DELL Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の特徴解説

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Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)について解説しています。
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DELL
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の特徴解説
DELL Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)は、16インチ液晶搭載ノートPC。液晶部分を360度回転させることで多彩な使い方のできる2-in-1タイプのPCです。

Inspironシリーズの最上位に位置づけられる7000シリーズに属しています。
Inspiron 7000シリーズ最新モデル一覧
デル16インチノートPC最新モデル一覧
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
Gシリーズ 高い描画処理能力を発揮できるゲーミングシリーズ
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の主な特徴は次のとおり。

・16インチ液晶搭載ノートPC
・縦横比16:10のパネルを搭載
・液晶を360度回転できる2-in-1タイプのPC
・第12世代インテルCoreプロセッサを搭載
・カメラシャッター機能搭載


ここではInspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の特徴・スペック等について詳しく解説します。

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「7620」)を確認する方法はこちら)
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。
1)4つのスタイルで使える2-in-1ノートPC
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)は、状況に応じてノートPC/テント/スタンド/タブレットの4つのモードに切り替えることのできる2-in-1タイプのノートPCです。
ノートPCモード。一般的なクラムシェル型のPCと同じ使い方をすることができます。4つの中で唯一キーボードを使えるモードです。
テントモード。4つのモードの中で最も専有面積が少ないので、狭い場所で使いたいときに便利です。
スタンドモード。画面との距離が近くなるので、動画を見るときに迫力ある映像を楽しめます。飛行機や新幹線などの車内でタッチ操作しながら利用したいときに便利。
タブレットモード。タブレットのように使えます。ただし、重量が2kg以上あるので、机や膝の上に置いて作業することになると思います。機動性は期待できません。
2)スペックをチェック(第12世代インテルCoreプロセッサ搭載)
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の主なスペックは次のとおり。
【Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620))の主なスペック】
 
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)
液晶
16.0-インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200) タッチ 300nits WVA ディスプレイComfortView Plus Support搭載
16.0-インチ 16:10 OLED UHD+ (3840 x 2400) タッチ 400nits WVA ディスプレイ ComfortView Plus搭載
CPU
第12世代インテル Core i5-1235U (12MB キャッシュ, 最大 4.4 GHzまで可能, 10 コア)

第12世代 インテル Core i7-1260P プロセッサー (18MB キャッシュ, 最大 4.7GHzまで可能)
メモリ
16GB, 2x8GB, DDR4, 3200MHz
ストレージ
512GB M.2 PCIe NVMe SSD/
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
光学ドライブ
グラフィックス
インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
NVIDIA GeForce MX550, 2GB GDDR6
搭載端子
2 x USB 3.2 Gen 1ポート
2 x USB Type-C Thunderbolt 4ポート
1 x ヘッドセット(ヘッドフォンおよびマイクロフォンのコンボ)ポート
1 x HDMI 1.4ポート
1 x SDカードスロット
カラーリング
プラチナシルバー/ダークグリーン
寸法
(mm)
高さ:15.9 mm〜18.95mm x 幅:356.78mm x 奥行き:251.88mm 
最小重量
(kg)
フルHD - 重量(最小):2.19 kg
UHD+ 有機EL - 重量(最小):2.1 kg
【CPU】
CPUに第12世代 インテル Core i5-1235U/第12世代インテルCore i7プロセッサを搭載したモデルが用意されています。
CPU 第12世代インテルCore i5-1235U
インテル Core i7-1260P
コアの数 10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
12
(Performance-cores:4)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 12 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.40GHz 4.70GHz
キャッシュ 12MB 18MB
■第12世代インテルCoreプロセッサの特徴■
第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアを搭載していましたが、第12世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)を混在させています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第12世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることが可能になっています。
【メモリ】
メモリは16GB搭載モデルを用意。16GB, 2x8GB, DDR4, 3200MHzを搭載したモデルを選択可能。
メモリ容量  
説明
8GB  


