DELL Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップ レビュー

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Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップの詳細なレビューを示します。
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DELL
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップ実機レビュー

DELL Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップは、24インチ液晶とPCが一体化したオールインワンタイプのデスクトップPC。コスパに優れたAM Ryzenプロセッサを搭載しています。

→参考:DELLのオールインワンPCのラインアップ

Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップレビュー
シリーズ
特徴
Inspironシリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリーシリーズ。他のシリーズと比べて価格が低めに設定されています。コンパクトタイプのボディに加え、スリムタイプのボディを採用したモデルが用意されています。
XPSシリーズ Inspironの上位に位置づけられるDELLのハイパフォーマンスシリーズ。ミニタワーボディを採用しており、一定の拡張性を確保。
DELL Inspiron 24 AMD(5415)の主な特徴は次のとおり。

・24インチパネルを搭載したオールインワンPC
・液晶の外枠(ベゼル)が極細のフレームレスデザイン
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・カメラを収納可能
・グレーとホワイトのカラーリングを用意


ここではInspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップの特徴・スペック等について詳しく解説します。

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「5415」)を確認する方法はこちら)。
【参考】Inspiron 24 AMD(5415)動画
Inspiron 24 AMD(5415)に関する動画をYouTubeにアップしています。
【Inspiron 24 Intel(5410)レビュー】
本モデルの姉妹モデルで、第12世代インテルCoreプロセッサ搭載のInspiron 24 Intel(5410)について解説しています。詳しくは、Inspiron 24 Intel(5410)レビューを参照してください。
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

【レビュー機のスペック】
AMD Ryzen3 7330Uプロセッサ/8GBメモリ/256GB SSD/CPU内蔵グラフィックス
1)24インチ液晶搭載のオールインワンPC
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップは24インチ液晶パネルを搭載したオールインワンPC。
オールインワンPCの主なメリット・デメリットはこのとおり。
PCとパネルが一体となっており、一般的なセパレートタイプのデスクトップよりも 設置面積が小さくて済みます。
また、セットアップの手間がかかりません。基本的に電源ケーブルを接続するだけで利用可能。
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップは液晶の外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用。液晶を見ているときに外枠の存在が気になりにくく、画面への没入度を高めることができます。
フレームが狭いと、スタイリッシュなデザインに仕上がります。
本体はスリム化されています。
厚さは通常のモニタとあんまり変わらない印象です。
ちょうどいい感じの大きさ。重量は5.6kg程度で個人的にはそんなに重く感じないですね。室内移動するぐらいであれば、そんなに苦にならないと思います。
本モデルはオールインワンタイプのPCのため、自分で筐体内部にアクセスするのは難しいです。したがってメモリやストレージの増設などのカスタマイズは基本的には実行できないと考えた方がいいと思います。
2)第11世代インテルCoreプロセッサ搭載
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップの主なスペックをチェックします。
 
