DELL New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521) 解説

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New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)について詳しく解説します。
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DELL
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の特徴解説
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)は15インチ液晶を搭載したノートPC。

InspironノートのエントリーシリーズであるInspiron 3000シリーズに位置づけられており、コストパフォーマンスを重視した構成になっています。

Inspiron 3000シリーズ最新モデル一覧
デル15インチノートPC最新モデル一覧

(*DELLパソコンの4桁の型番(本モデルの場合「3521」)を確認する方法はこちら)
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)
シリーズ
 
特徴

Inspiron

3000シリーズ


上位
シリーズ
コストパフォーマンスに優れたエントリシリーズ
5000シリーズ Inspironシリーズの中間に位置づけられるミッドレンジシリーズ
7000シリーズ Inspironの中で最も性能にこだわったシリーズ
XPS 美しいデザインと高性能を両立させたスタイリッシュなノートシリーズ
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の主な特徴は次のとおり。

・15インチパネルを搭載
・CPUにCeleronプロセッサを搭載
・メモリは4GB搭載モデルのみ
・リフトヒンジ採用

ここでは、New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の特徴・スペック等について詳しく解説します。
【Inspiron 15 AMD(3525)購入レビュー】
Inspiron 15 AMD(3525)について詳しく解説しています。Inspiron 15 3521とはボディの大きさが同じなので参考になる部分も多いと思います。詳しくは、Inspiron 15 AMD(3525)購入レビューを参照してください。
【目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。ここに掲載している実機の写真はInspiron 15 AMD(3525)です。
1)15インチ液晶搭載ノートPC
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)は15インチ液晶を搭載したノートPC。大きめのパネルを搭載しているため見やすいと思います。
ディスプレイの外枠(ベゼル)の幅が狭いスリムベゼルデザインを採用しています。
重量は最小構成で1.61kg。15インチノートPCとしては軽いボディに仕上がっています。
2)スペックをチェック
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の主なスペックをチェックしてみましょう。インテルCeleronプロセッサを搭載した従来モデルのInspiron 15 3000 Intel(3510)と比較してみました。

Inspiron 15 3000 Intel N-series(3510)詳細情報

【New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の主なスペック】
 
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)
Inspiron 15 3000 Intel N-series(3510)
【参考】
 液晶
(最大解像度)
■15.6 インチ FHD (1920 x 1080) 120Hz 250 nits WVA 非光沢 LED バックライト スリム ベゼル ディスプレイ
■15.6-インチ HD (1366 x 768) 非光沢 LED-バックライト 非-タッチ スリム ベゼル ディスプレイ
■15.6インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト 非タッチ スリムベゼル 広視野角 ディスプレイ
タッチパネル
×
CPU
■インテル Celeron プロセッサー N4020 (4MB キャッシュ, 最大 2.8 GHz まで可能)
■インテル Celeron プロセッサー N4020 (4MB キャッシュ, 最大 2.8 GHz まで可能)
メモリ
■4GB, 1x4GB, DDR4, 2400MHz
■4GB, 4Gx1, DDR4, 2666MHz
ストレージ
■256GB M.2 PCIe NVMe SSD
■256GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
■インテルUHDグラフィックス600共有グラフィックスメモリー付き
■インテルUHDグラフィックス600共有グラフィックスメモリー付き
光学ドライブ
-
主な端子類
2×USB 3.2 Gen 1ポート
1×USB 2.0ポート
1×ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのセット)ポート
1×HDMI 1.4ポート
1× 電源アダプターポート
1×SDメディア カードリーダー
2×USB 3.2 Gen 1ポート
1×USB 2.0ポート
1×ヘッドセット(ヘッドホンおよびマイクロフォンのセット)ポート
1×HDMI 1.4ポート
1× 電源アダプターポート
1×SDメディア カードリーダー
カラー
■プラチナシルバー
■カーボンブラック
■カーボンブラック
寸法
高さ: 16.96 mm〜21.07 mm x 幅: 358.5mm x 奥行き: 235.56mm
高さ: 17.5 mm〜18.99 mm x 幅: 358.5mm x 奥行き: 235.56mm
最小構成重量
1.61kg
1.85kg
【CPU】
CPUにインテルCeleron プロセッサー N4020搭載モデルが用意されています。
CPU
性能
価格
インテルCeleronプロセッサ
低い
低い
インテルCore i3プロセッサ
インテルCore i5プロセッサ
インテルCore i7プロセッサ
高い
高い
Celeronプロセッサは、インテルプロセッサシリーズの中でエントリーに位置づけられます。メインストリームであるインテルCoreシリーズと比べて低価格なのですが、その分性能も低め。なので、価格重視のエントリーモデルに搭載されることが多いです。
インテルCeleron プロセッサー N4020プロセッサの主な詳細は次のとおりです。インテルCoreシリーズのCore i3/i5と比較してみました。
CPU インテル Celeron N4020 第11世代インテルCore i3-1115G4【参考】 第11世代インテルCore i5-1135G7【参考】
コアの数 2 2 4
スレッドの数 2 4 8
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 2.80GHz 4.10GHz 4.20GHz
キャッシュ 4MB 6MB 8MB
Celeron N4020はコア数が少ないため、複数の処理を同時実行する際にもたつきが発生しやすいです。性能重視なら、インテルCoreプロセッサ搭載したInspiron 15 3000 Intel(3511)がオススメです。
【メモリ】
メモリに関しては、4GB搭載モデルを選択可能。8GBメモリ搭載モデルは用意されていません。

