DELL Inspiron 24 5000(5477) レビュー

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Inspiron 24 5000(5477)について解説します。
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DELL
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップレビュー

DELLのInspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップは、液晶とPCが一体化したオールインPCです。

→参考:DELLのオールインワンPCのラインアップ

Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップ レビュー
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの主な特徴は次のとおり。

・23.8インチ液晶を搭載したオールインワンPC
・フレームの存在が気にならないフレームレスデザインを採用
・オールインタイプのため最低限のケーブルで済ますことができる
・タッチパネルを搭載
・第8世代インテルCore i3/i5/i7搭載モデルを選択可能
・グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX1050搭載モデル選択可能
・多関節スタンドの採用により、拡張調整の幅が広がる

ここでは、Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの特徴・スペック・使い勝手等について詳しく解説します。

*DELLパソコンの4桁の型番(このモデルの場合は「5477」)を確認する方法はこちら
【レビュー目次】
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずDELL Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)フレームレスデザインを採用


Inspiron 24 5000(5477)は、 モデル名に「フレームレス」が付いていることからもわかるとおり、液晶のフレームが非常に薄くなったフレームレスデザインを採用している点が大きな特徴として挙げられます。


指と比べるとその薄さがよくわかります。

フレームレスデザインだと、画面を見ているときにフレームの存在が気にならず、画面への没入度を高めることができます。またデザインも、よりスタイリッシュな仕上がりになっています。
2)IPS/非光沢/タッチパネル搭載

Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップは23.8インチ液晶を搭載。


ノートと比べるとこんな感じ。


最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット


IPSパネルを搭載しているため、表示はすごく綺麗。視野角も広く、斜め方向からでもしっかり表示を確認できます。

また非光沢パネルを採用しているため、照明などによる映り込みがほとんど発生しません。角度を微調整する必要がないのはすごく楽です。


タッチパネルを搭載しています。

非光沢パネルなのにタッチパネルというのはなかなか珍しいですね。これだけ液晶が大きいと、指で操作したくなるので、やはりタッチパネルを搭載していると、直感的に操作できてすごく便利です。
3)多関節スタンドを採用

Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップは多関節スタンドを採用しており、液晶部分の角度をある程度自由に調整することができます。


スタンド部分がちょっとロボットみたいなギミックになっているのがわかります。


こんな感じで液晶部分の角度を調整することが可能。




角度の調整は、液晶部分の左右を両手で持って行いますが、ちょっと固めなのでちょっと力を入れる必要があります。


あとフレームレスデザインなので、電源オンの状態では、両手で触るときに液晶を触って反応してしまうことがあるので注意が必要です。


こんな風に液晶部分を手前に持ってくることが可能。

より近い場所で見ることができるので、映像を見るときなどに迫力が増しますね。あとInspiron 24 5000(5477)はタッチパネルを搭載しているのですが、この位置にするとタッチ操作しやすいです。


台座部分は結構大きめなので安定しています。

多関節スタンドを採用しているため、左右回転・縦横回転機能はありません。
4)スペックをチェック
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの主なスペックは次のとおり。

 
スタンダード・タッチパネル
プレミアム・タッチパネル
プラチナ・タッチパネル
液晶
23.8-インチ FHD (1920 x 1080) アンチ-グレア・タッチディスプレイ
(1920×1080)
タッチパネル
CPU
第8世代インテル Core i3-8100T プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.6 GHz まで可能)
第8世代インテル Core i5-8400T プロセッサー (9MB キャッシュ, 最大 4.0 GHz まで可能)
第8世代インテル Core i7-8700T プロセッサー (12MB キャッシュ, 最大 4.0 GHz まで可能)
メモリ
8GB, DDR4, 2400MHz
8GB, DDR4, 2666MHz
16GB, 2x8GB, DDR4, 2666MHz
ストレージ
128GB M.2 SSDR ドライブ (ブート) + 1TB 7200RPM SATA ハードドライブ (ストレージ)
2TB 5400 rpm ハード ドライブ
256GB PCIe M.2 SSD (ブート) + 1TB 7200RPM ハード ドライブ (ストレージ)
グラフィックス
インテルUHD グラフィックス
NVIDIA GeForce GTX1050 4GB GDDR5 グラフィックス メモリ 付き
光学ドライブ
なし
ワイヤレス
802.11ac + Bluetooth 4.1,
端子類
側面
1 USB 3.1 Type-C Gen 1/1 USB 3.1 Gen 1(PowerShare対応)/1 ユニバーサル・オーディオ・ジャック/3:1 SDカードリーダー