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップ
筐体
オールインワン
液晶
ブルーライト軽減23.8インチ FHD (1920 x 1080)非光沢スリムベゼル 広視野角 非タッチ ディスプレイ
タッチパネル
×
CPU
AMD Ryzen 3 7330U 4コア/8スレッドプロセッサ
AMD Ryzen 5 7530U 6コア/12スレッドプロセッサ
AMD Ryzen 7 7730U 8コア/16スレッドプロセッサ
メモリ
8GB, 8GBx1, DDR4, 3200MHz
16GB, 8GB×2, DDR4, 3200MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD/
512GB M.2 PCIe NVMe SSD/
1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
CPU内蔵タイプ
光学ドライブ
無し
スピーカー
有(パネル下)
【CPU】
CPUには、コストパフォーマンスに優れたAMD Ryzen 7000シリーズを搭載。AMD Ryzen 3 7330U/AMD Ryzen 5 7530U/AMD Ryzen 7 7730Uプロセッサ搭載モデルが用意されています。
CPU AMD Ryzen 3 7330U AMD Ryzen 5 7530U AMD Ryzen 7 7730U
コアの数 4 6 8
スレッドの数 8 12 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.30GHz 4.50GHz 4.50GHz
L2キャッシュ 2MB 3MB 4MB
L3キャッシュ 8MB 16MB 16MB
【メモリ】
メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 3Dゲーム、動画/画像編集といった、負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
メモリは8GB/16GB搭載モデルを用意。このモデルでは、Web閲覧/動画再生、といった比較的負荷が軽めのタスクをメインで行うことが多いと思うのですが、こうした負荷が軽めのタスクの処理には8GBのメモリ容量を積んでいればストレスを感じるシーンは少ないと思います。
ただし、8GBメモリだと、負荷が重いタスクを実行したり、マルチタスクを実行したりするときにちょっと動作が遅くなることがあると思うので、性能にこだわるなら16GBメモリ搭載モデルがおすすめ。
【ストレージ】
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
ストレージには、 高速アクセスできるSSDを搭載。従来からあるHDD搭載モデルは用意されていません。容量は256GB/512GB/1TB搭載モデルを選択可能。
【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。
【スペックまとめ】
このスペックを見る限り、負荷がそれほど重くないタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生などの処理)であれば、そんなにもたつくシーンはないと思います。
実際にネットや動画を見たりしましたが、ストレスを感じるシーンはほとんどありませんでした。
コスパのいいAMD Ryzenプロセッサを搭載することでインテルプロセッサ搭載モデルよりも、価格が安めに設定されているので価格重視の人は本モデルがオススメです。
3)グレーとホワイトのカラーリングを用意
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップにはダークシャドウグレーとパールホワイトのカラーリングが用意されています。レビュー機はダークシャドウグレーモデル。
落ち着いた色合いです。
こちらはパールホワイトモデル(上の画像は姉妹モデルのInspiron 24 Intel(5410))。
明るいカラーリングですね。
パールホワイトの場合、パネル下部の部分にはファブリック素材が用いられています。
ダークシャドウグレーの場合、この部分には樹脂が用いられていると思います。
なおカラーリングが違うと、スタンド部分の形状が異なります。ダークシャドウグレーは木の枝みたいな形状をしていますが、パールホワイトは丸みを帯びた形状をしています。
4)特徴をチェック
■Webカメラは収納可能
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップは、ポップアップ式のWebカメラを採用。
カメラの上部を押せばカメラが飛び出してきます。使わないときはカメラを収納しておくことができます。画像/映像の流出問題が発生するのを防ぎ、プライバシーを保護できます。
なおWebカメラは、前に20度傾けることが可能。 下方向に角度を調整できるのは便利だと思います。
■光学ドライブ
光学ドライブは非搭載です。
■傾き調整機能のみ
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップでは、高さ調整/左右回転機能は用意されていません。ディスプレイ部分の傾き調整機能だけを利用可能です。約25度傾けることができます。
傾けるときに、そんなに力を入れなくてもいいです。
結構斜めに傾けることが可能。
■HDMI出力端子搭載
背面部にHDMI出力端子が搭載されているので、
外部モニタに接続してデュアルディスプレイシステムを構築できます。上の画像は27インチモニタに接続したところ。右がレビュー機です。デュアルディスプレイにすることで広い表示領域を確保でき、作業効率をアップできます。
■HDMI入力端子搭載
背面部にHDMI入力端子も搭載しているので
他のデバイスの外部出力モニタとして利用することも可能。たとえば、ノートパソコンとHDMIケーブル経由で接続することで、より大きな画面で映像を楽しむことができます。ゲーム機を接続するのもありでしょうね。上の画像はノートPCの画面をレビュー機に出力しているところ。
HDMI入力端子を利用しているとき、画面の切り替えは底面部下の電源ボタンの左にある画面切り替えボタンで行います。固めなので結構強めに押す必要があります。
「PC」と「HDMI-IN」の切り替えが可能です。
■スピーカーを搭載
液晶パネルの下の部分にスピーカーを搭載しているため、別途外付けのスピーカーを接続しなくてもデフォルトの状態で音楽/動画を楽しむことができます。
この位置にスピーカーがあると、何にも遮られることなく音が直接耳に届きます。
実際に音楽を聴いてみましたが、音質は結構いいと感じました。重低音もしっかりめに響きます。シャカシャカした感じがなく、ナチュラルなサウンドで耳が疲れないです。映像を楽しむときもサウンドは大きなファクターになってくるので、音がいいのは重要だと思います
5)各パーツをチェック
Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップの各パーツをチェックします。
ディスプレイは23.8インチパネルを搭載。主なスペックは次のとおり。
 