Web閲覧/動画再生といった、比較的負荷のかからないタスクであれば4GBメモリでも、それほど動きが遅くなることはないと思いますが、複数の処理を同時に実行する際や負荷がかかった場合に処理に時間がかかかるケースが出てきます。
メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
性能にこだわるのであれば8GBメモリを搭載した他のモデルを検討することをオススメします。
【ストレージ】
ストレージについては、本モデルではSSDのみの構成を選択できます。アクセス速度が速いため、すぐに起動するほか、アプリケーションの立ち上げも高速です。容量については、256GBのSSD搭載モデルを選べます。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
【グラフィックス】
グラフィックスに関しては、CPU内蔵タイプのみを選択可能。描画処理能力に優れたカードタイプのグラフィックスは選択できません。Inspiron 3000シリーズは、あくまでエントリシリーズに位置づけられているため、描画処理能力にはこだわらない仕様になっています。
グラフィックス
性能
用途
本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
×
【光学ドライブ】
光学ドライブは搭載していません。光学ドライブを非搭載とすることで、価格を低く抑えられるうえ、ボディのコンパクト化/スリム化を実現できます。ただし、DVDを再生したいときにいちいち外付けの光学ドライブを接続する必要があるので利便性は下がります。
 
利便性
ボディのコンパクトさ/重量
価格
光学ドライブなし
(ボディが薄い/軽い)

(価格が安い)
光学ドライブあり
(いつでも使える)
■パッケージ別のスペックをチェック
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の パッケージ別のスペックをチェックしてみましょう。
【New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)のパッケージ別のスペック】
 
エントリー
 液晶
(最大解像度)
15.6インチ
非光沢
(1920×1080)
CPU
インテルCeleron N4020
メモリ
4GB, 4Gx1, DDR4, 2400MHz
ストレージ
256GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス
インテルUHDグラフィックス 600共有グラフィックス メモリー付き
エントリーパッケージのみが用意されています。
3)プラチナシルバー/カーボンブラックのカラーリング
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)では、プラチナシルバーとカーボンブラックの2つのカラーリングを用意。
明るいカラーがよければプラチナシルバー、落ち着いたカラーがよければカーボンブラックがおすすめ。
こちらはプラチナシルバー。
4)特徴をチェック
■搭載している端子類
搭載している端子類は、
HDMI1.4×1
USB 3.2 Gen 1 Type-A×2
USB 2.0×1
ユニバーサル・オーディオ・ジャック×1
SDカードリーダー

です。

LAN端子は搭載されていません。したがって、有線でネットに接続する必要がある場合はアダプタ等を用意する必要があります。
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)に搭載されているUSB端子は次のとおり。
USB端子
最大転送速度
本モデルでの搭載
個数/場所
USB 2.0 Type-A 0.48Gbps 1個/
右側面部
USB 3.2 Gen 1 Type-A 5 Gbps 2個/
左側面部
従来から使われているUSB Type-A端子を3個搭載。より小さくて前後の向きのないType-C端子は非搭載です。

最近では、多彩な機能を備えることのできるType-C端子が搭載するモデルが増えていますが、New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)では、価格重視ということで採用されていません。
■外部映像出力
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)に搭載されている映像出力端子はHDMIのみです。
映像出力端子
個数/場所
用途
HDMI 1.4 1個/左側面部 映像+音声
外部映像出力端子を経由して外部モニタに接続することで、大画面で表示できるようになるため、作業効率をアップできます。
■リフトヒンジ採用
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)では、背面部分が接地するリフトヒンジを採用。机と底面部の間にスペースができるため、エアフローを改善できます。またキーボードが傾斜する形になるためキータイピングしやすくなります。
■急速充電対応
ExpressCharge機能を装備しているため、60分で最大80%の充電を実行することが可能。短時間で充電することができます。
■指紋認証センサー搭載(オプション)
オプションで指紋認証センサーを搭載できます(+3,000円)。いちいちキーボードを使わなくても済むため、手間無くログインできるうえ、セキュリティも高められます。
5)各パーツをチェック
New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)の各パーツをチェックします。
■ディスプレイ
ディスプレイには15.6インチパネルを搭載。最大解像度は1920×1080ドット。
非光沢タイプのパネルを採用しています。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
非光沢パネルは、映り込みが発生しにくく、長時間見続けたときの眼の疲れを軽減できます。
液晶の明るさを現す輝度は250ニット。明るいパネルなです。
リフレッシュレートは120Hz。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書き換わったかを計測する値です。Hz(ヘルツ)によって示され、1秒間に60回書き換わると60Hzと表現されます。
リフレッシュレートが低いとチラツキが生じたり、映像が滑らかに表現されない、などの問題が生じます。
一般的なモニタのリフレッシュレートは60Hz。本モデルには120Hzのパネルが採用されているため、より滑らかな表現が可能です。
タッチパネルは非搭載です。なお、Dell ComfortView Low Blue Light (LBL)ソリューションを導入しており、有害なブルーライトの放出を軽減します。
■右側面部
1)SDカードリーダー、2)USB 2.0、3)ヘッドセットポートが配置されています。
■左側面部
4)電源アダプターポート、5)HDMIポート、6)7)USB 3.2 Gen 1が配置されています。
まとめ
以上、New Inspiron 15 3000 Intel N-series(3521)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・15インチパネルを搭載
・CPUにCeleronプロセッサを搭載
・メモリは4GB搭載モデルのみ
・リフレッシュレートが120Hz
・リフトヒンジ採用