Dell G7 15レビュー

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ゲーミングノートDell G7 15について詳しくレビューします。
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Dell G7 15レビュー
Dell G7 15は15インチ液晶を搭載したノートPC。

Dell G7 15 レビュー
DELLで新たに導入されたGシリーズに属しています。Gシリーズは、手軽にゲームを楽しんだり、負荷のかかる動画/画像編集を快適に処理できるよう設計されたハイパフォーマンスシリーズです。

性能的には、従来からあるInspironシリーズとゲーミングに特化したAlienwareの中間に位置づけられています。Inspironシリーズよりも高いパフォーマンスが必要だが、Alienwareは価格が高くて手が出しにくい、という人向けの構成/デザインになっています。

ここではDell G7 15の特徴・スペック等についてレビューしたいと思います。

→参考:GシリーズノートPC最新モデルの比較
【レビュー目次】
1)一般的なノートと思える無難なデザイン

Dell G7 15はゲーミングノートPCとして位置づけられていますが、一見すると、通常のノートPCと思えるような無難なデザインになっています。


グラフィックやCPUから出る熱を排出するため、通気孔が大きめにとられていますが、あまりそこを強調することなく、おとなしめのデザインになるよう仕上げられています。

Dell G7 15 レビュー カラーリングはホワイトとブラックを用意。イベントにホワイトモデルが展示されていました。ブラックモデルが精悍な感じなのに対し、ホワイトモデルが柔らかいイメージですね。


シルバーが印象的に使われており、全体的に洗練されたデザインに仕上がっていると思います。


ホワイトだと、ゲーミングPCらしさが余計に払拭されますね。


ホワイトモデルのキーボード/周辺部/液晶外枠部分はブラックです。


ブラックモデル。


キーボードの左上と


背面部に「G7」のロゴが配置されています。すごく格好いいですね。


15インチ液晶搭載モデルで、なおかつゲーミングノートということもあり、ボディは大きめ。脇に抱えて持つと、その大きさがよくわかります。


ノートと比べるとこんな感じ。


重量は実測値で2.8kg。


かなり重いです。


厚みは約25mm。ゲーミングノートPCとしては、割とスリムな方だと思います。掴みやすいので、携帯しやすいと思います。
2)従来のゲーミングPCと比べて購入しやすい価格を実現

これまでDELLからはゲーミングPCとしてAlienwareが用意されていました。しかし、Alienwareは高性能ではあるけれども価格がちょっと高め。

Alienware 15(15インチノート)の最小構成が18万円台なのに対し、G7 15の最小構成は13万円台。性能面ではAlienwareの方が上ですが、それでもゲームを楽しめる構成を実現しつつ、Alienwareよりも安い価格設定なので購入しやすいと思います。

3)ゲームを楽しむための充実したスペック/構成
Dell G7 15の主なスペックをチェックしてみましょう。Dell G7 15には次の3つのパッケージが用意されています。

【Dell G7 15の主なスペック】
 
プラチナ
GTX1050 Ti搭載
プレミアム
GTX1060搭載 VR
プラチナ
256GB SSD+1TB HDD
・GTX 1060搭載 VR
スプレマシー
256GB PCIe SSD+1TB HDD・GTX 1060搭載 VR
液晶
(最大解像度)
15.6-インチ FHD (1920 x 1080) IPS アンチ-グレア LED-バックライト ディスプレイ
CPU
第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6-コア, 9MB キャッシュ, 最大 3.9GHzまで可能 ターボ ブースト 付き)
第8世代インテル Core i5-8300H プロセッサー (クワッド-コア, 8MB キャッシュ, 最大 3.9GHzまで可能 ターボ ブースト 付き

第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6-コア, 9MB キャッシュ, 最大 3.9GHzまで可能 ターボ ブースト 付き)
第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー (6-コア, 9MB キャッシュ, 最大 3.9GHzまで可能 ターボ ブースト 付き)
第8世代インテル Core i9-8950HK プロセッサー (6コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.8GHz まで可能 ターボ ブースト 付き)
メモリ
8GB, DDR4, 2666MHz
16GB, DDR4, 2666MHz
ストレージ
128GB SSD (ブート) + 1TB 5400RPM ハードドライブ (ストレージ)
256GB SSD (ブート) + 1TB 5400RPM ハードドライブ (ストレージ)
光学ドライブ
×
グラフィックス
NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き
NVIDIA GeForce GTX 1060 NVIDIA Max Q デザイン テクノロジー , 6GB GDDR5 ビデオ メモリ付き
寸法
(cm)
幅: 389 mm
高さ: 24.95mm
奥行:274.7 mm
最小重量
(kg)
2.63kg


CPUには第8世代インテルCore i5/i7/i9搭載モデルを選択可能。Core i5-8300Hは4つのコア、Core i7-8750HとCore i9-8950HKは6つのコアを搭載しています。

選択できるメモリ容量は8/16GBです。

ストレージはSSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能。SSDの容量を128GB/256GBの中から選択できます。

グラフィックスには、ハイパフォーマンスなNVIDIA GTXシリーズのNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti/1060のいずれかを搭載したモデルを選べます。

光学ドライブは非搭載です。

G7 15のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機の構成は次のとおり。

・プロセッサ:インテルCore i7-8750H
・メモリ:16GB
・ストレージ:256GB SSD (ブート) + 1TB 5400RPM ハードドライブ (ストレージ)
・グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 1060 NVIDIA Max Q デザイン テクノロジー