ディスプレイ
最大解像度 1920×1080ドット
光沢/非光沢 非光沢
タッチ 非タッチ
s RGB 99%カバー
B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。
24インチパネルだとちょっと小さいかなと思っていたのですが、目の前に座ると画面が広がる感じです。
最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。
画面表示は綺麗。
鮮明に表示されます。
色の表現も鮮やかです。色域はsRGB99%をカバー。このクラスのPCとしては十分なレベルだと思います。
黒い部分もしっかりめに描写可能。
ムラもほとんど感じません。均一的な表示が可能。
27インチのIPSパネル搭載モニタを並べてみましたが 表現の綺麗さではほとんど差がない印象です(上の画像の右がレビュー機)。
ただし本モデルの方がちょっと青色が強く出る感じがします
動画も綺麗で臨場感があるため、個人的には映像視聴用に購入するのもありだと思います。
ただし、Webサイトを見たとき、文字表示が少しざらついているように感じました。個人的には、もう少し滑らかに表現されると見やすいんですけどね。
視野角は広めのため、斜め方向から見ても見え方に大きな変化は感じません。
非光沢パネルを採用しているため、映り込みがほとんど発生しません。なので、長時間見続けたときの目の疲れを軽減できます。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
オールインタイプのPCはタッチパネル搭載が多いのですが、本モデルはタッチパネルは非搭載なので、指で操作はできません。
底面部の右端に電源ボタンが配置されているので、このボタンを押して起動します。
電源がオンの状態で、ホワイトのランプが点灯します。
右側面部の下の方にUSB 3.1 Gen 2 Type-Cが配置されています。
この位置にUSB端子があると、デバイスの抜き差しがしやすいです。
背面部の中央下に端子類が配置されています。
上の画像の左から順に、USB 3.1 Gen 1ポート、HDMI入力ポート、HDMIポート、電源アダプタポート、ネットワークポート、USB 3.1 Gen 2 ポート(PowerShare 対応)、USB 3.1 Gen 1 ポート、オーディオ出力ポート、SDカードスロットが配置されています。
この位置へはちょっとアクセスしづらいですね。
なおスタンドは取り外すことができます。
6)同梱物をチェック
同梱物をチェックします。
■ACアダプタ/電源ケーブル
ACアダプタと電源ケーブル。
ACアダプタは片手でなんとか握れるぐらいの大きさ。
直方体の形状をしています。
電源ケーブルはちょっと太め。
■ワイヤレスキーボード/マウス同梱
ワイヤレスタイプのキーボードとマウスが同梱されるため、配線を気にせず使用することが可能。離れた場所からも操作できます。
デスクトップPCに同梱される標準タイプのキーボードと
マウスが使用可能です。
マウスはちょっと大きめかな。
使わない時はキーボードを本体下に収納しておくことができます。ただし、マウスは収納できません。
パールホワイトの場合はホワイト、ダークシャドウグレーの場合はブラックのキーボード/マウスが同梱されるため、デザインを統一させることができます。
なお、キーボード/マウスは、レシーバをUSB端子に接続して使用するタイプ。
使用にあたっては、USB端子を1つ占有する形になるので注意が必要です。
まとめ

以上、Inspiron 24 AMD(5415)フレームレスデスクトップについて見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・24インチパネルを搭載したオールインワンPC
・液晶の外枠(ベゼル)が極細のフレームレスデザイン
・AMD Ryzenプロセッサ搭載
・カメラを収納可能
・グレーとホワイトのカラーリングを用意


24インチディスプレイとPC本体が一緒になったオールインワンPC。コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載しており、価格重視の人への 訴求力を高めています。

大きな画面のPCを欲しいがセットアップは面倒/ケーブルは邪魔という人に 向いていると思います。