快適
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
16GBのメモリ容量があれば、Web閲覧/動画再生といった一般的な作業であれば、ある程度快適な処理が期待できます。
【ストレージ】
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
ストレージは512GB/1TB SSD搭載モデルを選択可能。HDD搭載モデルは用意されていません。SATA接続タイプよりも高速なM.2 PCIe NVMeタイプを採用。なので起動やアプリケーションの立ち上げ時にストレスを感じるシーンは少ないと思います。
【グラフィックス】
グラフィックスは、CPU内蔵タイプのインテル Iris Xe グラフィックス搭載モデルに加えて、NVIDIA GeForce MX550グラフィックス搭載モデルを選択できます。
【パッケージ別のスペック】
現時点で用意されているのはパッケージは次のとおり。
 
プレミアム
プラチナ
プラチナ(4K有機EL・大容量SSD・MX550搭載)
 ディスプレイ
(最大解像度)
16.0インチ 16:10 FHD+ (1920 x 1200)
16.0インチ 16:10 OLED UHD+ (3840 x 2400)
CPU
第12世代インテル Core i5-1235U
第12世代 インテル Core i7-1260P
メモリ
16GB, 8GBx2, DDR4, 3200MHz
ストレージ
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
NVIDIA GeForce MX550, 2GB GDDR6
現在、プレミアム/プラチナ/プラチナ(4K有機EL・大容量SSD・MX550搭載)の3つのパッケージが用意されています(それぞれのパッケージには、Office無し/付きモデルが用意されています)。

スペックが異なるのはディスプレイ/CPU/メモリ容量/SSD容量/グラフィックスの5つ。

【プレミアム】
本モデルで最も安い構成。インテルCore i5+16GBメモリ+512GB SSDという充実構成のため、比較的負荷が軽いタスク(Web閲覧/動画再生等)であれば、性能不足を感じるシーンは少ないと思います。
【プラチナ】
プラミアムパッケージのCPUをCore i7にアップグレードしたパッケージです。
【プラチナ(4K有機EL・大容量SSD・MX550搭載)】
パネルに4K有機EL、1TBの大容量SSD、CPU内蔵タイプよりも描画処理能力アップが期待できるNVIDIA GeForce MX550を搭載したパッケージ。性能重視の方はこちらがおすすめ。
3)スリムなデザイン
ボディにアルミニウム素材を採用することで質感を高めています。
厚みは最厚部で18.95mm。光学ドライブを非搭載とすることで、スリムなボディを実現しています。重量は最小で2.1kg。ちょっと重めです。
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)ではカラーリングとしてプラチナシルバー/ダークグリーンを用意。
プラチナシルバー。シンプルな仕上がりです。
ダークグリーン。落ち着いた色合いです。
4)特徴をチェック
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の特徴をチェックします。
【搭載している端子類】
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)に搭載されている端子類は次のとおり(マニュアル参照)。

1×HDMI 1.4
2 x USB Type-C Thunderbolt 4ポート
2×USB 3.2 Gen 1 Type-A
1×SDカード リーダー
1× ヘッドフォンおよびマイク オーディオ ジャック
1× 電源ジャック


LAN端子は搭載されていません。
■指紋認証/顔認証
指紋認証センサーを標準で搭載。キーボードを使わずログインできるため、安全性を高めつつ、手間無く使い始めることができます。
また赤外線カメラが搭載されており、顔認証機能を使用することもできます。
■急速充電対応
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)は急速充電に対応しています。内蔵されているExpressCharge機能を利用すれば、60分で最大80%の充電が可能です。
■カメラシャッター機能搭載
Webカメラが液晶上部に配置されていますが、メカニカルカメラプライバシーシャッター機能を搭載しています。シャッターをスライドさせてカメラレンズを覆うことで、プライバシーを保護できます。

すぐにカメラをシャッターで覆うことができるので、家でオンライン会議に参加しているときに、誰かが訪問してきて対応する必要がある場合など、手軽に画像/映像をオフにすることができます。
5)各パーツをチェック
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)の各パーツをチェックします。
■ディスプレイ
ディスプレイは16インチパネルを搭載。16:10のパネルを採用。従来からある16:9のパネルに比べて縦に広く表示できます。
*********************************
*16;10パネルがどんな感じになのかについては、Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)と同じく16インチの16:10パネルを採用したInspiron 16 AMD(5625)のレビューを参照してください。
*********************************
最大解像度が1920×1200ドット/3840 x 2400ドットのパネルを搭載したモデルを選べます。それぞれのパネルのスペックは次のとおり。
 