描画処理能力をテストするCINEBENCHベンチマークのスコア。

OpenGL(描画処理能力):118.5fps
CPU:1130cb


ストレージ性能をチェックするCrystalDiskMarkのスコア。


3DMarkベンチマークのスコア。Time Spyは3789。


標準的なゲーミングノートPCと同レベルです。


Fire Strikeのスコアは9981。


かなり高い描画処理能力を発揮できるのがわかります。

またゲームを堪能できるよう、排熱によるパフォーマンスの低下を最小限に抑える構造になっています。


底面部の通気孔が大きめにとられているのがわかります。


ゲームとしては薄型のボディに大型の冷却用通気口とデュアルファンを搭載。


左右にファンが配置されているのが見えます。


ボディの背面部にも通気孔が大きめにとられています。

排気の流れとディスプレイが干渉しないよう、シングルヒンジ設計を採用しているのも大きな特徴です。

ゲームを快適に楽しむために重要なのがサウンドです。Dell G7 15では、サウンドテクノロジーとしてWaves MaxxAudio Proを採用しています。

スピーカーは前面部の左右に配置されており、体に近い所で音が響きますが、手の位置によっては遮られることがあります。

音のバランスは良く、低音部分も響きます。音に艶がある感じ。十分サウンドも楽しめます。

搭載している端子類は、HDMI 2.0、 SuperSpeed USB 3.1 Gen 1 Type-A×3(1つはPowerShare対応)、Thunderbolt 3ポート(40 Gbps ThunderboltおよびDisplayPort対応のUSB 3.1 Gen2 Type-C)、2-in-1 SD/MicroMediaカード、ギガビットイーサネットRJ45端子、ヘッドホン/マイクコンボ端子です。

4)各パーツをチェック

液晶。15.6インチパネルを搭載。最大解像度は1920×1080ドット。


表示が綺麗で視野角の広いIPSパネルを採用。

また非光沢パネルなので、映り込みが発生しにくく、長時間画面を見続けても目が疲れにくいです。


液晶表示がすごく鮮明で綺麗です。黒もしっかり表現できるので、暗い場面の多いゲームも十分楽しめると思います。


視野角は広く、斜め方向から見てもしっかり表示を確認できます。


自分で撮影した画像を表示してみましたが、精細感が非常に高いです。


キーボード。


防滴設計キーボードになっているので、誤って飲み物をこぼしても安心です。


テンキーを搭載しています。右上には電源ボタンが配置されています。このボタンは指紋認証リーダーを兼ねています。


キートップは滑りにくいですね。

キーストロークは1.4mmとちょっと浅め。

なお、レビュー機は日本語キーボードを搭載していますが、Dell G7 15では日本語キーボードと英語キーボードのいずれかを選択できます。

英語キーボードのみバックライト(青色)が装備されているので、暗い環境でも快適に作業することができます。


フルサイズキーボードを採用しているため、窮屈な感じはないです。

ゲーミング向けに設計されているため、キーの耐久性も高められています。


タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。青色の縁取りがすごく印象的です。


タッチパッドは大きめです。


パームレストが広めにとられているので、ゲーム中に手を休ませることができます。パームレストの表面はざらざらしており、汚れがつきにくい仕様になっています。


左側面部。電源端子、ギガビットイーサネットRJ45端子、SuperSpeed USB 3.1 Gen 1 Type-A 端子、2-in-1 SD/MicroMediaカードスロットが配置されています。

HDMI端子は4K出力をサポートしているため、4Kモニタを接続すれば、精細感の高い表示が可能。臨場感溢れるゲーミング環境を構築できます。


電源ケーブルを接続したところ。


SDカードをカードスロットに挿入したところ。奥まで差し込んでも、これだけSDカードがはみ出しているので、カードを挿したまま移動させるときは注意が必要です。


右側面部。


ヘッドフォン/マイク端子、SuperSpeed USB 3.1 Gen 1 Type-A端子×2、Type-C Thunderbolt 3端子(40 Gbps ThunderboltおよびDisplayPortをサポート)、HDMI 2.0 出力端子が配置されています。


前面部の左右にスピーカーが配置されています。


背面部にも端子類は配置されておらず、両サイドに通気孔のみが配置されています。


底面部。通気孔のみが配置されています。バッテリは内蔵タイプです。

5)簡単に筐体内部にアクセス可能

G7 15では、背面部にあるネジを1つドライバで外すだけで、背面部のカバーを簡単に外すことができます。


上の写真の上部両脇にファン、中央上部にメモリモジュール、左下にSSDとHDD、右下にバッテリが配置されています。


メモリモジュールは2つ配置。


SSDとストレージ。

ネジ1本外すだけで簡単に筐体内部にアクセスできるので、自分のニーズに合わせて容易にカスタマイズすることができます。
6)同梱物をチェック

ACアダプタと電源ケーブル。


ACアダプタは平べったい形状をしています。




ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は約698g。

G7 15がグラフィック性能に優れたゲーミングノートだけに、ACアダプタも重量があります。
まとめ


以上、Dell G7 15について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

・第8世代インテルCore i5/i7/i9プロセッサ+NVIDA GeForce GTX 1050Ti/1060グラフィックスを搭載可能
・充実した基本性能を誇る
・ゲーミングPCであるAlienwareに比べて低めの価格設定
・普段使いでも周りの目が気にならない一般的なデザイン

いかにもゲーミングPC!というモデルでなく、控えめのデザインのPCを探している人、負荷のかかる動画/画像編集を快適にこなせるノートPCを探している人にオススメです。

*詳しくは、Dell G7 15 7588詳細情報(DELL Webサイトにジャンプします)を参照してください。

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