ゲーミングノートDell G5 15について詳しくレビューします。
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![]() Dell G5 15は15インチ液晶を搭載したノートPC。
![]() DELLで新たに導入されたGシリーズに属しています。Gシリーズは、手軽にゲームを楽しんだり、負荷のかかる動画/画像編集を快適に処理できるよう設計されたハイパフォーマンスシリーズです。 性能的には、従来からあるInspironシリーズとゲーミングに特化したAlienwareの中間に位置づけられています。Inspironシリーズよりも高いパフォーマンスが必要だが、Alienwareは価格が高くて手が出しにくい、という人向けの構成/デザインになっています。 Gシリーズには、■G3 15/■G5 15/■G7 15の3つのモデルが用意されていますが、G5 15はGシリーズの中間に位置づけられていますが、パワー的には最上位モデルのG7 15と遜色ありません。 →参考:G3 15レビュー / G7 15レビュー →参考:Gシリーズ(G3 15/G5 15/G7 15)を比較 またG3シリーズの17インチ液晶搭載モデルとしてG3 17も用意されています。 →参考:G3 17レビュー ここではDell G5 15の特徴・スペック等についてレビューしたいと思います。 (2019/2追記)G5 15(5587)の後継モデルとしてNew G5 15(5590)が登場しました。NVIDIAの最新グラフィックスGeForce RTX2060搭載モデルを選択できるなど、性能アップが図られています。比較および詳細についてはNew G5 15(5590)レビューを参照してください。 ![]() →参考:GシリーズノートPC最新モデルの比較 ![]() 【レビュー目次】
・1)ゲーミングPCらしさを抑えたデザイン
・2)手頃な価格を実現したゲーミングPC ・3)ゲームを楽むための充実したスペック/構成 ・4)パフォーマンスをチェック ・5)ゲーミングノートPCとしてはスリム ・6)優れた排熱設計 ・7)サウンドも充実 ・8)使い勝手をチェック ・9)各パーツをチェック ・10)筐体内部に容易にアクセスできる ・11)同梱物をチェック ・12)まとめ ![]() 1)ゲーミングPCらしさを抑えたデザイン
![]() Gシリーズはゲーミングマシンとして位置づけられますが、従来のゲーミングPC(Alienwareなど)と比べて、ゲーミングPCらしさを抑えたデザインになっています。光が当たったときの反射が柔らくいい感じです。 ![]() 天板部分中央に配置されている赤色のDELLのロゴマークがすごく目を引きます。 ![]() 側面部は丸みを帯びた形状になっており、手で触ったときの感触が柔らかいです。 ![]() 前面部は斜めにカットされたようなデザインを採用。 ![]() 液晶の外枠/キーボード/周辺部はブラック。落ち着いた印象を与えます。 ![]() タッチパッドはレッドで縁取られており、デザイン上のアクセントになっています。 ![]() 排熱問題を解決するため、背面部に広く配置されている通気孔のデザインはちょっとレーシンカーっぽいです。 ![]() この部分はゲーミングPCっぽさを感じます。 ![]() カラーリングはレッドとブラックの2色を用意。 ![]() レッドは鮮やかですが、ブラックは落ち着いた色合いです。 2)手頃な価格を実現したゲーミングPC
これまでDELLからはゲーミングPCとしてAlienwareが用意されていました。しかし、Alienwareは高性能ではあるけれども価格がちょっと高め。
![]() (写真はAlienware 15) Alienware 15(15インチノート)の最小構成が18万円台なのに対し、G5 15の最小構成は12万円台。性能面ではAlienwareの方が上ですが、それでもG5 15は、ゲームを楽しめる構成を実現しつつ、Alienwareよりも安い価格設定なので購入しやすいと思います。 3)ゲームを楽しむための充実したスペック/構成
Dell G5 15の主なスペックをチェックしてみましょう。Dell G5 15には次の3つのパッケージが用意されています。
【Dell G5 15の主なスペック】
CPUには第8世代インテル i5-8300H/i7-8750H搭載モデルを選択可能。
選択できるメモリ容量は8GB/16GBです。 ストレージは256GB SSDのみの構成に加えて、SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能。搭載されるSSDは、SATA接続タイプよりも高速なM.2 PCIe NVMeタイプを採用しています。 アクセス速度だけを求めるのであればSSD搭載モデル、アクセス速度+大容量データ保存を追い求めるのであれば、ハイブリッド構成、というようにニーズに合わせて選べます。 グラフィックスには、ハイパフォーマンスなNVIDIA GTXシリーズのNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti/1060のいずれかを搭載したモデルを選べます。 光学ドライブは非搭載です。 4)パフォーマンスをチェック
G5 15のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機の構成は次のとおり。
・プロセッサ:インテルCore i7-8750H ・メモリ:16GB ・ストレージ:256GB SSD + 1TB 5400RPM ハードドライブ (ストレージ) ・グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1060 NVIDIA Max Q デザイン テクノロジー ![]() ![]() CPUの性能をテストするCINEBENCHベンチマークのスコア。 CPU:1095cb CPU(シングルコア):169cb OpenGL(描画処理能力):111.38fps ![]() 「3Dmark」ベンチマークのスコア。Time Spyは3834。 ![]() Fire Strikeのスコアは10031。 かなり高い描画処理能力を発揮できるのがわかります。 ![]() 負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークのスコア。 「最高品質」「1920×1080」でスコアは「19292」、評価は「すごく快適」。 ![]() バイオハザード6ベンチマークのスコアは、「1920×1080×32bit」「DirectX 9.0c」でランク「S」、スコアは「18705」、「現在の設定で、とても快適な動作が見込めます」という評価です。 ![]() 負荷が中程度の「FINAL FANTASY 14 紅のリブレータ」のスコア。 「1920×1080」「最高品質」でスコアは「10815」、評価は「非常に快適」。 ![]() 重い負荷がかかるFINAL FANTASY 15ベンチマークのスコア。
