DELLパソコンの購入に役立つ情報を提供するサイトです。
DELL Dimension 9150と5150Cの比較について詳しく説明します。
DELL Dimension 9150と5150Cの比較について詳しく説明します。
|
Dimension 9150とDimension 5150CはいずれもPentium Dプロセッサを搭載できる高性能デスクトップですが、その特徴は大きく異なります。
Dimension 9150は、拡張性を重視しているのに対し、Dimension 5150Cは省スペースを意識したつくりになっています。 それでは、この2つのモデルの違いについて詳しく見ていきましょう。
CPU、メモリに関する仕様は、両モデルともほぼ同じです。 細かく見ていけば、Dimension 9150のほうが多数のCPを選択できます。 【ハードディスク】 内蔵HDDベイの数が異なります。 Dimension 9150では内蔵HDDベイが2つ存在するため、 2つのHDDを搭載できます。したがって、データの冗長性を実現するRAIDを構成することが可能です。 【ポート】 ビデオカメなとの接続などで使用するIEEE1394ポートの数が異なります。 Dimension 5150Cでは前面と背面にそれぞれ1つずつ搭載されていますが、Dimension 9150では前面に1つ、背面に2つ搭載されています。 【拡張スロット】 Dimension 9150と5150Cで大きく異なるのが、この拡張スロットです。 Dimension 9150では合計6つのスロットが搭載されており、高速なPCI Expressスロットもそのうちの3つを占めています。一方Dimension 5150Cでは使用できるスロットは2つだけ。しかもロープロファイル仕様のため、使用できるPCIカードにも制約があります。 将来的な拡張性を重視されるのでしたら、高い性能と拡張性がパッケージされたDimension 9150をおすめします。 【外寸】 幅、高さ、奥行き、いずれをとってもDimension 5150Cのほうがコンパクトです。特に幅を見てみると、Dimension 5150Cは9150の半分になっています。 省スペース性を重視するのであればDimension 5150Cで決まりです。 【グラフィックコントローラ】 いずれも専用のグラフィックコントローラを搭載できますが、やはり拡張性に優れたDimension 9150のほうが、搭載可能なカードの種類を豊富に取りそろえています。 【サウンドカード】 Dimension 5150Cではオンボードのサウンドカードしか選択できません。一方Dimension 9150はSound Blaster製の高性能サウンドカードを搭載できます。音質にこだわるのであれば、Dimension 9150がおすすめです。 【ネットワークコントローラ】 Dimension 5150Cでは10/100Mbだけなのに対し、Dimension 9150では、それに加えて1GbのEthernet接続もサポートしています。1Gbネットワーク環境を構築しているのであれば、それに対応したDimension 9150を選択するとよいでしょう。 以上、見てきたように、Dimension 5150Cはスリムなデザインに高性能を詰め込んでいます。 3Dゲームを堪能したいとか、映像にこだわりたいといった特殊なニーズがなければ、Dimension 5150Cがおすすめです。ただ、こうしたニーズに対応したいとか、もっと拡張性がほしいとかという場合にはDimension 9150がいいでしょう。 私見としては、高性能マシンが欲しいということであれば、スペースに余裕がある限り、Dimension 9150を選らんだほうが、後で後悔するケースは少ないかなと思います。拡張性に優れているということは、後でさまざまな機能を追加できるということを意味します。1台目のハイパフォーマンスPCを選択するのであれば、Dimension 9150がおすすめです。 私も、このDimension 9150の前のモデルであるDimension 9100を購入して 使用しています。PentiumDデュアルコアプロセッサと1GBのメモリを搭載したため、性能面で不満を感じたことはありません。 拡張性に優れているため、購入した後に簡単に増設できるのも便利ですね。 後で後悔したくない、余裕のある性能を備えたデスクトップをお望みの方に最適です。 また、使用開始してから8か月ほどが経過しますが、大きなトラブルはなし。 安定しています。 (Dimension 9150の前のモデルであるDimension 9100の購入体験記をアップしています。 こちらからどうぞ!→「Dimension 9100の購入体験記」) 省スペースマシンがほしいとか、2台目の高性能マシンがほしいというニーズがある場合には、Dimension 5150Cがおすすめです。 |