背面
1 HDMI入力
1 HDMI 1.4出力
1 RJ45(10/100/1000イーサネット)
2 USB 2.0
2 USB 3.1 Gen 1
1 音声ライン出力
1 DC電源
最小重量
7.85kg
CPUはインテル第8世代Core i3/i5/i7搭載モデルを選択可能。

CPU 第8世代インテル Core i3-8100T 第8世代インテル Core i5-8400T 第8世代インテル Core i7-8700T
コアの数 4 6 6
スレッドの数 4 6 12
プロセッサー・ベース動作周波数 3.1GHz 1.70GHz 2.40GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 - 3.30GHz 4.00GHz
キャッシュ 6MB 9MB 12MB


Core i3-8100Tは4コア/4スレッド、Core i5-8400Tは6コア/6スレッド、Core i7-8700Tは6コア/12スレッドプロセッサです。

メモリは8GB/16GB搭載モデルを選択可能。Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった比較的負荷のかからないタスクであれば、8GBの江守でも、余裕のある処理が可能です。

ストレージはSSD+HDDのハイブリッド構成、HDDのみの構成を選べます。SSDとHDDでは、アクセス速度に格段の差が出るので、速度重視であればSSDを選ぶべきです。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックスのほか、NVIDIAのハイエンドグラフィックスシリーズGeForce GTX1050搭載モデルを選べます。

GeForce GTX1050は、高性能グラフィックスのエントリーモデル。少し軽めのゲームを楽しみたい、一般的なタスクに加え、動画/画像編集作業も行いたいのであれば、GTX1050搭載モデルがオススメです。

光学ドライブは非搭載です。

高速アクセス可能なIEEE802.11 ac規格に対応しているので、より快適なネット環境を構築できます。

このスペックを見る限り、Inspiron 24 5000(5477)はミドルクラスのパフォーマンスを発揮できるよう設計されたマシンに位置づけられています。

パフォーマンスをチェック
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップのパフォーマンスをチェックしてみます。

レビュー機のスペックは次のとおり。

【プレミアム・タッチパネルモデル】
・CPU:第8世代インテルCore i5-8400T
・メモリ:8GB
・ストレージ:2TB HDD
・グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1050


CINEBENCHベンチマークのスコア

OpenGL(描画処理能力):87.05fps
CPU:721cb
CPU(シングルコア):136cb


3DMardベンチマークの「Time Spy」のスコアは1802。


「Fire Strike」のスコアは5341。


比較的負荷のかからないライトなゲームであるドラゴンクエストXのベンチマークソフトのスコア。

「最高品質」「1920×1080」で「すごく快適」という評価。スコアは「12608」。十分に楽しめる性能を確保しています。


中程度の負荷のかかるFINAL FANTASY 14 紅蓮のリベレーターのベンチマークの結果は、「1920×1080」「最高品質」で「とても快適」という評価。スコアは6273です。


負荷のかかるFINAL FANTASY 15ベンチマークの結果は
・「1920×1080」「軽品質」→スコア:4363/評価:普通
・「1920×1080」「標準品質」→スコア:3557/評価:普通
・「1920×1080」「高品質」→スコア:2400/評価:重い
軽品質/標準品質ならなんとか楽しめそうです。

グラフィクスに高性能なNVIDIA GeForce GTXシリーズのエントリーモデル1050を搭載しているだけあって、CPU内蔵グラフィックス搭載モデルに比べて描画処理性能は高め。

それほど負荷のかからないゲームであれば快適に楽しめると思います。またある程度のクリエイティブ作業(動画/画像の編集)もこなせると思います。

5)ポップアップ式Webカメラを採用

Inspiron 24 5000(5477)はフレームレスデザインを採用しており、液晶上部のフレームも薄くなっています。したがって、ここにWebカメラは配置されていません。

どこにあるかというと、使わないときは上面部に格納されており、使うときだけ引き出すポップアップ式になっています。


上面部。ぱっと見た限り、何も配置されていないように見えますが、


中央部分を指で軽く押すと、


Webカメラが飛び出てきます。押し込めば、格納することが可能です。


最近ではWebカメラがハッキングされて盗撮されるケースも出てきているので、使うときだけ飛び出すポップアップ式のWebカメラの方が安心ですね。

またWebカメラの横にはWindows Hello対応の赤外線カメラが配置されており、顔認識技術を利用して安全/快適にログインすることができます。
6)外部出力可能
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップには、HDMI入力端子HDMI出力端子が1つずつ搭載されており、外部モニタに出力したり、外部デバイスの画面を表示したりすることが可能です。