負荷の高いゲームは、解像度を落とすか、品質を落とすかしないと、快適に楽しむことはできませんが、負荷が軽い〜中程度のゲームであれば快適に楽しめると思います。 5)ゲーミングノートPCとしてはスリム
![]() G5 15は15.6インチ液晶を搭載したノートPC。 ![]() 厚さは約25mm。 ![]() 高性能なグラフィックを搭載したゲーミングノートPCとしてはスリムな部類に入ると思います。 ![]() 液晶を開いたところ。液晶はここまで傾けることができます。 ![]() これぐらいの厚みであれば掴みやすいですね。 ![]() ![]() B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。 ![]() 重量は約2.8kg ![]() さすがはゲーミングPC。ずしっと重いです。片手でなんとか持ち上げられるぐらいの重さです。 ![]() 脇に抱えて持ってみました。 ![]() 重いですが、ちょっと移動するぐらいであれば問題はありません。 ![]() 本体には、耐久性に優れたマグネシウム合金を採用しています。 6)優れた排熱設計
G5 15では、ゲームを快適に楽しめるよう、熱による性能低下を最小限に抑える構造を採用しています。
![]() 底面部の通気孔が大きめにとられているのがわかります。 ![]() 左右にそれぞれ冷却用のファンが配置されており、 ![]() 効果的に筐体内部を冷却できるようになっています。 ![]() ボディの背面部の左右に、排気口が配置されています。 ![]() 排気の流れとディスプレイが干渉しないよう、シングルヒンジ設計を採用しています。 ![]() 7)サウンドも充実
ゲーム楽しむには、映像に加えてサウンドも重要です。
Dell G5 15では、サウンドテクノロジーとしてWaves MaxxAudio Proを採用しています。 ![]() スピーカーは前面部の左右に配置されています。 自分の体に近いところで音が奏でられるので、結構迫力がありますね。音の広がりも感じます。 ![]() 音のバランスは良く、低音部分も響きます。音に艶がある感じです。 ![]() 同梱されるMaxxAudioProアプリケーションを使って、サウンドをチューニングすることができます。 イコライザをいじって自分好みのサウンドに仕上げることが可能。 ![]() 事前に定義されたプロファイルから、最適なものを選択することもできます。 8)使い勝手をチェック
G5 15の使い勝手をチェックします。
■搭載している端子類は、HDMI 2.0、 SuperSpeed USB 3.1 Gen 1 Type-A×3(1つはPowerShare対応)、Thunderbolt 3ポート(40 Gbps ThunderboltおよびDisplayPort対応のUSB 3.1 Gen2 Type-C)、2-in-1 SDカードリーダー、ギガビットイーサネットRJ45端子、ヘッドホン/マイクコンボ端子です。 ■HDMI端子は4K出力をサポートしているため、4Kモニタを接続すれば、精細感の高い表示が可能。臨場感溢れるゲーミング環境を構築できます。 ■バッテリをわずか15分で25%充電される急速充電に対応。急いで充電する必要があるときに便利です。 ■指紋認証センサーを搭載しているので、ストレスフリーで安全にログインすることが可能。サッと起動できます。 ■IEEE 802.11 ac規格に対応しているので、acが使える環境であれば、高速かつ安定した通信環境を構築できます。またSmartByteテクノロジーを利用することで、スムーズなゲーミング/ストリーミング環境を実現できます。 9)各パーツをチェック
10)筐体内部に容易にアクセスできる
G5 15では、底面部にあるネジを1つ外すだけで、簡単に底面部を外せます。したがって、カスタマイズも容易に行えます。
![]() ドライバでネジを外します。 ![]() 留め具を外していけば、簡単に底面部を外せます。 ![]() 底面部の裏側には、冷却効果を高めるような施策が施されています。 ![]() 筐体内部。 ![]() 背面部寄りの部分の左右にはファンが1つずつ配置されています。 ![]() 中央にはメモリスロットが2つ配置されています。この構成では、2つのスロットとも使われています。 ![]() 左下には、SSDとHDDが配置されています。 ![]() 右下を占めているのはバッテリです。 11)同梱物をチェック
G5 15の同梱物をチェックします。
![]() ACアダプタと電源ケーブル。 ![]() 持ってみたところ。 ![]() 厚みもこんな感じ。平べったい形状をしています。 ![]() 電源ケーブルはちょっと太めなので、束ねづらいかもしれません。 ![]() ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は約694g。高性能グラフィックスを搭載したノートPCだけに重量はありますね。 まとめ
![]() 以上、Dell G5 15について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。 ・第8世代インテルCore i5/i7プロセッサ+NVIDA GeForce GTX 1050Ti/1060グラフィックスを搭載可能 ・充実した基本性能を誇る ・ゲーミングPCであるAlienwareに比べて低めの価格設定 ・ゲーミングPCらしさを抑えたデザイン ゲーミングマシンが欲しいが、デザインはおとなしめがいい人、価格を重視したい人にオススメです。 *詳しくは、Dell G5 15詳細情報 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() デルのGシリーズゲーミングノートPC(1台10万円以上)を注文する際にクーポンを利用すればオンライン価格から3%オフになる当サイト向け特別クーポンを発行中です。詳細情報/利用方法については、特別クーポン詳細ページを参照してください。クーポンコードについては、当サイト向け特別クーポンページ ![]()
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