XPS 8700の詳細なレビューを示します。XPS 8700の購入を検討されている方に役立つ情報が満載!
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![]() DELLのハイパフォーマンスデスクトップXPS 8700を導入したので詳しくレビューしています。特徴・デザイン・性能等について詳しくチェックしています。 【レビュー目次】
・1)DELLデスクトップのハイエンドマシン
・2)圧倒的なパフォーマンス ・3)優れた拡張性 ・4)使い勝手をチェック ・5)各パーツをチェック (前面部 | 上面部 | 背面部 | 側面部) ・6)筐体内部をチェック ・7)同梱物をチェック ・8)まとめ [スポンサーリンク]
1)DELLデスクトップのハイエンドマシン
XPS 8700は、デルデスクトップのハイエンドに位置づけられる高性能デスクトップ。DELLデスクトップの中で最も高いレベルの性能を発揮できます(ゲーミングブランドAlienwareを除く)。ミニタワー型の筐体を採用しており、拡張性にも優れています。
同じミニタワー型筐体を採用したデスクトップとしては、DELLからはエントリInspironシリーズのInspiron 3847が用意されています。 ![]() 性能/拡張性においてはXPS 8700の方が上ですが、価格面ではInspiron 3847の方に軍配が上がります。上の写真の左がXPS8700、右がInspiron 3847です。 したがって、パフォーマンス/拡張性重視ならXPS 8700が、コストパフォーマンス重視ならInspiron 3847がお勧めです。 2)圧倒的なパフォーマンス
XPS 8700の主なスペックは次のとおり。
光学ドライブには、DVDスーパーマルチドライブの他に、ブルーレイコンボドライブを搭載しているパッケージも用意されています(XPS 8700パッケージ一覧はこちら)。 ![]() 今回レビューしたXPS 8700の構成は次のとおり。
最新のスペックとは、搭載しているCPUとグラフィックが異なりますので、あくまで参考にしてください。 ![]() WIN SCORE SHAREを使ってWindowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました。Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。 ハードディスクは7200回転の2TB SATA HDDを搭載しており、このパフォーマンスチェックでは、5.9と相対的に低めの数値。ただし高速なSSDを選択できるので、SSDを搭載すれば、さらなるパフォーマンスの引き上げが可能です。 ![]() CPUはクアッドコアのハイエンドのCore i7-4770を搭載しているため、8.3と高いスコアを記録。 ![]() メモリも16GBと大容量のため8.3です。 ![]() グラフィックには、高性能なカードタイプのグラフィック NVIDA GeForce GTX650 Tiを搭載しているため、こちらも7.7とハイスコアを記録しています。 以上のように、XPS 8700は非常に高い基本性能を備えていることがわかります。 次にベンチマークテストを実施してパフォーマンスをチェックしてみました。 ![]() まずは、CINEBENCH R15でCPU/グラフィックカードの性能をチェック。 ![]() CPU(Core i7-4770)のスコアは750cb。Core i5プロセッサに比べて圧倒的に高いスコアを記録しているのがわかります。 ![]() 3Dグラフィック・CADなで使用されるOpenGLも高いスコアを記録しています。 ![]() 次にバイオハザード6ベンチマークで、ゲーム実行時のパフォーマンスをチェックしてみました。 ![]() ランクはAで、「現在の設定で、快適な動作が見込めます」との評価を得られました。実際、ゲーム内のキャラクターの動きも滑らかで、動画もすごく臨場感がありました。これなら、ゲームの世界を堪能できそうです。 3)優れた拡張性
XPS 8700は、ミニタワー型筐体を採用しており、DELL個人向けデスクトップマシンの中で最も拡張性に優れたパソコンです(ゲーミングブランドAlienwareを除く)。
![]() 雑誌と比較するとこんな感じ。 ![]() HDDベイは合計4つを搭載。そのうち3.5インチHDDベイは3つ。最大でSSDを1台とHDDを3台を構成可能です。 光学ドライブを搭載できる5.25インチベイは2つ。そのうち1つはすでに使用されているため、増設できるのは1つのみです。 メモリスロットはDIMMスロットを4基搭載しています。 また拡張カードスロットとして、PCI Express x1が3基、PCI Express x16が1基が搭載されています。 さすが、ミニタワー型筐体を採用しているだけあって、拡張性は高いですね。これなら、購入後に拡張したくなっても安心です。 4)使い勝手をチェック
使用してみて驚いたのが、その静粛性の高さ。ほとんど音がしないので、静かな環境でも気になりません。
また有線LAN端子に加えて、Bluetooth/WiFi機能を標準で装備。したがって、ワイヤレス環境が構築されていれば、ケーブルレスでネットに接続できます。WiFiで接続する場合、ケーブルが不要となるので、設置場所を自由に決めることができます。 また統合型7.1チャネルオーディオ(Waves MaxxAudioPro搭載)を内蔵しているため、臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。動画を堪能したいときなどに重宝しますね。 5)各パーツをチェック
