斜め方向から見ても見え方に大きな変化がありません。
【sRGB 99%】
sRGB 99%という広い色域を確保しており、より忠実に色を再現することが可能。sRGBとは、色空間の標準規格の一つです。異なるデバイス間で画像/映像をやり取りする際に、機種による特性の違いを発生させることなく、同じ色味を再現できます。
【フルHD対応】
最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。
一般的に使われること多い解像度です。ちょっと大きめの25インチパネルを搭載しているので、もう1段階解像度の高いパネルでもいいと思うんですが、このあたり価格とのトレードオフなんでしょう。
【非光沢タイプ】
非光沢タイプのパネルを採用しているため、照明などの映り込みが発生しにくくなっています。ゲームだと、長時間パネルを見続けることになるため、非光沢パネルの方が目が疲れにくいと思います。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
【輝度】
輝度とは、ディスプレイの明るさのこと。数値が大きい方が明るいパネルであることを示します。明るいパネルの方が、周りの環境が明るくても見やすい、という特徴があります。
輝度が400cd/m2という明るいパネルを採用しているため、すごく見やすいです。輝度が上がると、色鮮やかさも増します。
【応答速度】
応答速度とは画面の色が切り替えられる速さのことです。単位はms(ミリセカンド)で示され、数字が小さいほど応答速度が速いことを示します。S2422HGではなんと1msという圧倒的な速さを実現。さすがはゲーミングモニタ。応答速度が速いと残像が少なくなるため、よりクリアな表現が可能。
【リフレッシュレート】
リフレッシュレートは最大240Hz。一般的なモニタに比べて、動きのある映像を滑らかに表現できます。
60Hzのモニタと並べて実際にゲームシーンを流したところ、S2422HGの方が明らかに滑らかに表現できました。カクカクした動きがほとんどなく、ヌルヌル動いてくれるので、ゲーム中も違和感を感じるシーンが少なくなると思います。動きの速い対象物も鮮明に表示されるため、素早く反応することが可能です。
HDMI/Displayportのどちらの端子で接続しても240Hzで出力することができました(NVIDIA GeForce GTX1660To搭載モデルで検証)。
ただし、搭載しているグラフィックスによって、どこまでリフレッシュレートを出せるかが決まってきます。負荷がかかるゲームで高画質で240Hzのリフレッシュレートで映像を流したいのなら、ハイエンドのグラフィックスカードを用意する必要があります。
なお、初めて接続した場合、デフォルトでは60Hzに設定されているので、自分で240Hzに設定する必要があります。
リフレッシュレートの切り替えは、「設定」-「システム」-「ディスプレイ」-「ディスプレイの詳細設定」-「リフレッシュレート」で行います。
【NVIDIA G-Sync Compatible/AMD FreeSync Premium対応】
S2522HGは、NVIDIA G-Sync Compatible、AMD FreeSync Premiumに対応しています。
いずれもVRR(Variable Refresh Rate)テクノロジーのことで、NVIDIA社からは「G-Sync」、AMD社からは「FreeSync」という規格が提供されています。
ゲームのフレームレートがパネルのリフレッシュレートと食い違うと、表示崩れ(テアリング)/もたつき(スタッタリング)が発生することがありますが、VRRを使うことで、滑らかに表現することが可能になります。
ただし、これらの規格を利用するには、グラフィックス側がその規格に対応している必要があります。
【ComfortVew対応】
ComfortVewソフトウェアソリューションにより、有害なブルーライトの放射を低減できます。目の疲れを軽減できるため、長時間ゲーミングしたときの負担が軽くなります。ただし、ComfortVewをオンにすると、色味が黄色っぽくなるため、色の鮮やかさが失われます。
なお、S2522HGにはComfortVewを含む多数のプリセットモードが用意されています(上の画像参照)。用途に合わせて最適なモードを選択できます。「ユーザーカラー」選択して、自分好みの色合いに調整することも可能です。
【フリッカーフリー】
画面のちらつき(フリッカー)を抑えることのできるフリッカーフリースクリーンを実現。フリッカーの発生するパネルで長時間作業すると、目の疲れ/ストレスなどが発生することがありますが、フリッカーフリースクリーンにより、そうした症状の発生を防げます。