FHD+
UHD+
最大解像度 1920×1200ドット 3840×2400ドット
パネル 液晶 有機EL
光沢/非光沢 光沢 光沢
タッチ タッチ対応 タッチ対応
輝度 300nit 400nit
色域 100% sRGB 100% DCI-P3
応答時間(最大) 30ms 1ms
コントラスト比(最小) 1200:1 1000000:1
電力消費(最大) 4.73W 11.47W
【解像度】
FHD+(1920×1200)/UHD+(3840 x 2400) のいずれかを選択できます。
UHD +はFHD+の4倍のドット数を実現しており、精細感の高い表示/映像を楽しめます。
またUHD+の方が表示領域が広いため、作業効率もアップできます。16インチという大きめのパネルを採用しているので、ある程度解像度を高めに設定しても表示が小さすぎて見づらいということはないと思います。
【パネル】
FHD+のパネルは液晶ディスプレイを採用していますが、UHD+のパネルは有機ELディスプレイを採用。有機ELパネルは、色の表現が鮮やか/黒い部分が白っぽくならないという特徴があります。表示の綺麗さなら断然有機ELパネル搭載モデルがオススメですが、消費電力が大きいので、バッテリで駆動した場合の利用時間が短くなります。
【光沢パネル】
いずれのパネルも光沢パネルを採用。色鮮やかな表現が可能です。映り込みが発生しやすいので、適宜角度等を調整する必要があります。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
【輝度】
輝度とは、ディスプレイの明るさのこと。数値が大きい方が明るいパネルであることを示します。明るいパネルの方が、周りの環境が明るくても見やすい、という特徴があります。
どちらも輝度が高いパネルを採用しているため、すごく見やすいと思います。輝度が上がると、色鮮やかさも増します。
【色域】
FHD+パネルはsRGB100%をカバー。またUHD+パネルは、sRGBよりも広い色域を表現できるデジタルシネマの規格DCI-P3のカバー率100%を実現し、広い色範囲を表示することができます。
【応答速度】
応答速度とは画面の色が切り替えられる速さのことです。単位はms(ミリセカンド)で示され、数字が小さいほど応答速度が速いことを示します。応答速度が速いと残像が少なくなるため、よりクリアに表示可能です。
■キーボード
上の画像は英語キーボードを搭載していますが、日本で発売されるモデルには日本語キーボードが搭載されます。テンキーは非搭載。
マニュアルによるとキーピッチ(キー間の距離)は19.05mm。フルサイズのキーボード(19mm)と同程度のキーピッチを確保しているため、窮屈な感じはないと思います。
バックライトが装備されているため、暗い環境でも快適に操作できます。
■右側面部
上の画像の左から順に、1)SDカードリーダー、2)USB 3.2 Gen1 Type-A、3)グローバルヘッドセットジャックを配置。
■左側面部
上の画像の左から順に、1)HDMI出力ポート、2)USB 3.2 Gen1 Type-A、3)4)Thunderbolt 4 (USB Type-C)電源供給付き、DisplayPortを搭載×2、電源およびバッテリーステータスライトを配置。
電源端子は用意されていません。おそらく、充電ケーブルの接続端子にUSB Type-Cが採用されており、PC本体のType-C端子に接続する形式だと思います。
なので充電時は、1つのUSB Type-C端子を占有する形となり、利用できるUSB端子が少なくなるので注意が必要です。
Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)のまとめ
以上、Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・16インチ液晶搭載ノートPC
・縦横比16:10のパネルを搭載
・液晶を360度回転できる2-in-1タイプのPC
・第12世代インテルCoreプロセッサを搭載
・カメラシャッター機能搭載


Inspiron 16 2-in-1 Intel(7620)は16インチという大きな液晶を搭載した2-in-1ノートPC。16:10のパネルを搭載しており、縦に広く表示できます。大きな画面でいろんな使い方をしたい人にオススメです。