5-1)前面部
![]() XPS 8700の前面部には光沢加工されたブラックを採用。デザイン自体、先代モデルのXPS 8500から大きな変更はありません。すごくツヤがあって見た目が綺麗です。 ![]() ![]() 前面部右下にはUSB 3.0端子が2つ配置されています。前面部にUSB端子があると、抜き差しがしやすくていいですね。 ![]() 前面部の一番下は通気孔になっています。メタリック調のフレームが格好いいですね。 5-2)上面部
![]() XPS 8700の前面部の一番上は、少し飛び出すような設計になっており、そこに19メディア対応メモリカードリーダーが配置されています。 ![]() 上面部の前方には電源ボタンが配置されています。 ![]() 電源をオンにするとボタンが点灯し、起動中であることがわかります。 ![]() XPS 8700の上面部には窪みが設定されており、スマホやミュージックプレーヤーなどの小さめのデバイスを置いておくことができます。 ![]() iPhoneを置いてみました。ちょうどいい大きさです。 ![]() また、この窪みの部分には、USB端子×2とイヤホン端子、マイク端子が配置されているので、ここでUSB接続することができて便利です。iPhoneであればケーブル接続して充電できます。 5-3)背面部
![]() XPS 8700の背面部。一番上には電源コネクタ。 ![]() 真ん中には、USB 2.0×2、USB 3.0×4、LAN端子、HDMI、DisplayPort、オーディオジャックが配置されています。 この構成の場合、グラフィックカードを搭載しているため、HDMI出力端子はカバーで覆われており、使えないようになっています。 XPS 8700には、USB端子としてUSB 3.0×6、USB 2.0×4が搭載されています。前面部に2つ、上面部に2つ、背面部に6つ配置されており、使いやすい端子を利用できます。 ![]() 一番下には各種拡張カードを装着できます。このXPS 8700には、グラフィックとしてNvida GeForce GTX650Tiを搭載。映像出力端子として、DVI×2、HDMIポートが用意されています。レガシータイプのVGA端子は配置されていません。 5-4)側面部
![]() 左側面部には通気孔が配置されています。 ![]() 右側面部に通気孔はなし。 6)筐体内部をチェック
![]() ![]() 側面部を少し後ろにずらせば、簡単に取り外せます。 ![]() 側面部は鉄製なので結構重たいです。取り外すときにしっかり持つようにしてください。 ![]() XPS 8700は、拡張性を重視したミニタワー型のボディを採用を採用しており、光学ドライブやHDDの増設に対応できます。 写真の右側が前面部です。左上には電源、その下にマザーボードとCPU、中央にメモリソケット、右上には光学ドライブなどを搭載できるベイ、その下にHDDベイが配置されています。 ミニタワー型の筐体を採用しているだけあって、内部のスペースは余裕があります。 これならエアフローも確保でき、熱がこもってしまうこともないでしょう。 ![]() 左上には電源が配置されています。最大出力は460W。よほど特殊な使い方をしない限り、十分な容量だと思います。 ![]() 電源の下にはマザーボードが配置されています。中央にCPU冷却ファン、右にはメモリソケットが見えます。 XPS 8700は、4つのDIMMメモリソケットを搭載しています。最大で32GBのメモリ構成を購入することが可能です。 ![]() 左下は拡張スロットエリアです。グラフィックカードが差し込まれています。 XPS 8700には、拡張カードスロットとして、PCI-Express x1が3基。PCI-Express x16が1基が搭載されています。この構成では、PCI-Express x16にグラフィックカードが刺さっています。 3基のPCI-Express x1が空き状態になっていますが、GTX650Tiが下に張り出しているため、実際に使えるPCI-Express x1は2基となります。 ![]() 右上の一番上には光学ドライブが配置されています。その下は空きベイです。ここに光学ドライブなどを増設することができます。 ![]() その下にある緑のデバイスはHDDです。この左横に空きベイが設定されているため、HDDを増設できます。 ![]() XPS 8700では優れたサウンド機能を実装しています。7.1チャンネル対応サウンド機能を標準で装備しているほか、WAVESテクノロジーを採用しているため、高品質のサウンドを再生することができます。 7)同梱物をチェック
![]() ![]() ![]() ![]() 8)まとめ
![]() 以上、XPS 8700の特徴について説明しました。まとめると次のとおりです。 【XPS 8700のまとめ】 ・第4世代Core i7プロセッサを搭載しており、高いパフォーマンスを発揮できる ・ミニタワー型筐体を採用することにより、将来に向けた拡張性を確保 ・高パフォーマンスのグラフィックスカードを搭載可能 このように、XPS 8700は、ハイパフォーマンス+高い拡張性+優れたグラフィック処理能力を実現した、高性能なマシンに仕上がっていると言えます。DELLで最も人気の高いシリーズなのも頷けます。動画の再生・編集を行うのにハイスペックなマシンを必要とする人にお勧めのデスクトップです。また拡張性に優れているので、将来的に長く使いたいという人にもお勧めです。Windows 10への無償アップグレード対象モデルです。
→DELLデスクトップ一覧ページ
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