【3辺スリムベゼルデザイン採用】
S2522HGでは、パネルの上左右の3つの外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用。デザインの洗練度が上がるうえに、パネルを見ているときに外枠の存在が気になりにくくなり、画面への没入度を高めることができます。
また外枠(フレーム)とパネルが一体化されているため、段差がなくデザインの洗練度がアップします。
2)特徴・使い勝手をチェック
S2522HGゲーミングモニタの特徴・使い勝手をチェックします。
【映像入力端子としてHDMIとDisplayPortを搭載】
映像入力端子としてHDMI×2とDisplayPortの合計3つの端子を搭載。
同時に3つの器機を接続できます。端子類は、背面部下部に下向きに配置されています。HDMIケーブル1本とDisplayPortケーブル1本が同梱されています。
■角度調整/高さ調整/左右回転/縦横回転機能を用意
S2522HGには、パネルの角度調整/高さ調整/左右回転/縦横回転機能が用意されています。
角度調整機能。液晶パネルは、下方向に5度、上方向に21度まで傾けることができます。
高さ調整機能。130mmの範囲で高さ調整できます。
左右回転機能。左右それぞれ45度まで回転させることができます。
縦横回転機能。時計回り/反時計回りのどちらからでも回転させることが可能。ただし、パネルの位置が低いと、回転させるときに机に角が当たってしまうため、高い位置に調整してから回転させる必要があります。
縦横回転しても、表示が自動的に切り替わることはありません。手動で切り替える必要があります。切り替えるには「設定」-「システム」-「ディスプレイ」をクリックします。「ディスプレイ」画面が表示されたら「画面の向き」で「縦」を選択すると、縦表示に切り替わります。
縦表示にすれば、スクロールの回数が減るため、Webブラウザを見るときなどに重宝します。
多彩な調整機能が用意されているので、状況に合わせて最適なスタイルで利用できます。
■VESA規格対応
S2522HGゲーミングモニタは、VESA互換のマウントを採用しているため、VESA規格に準拠しているスタンドに取りつけられます(100mm x 100mm)。
対応するアームスタンドを取りつければ、自在にモニタの位置を調整できるほか、設置場所に関する制約も緩和できますね。
【USB端子を搭載】
S2522HGには、1つのUSBアップストリーム端子と4つのUSBダウンストリーム端子が搭載されています。
S2522HGゲーミングモニタに搭載されているUSB端子類を利用するには、PCのUSB端子とS2522HGゲーミングモニタの背面部のUSBアップストリーム端子を、同梱されるUSBケーブルで接続する必要があります。
ケーブルを接続することで、利用できるUSB端子が4つ増えるため、利便性が向上します。
背面部にはUSBダウンストリーム端子が2つ配置されていますが、抜き差しするのが結構面倒です。
底面部左にも端子類を配置。上の画像の左から順に、SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2Gen1) Type-A ダウンストリーム端子、ヘッドフォン出力 端子、充電付きSuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2Gen1) Type-A ダウンストリーム端子が配置されています。この位置(底面部左)であれば、さっと抜き差しすることができて便利です。
USBレシーバーを装着してワイヤレスタイプのマウスを使ったり、USBメモリを接続したりすることが可能。
【ヘッドホン端子を搭載】
S2522HGゲーミングモニタにスピーカーは搭載されていませんが、ヘッドホン端子が搭載されているため、前述したUSBケーブルでPCとS2522HGを接続すれば、有線タイプのヘッドホンを接続可能。実際に音楽を聴いてみましたが、想像以上にクリアな音質でした。ヘッドホンを使って、ゲームの世界に浸りたい人には便利かも。
■スタンドに穴が設けられている
スタンドに穴が設けられています。
ここにケーブルを通せば、配線をすっきりさせることが可能です。
■ダウンライトを配置
S2522HGの底面部中央にブルーのダウンライトが配置されています。
ダウンライトの中央あたりにタッチセンサーが設けられており、タッチすることでオン/オフの切り替えが可能です。
暗い環境でゲームする際、ダウンライトのほのかの光が雰囲気を盛り上げてくれます。
■高い安定性を確保