背面部の下部の左にHDMI端子が配置されています。上の写真の左が出力端子、右が入力端子です。


外部モニタに接続したところ。左がInspiron 24 5000(5477)、右が24インチモニタです。表示は自動で認識してくれます。

より広い表示領域を確保できるため、作業効率をアップさせることが可能。


底面部の右に画面切替ボタンが配置されています。

HDMI入力端子を使って、他のデバイスの画面をInspiron 24 5000(5477)の液晶パネルに表示させたいときには、このボタンで表示を切り替える必要があります。

映像の出力/入力の両方が可能なので、多彩な使い方が可能です。
7)充実したサウンド
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップは、より臨場感のある映像/音響シーンを体験できるようDELL CINEMAというコンセプトを打ち出しています。

サウンドにはWaves MaxxAudio Proテクノロジーを採用。各モデルに合わせたチューニングが施されています。


スピーカーは液晶下部の左右に配置されています。

音楽を聴いてみた感想は、耳に直接響くので広がりのあるサウンドを楽しめます。


デフォルトではちょっと音がこもった感じがしましたが、付属するWaves MaxxAudio Proアプリケーションを使えば、自分好みの音質にチューニングできます。


イコライザを使って微調整することも、プリセットされたプロファイルの中から選択することもできます。

8)各パーツをチェック
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの各パーツをチェックしてみましょう。


前面部の右下に電源ボタンが配置されています。


左側面部。


下部に3-in-1 SDカードリーダー(SD, SDHC, SDXC)、USB3.1 Gen 1 Type-C端子、USB3.1 Gen1(PowerShare対応)端子、ヘッドフォン/マイク(兼用)端子が配置されています。


頻繁に使用する端子が、接続しやすいこの位置に配置されているイメージです。


SDカードを挿したところ。少しカード本体が飛びだしています。


右側面部の下部には、HDDステータスライトが配置されています。


背面部。

背面部はシルバーを基調としたデザインになっています。


背面部の下部に端子類が配置されています。


左から順に、HDMI1.4出力端子、HDMI入力端子、10/100/1000BASE-TX イーサネット端子、USB 2.0×2、USB3.1 Gen1 ×2、オーディオライン出力端子、電源コネクタが配置されています。


電源ケーブルを接続したところ。

背面部の下部に端子類があるので、接続する際はちょっとかがむ形になりますが、それほど接続しづらくはありません。


スタンドに穴が開いているので、ケーブルを通せば、配線をすっきり見せることが可能です。


スタンドは簡単に脱着可能です。


台座の裏側。滑り止めが配置されており、滑りにくくなっています。

9)同梱物をチェック
Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの同梱物をチェックします。


ACアダプタと電源ケーブル。


ACアダプタは平べったい形状をしています。


ちょっと大きめです。


DELL KM636ワイヤレスキーボード/マウスが同梱されます。

ケーブルで接続する必要がないので、好きな場所から操作することができるほか、使わないときは収納することができます。


レシーバを本体のUSB端子に接続して使用します。レシーバーは、マウス内に収納することが可能。




マウス/キーボードとも、特に使いづらい点はありません。


使わないときは、本体下に収納しておくことができます。
まとめ

Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップの特徴をまとめると次のとおり。

・23.8インチ液晶を搭載したオールインワンPC
・フレームの存在が気にならないフレームレスデザインを採用
・オールインタイプのため最低限のケーブルで済ますことができる
・タッチパネルを搭載
・第8世代インテルCore i3/i5/i7搭載モデルを選択可能
・グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX1050搭載モデル選択可能
・多関節スタンドの採用により、拡張調整の幅が広がる

なかなか完成度の高いオールインワンデスクトップに仕上がっています。

基本性能も高いし、外部出力も可能なので、メインマシンとして使用するのもありでしょうね。あるいは家族全員で使える共通マシンとして使うのもありだと思います。

*詳しくは、Inspiron 24 5000(5477)フレームレスデスクトップ詳細情報(DELL Webサイト)を参照してください。

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