机としっかり密着する仕様になっているため、安定性は高いです。多少強く揺らしても、倒れたりすることはありません。
■スタンド/ベース部分は簡単に脱着可能
スタンド/ベース部分は、ツールを使わなくても簡単に脱着できます。
スタンドは、背面部の接合部に押し当てるだけで簡単に装着可能。
スタンドの接合部分にベースを当てて、ネジを指で締めれば接合は完了です。
ネジは、締めるとき/緩めるときに取っ手を取り出すタイプです。
ベース部分を取り外したいときはネジを緩めればOK。スタンドを本体から取り外したいときは、接合部分の下にあるスタンドリリースボタンを押せば、簡単にロックが解除されます。
3)充実したサポートを受けられる
S2522HGゲーミングモニタを購入すると、DELLの充実したサポートを受けることができます。
■プレミアムパネル交換
パネル上に1つでもドット抜けが見つかった場合、ハードウェア限定保証の期間内であれば、無償でモニタを交換してもらうことができます。製造時に希にドット抜けが生じることがあるので、万一、そうした場合でも、無償で交換してもらえるので安心して購入できます。
■良品先出しサービス
ハードウェア限定保証の期間内(3年)であれば、モニタの故障などで交換が必要になった場合、翌営業日までにモニタを出荷してくれます。つまり、故障したモニタがデルに届く前に最速で良品を送ってくれるので、モニタを使えない期間を最小限に抑えることができます。
4)各パーツをチェック
S2522HGの各パーツをチェックします。
背面部。
背面部はグレーを基調としたカラーリングを採用。中央部分に配置されている通気孔部分はブラック。この部分は、ゲーミングモニタらしいデザインに仕上っています。
背面部上部に配置されているDELLのロゴは、光の当たる角度によって色が変わります。このあたりゲーミング向けデバイスらしい遊び心を感じますね。
背面部下部に端子類を配置。上の画像の左に電源端子、右側に各種端子類を配置。
写真左から順に、HDMI×2、DisplayPort、右側にSuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen1) Type-B アップストリームポート、SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen1) Type-A ダウンストリームポート×2が配置されています。
端子類は下向きに配置されているため、この状態でケーブルを接続しようとすると、しゃがみ込む必要があり、抜き差ししづらいです。
S2522HGゲーミングモニタには縦横回転機能が備わっているので、縦向きにすれば端子類が横向きになって、抜き差ししやすくなります。
ベース部分はシルバーのカラーリング。
背面部の左側にジョイスティック(写真の一番上)と機能ボタン(ジョイスティックの下の4つのボタン)が配置されています。ジョイスティックは、設定メニューを操作するときに利用します。
これらのボタンを使って、各種設定を行うことが可能。背面部にボタンがあるので正面からはボタンが見えないのですが、ジョイスティックだと見えなくても直感的に操作しやすいですね。押し間違いが少なくなり、ストレスが減ります。
底面部右に電源ボタンを配置。電源をオンにすると、電源ボタンが白く点灯します。
5)同梱物をチェック
S2522HGの同梱物をチェックします。
電源ケーブル。ACアダプタは不要なタイプです。
HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen1) アップストリームケーブルの3つのケーブルが同梱されています。
セットアップ方法などを示したペーパーも同梱されています。
まとめ
以上、DELL S2522HGについて詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・25インチパネル搭載
・表示の綺麗なIPSパネルを採用
・1msの応答時間/最大240Hzのリフレッシュレートを実現したゲーミングモニタ
・輝度400cd/m2の明るいパネル
・非光沢パネル採用のため、眼の疲れを軽減できる
・HDMI/DisplayPort入力端子利用可能
・優れたコストパフォーマンス

ゲームを堪能できるよう設計されたゲーミングモニタです。これまで説明してきたように、リフレッシュレート240Hz/応答時間1msのIPSパネル搭載の25インチモニタとしては高いコスパを誇ります。機能の充実したモニタでゲームを堪能したいが、価格も重視したい人にオススメです。
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